少女霊異記
- 日本霊異記 (1)
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
少女霊異記の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
久々に、独りよがりな作品を読んでしまいました。設定も謎解き?も意味がわからない共感出来ない。面白くもないし、時間の無駄でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
霊魂ホラーに始まり、歴史ミステリで幕を閉じるという珍しい作品。 作者久々の猫殺しシーンがある第一話は良かったものの、話数が進みにつれ迷走が始まる。 といっても各話単独で見れば奇妙な点はなく、十分物語りに引き込まれる。 どのお話からも、「わたしが一人で調べて書いたのよ」という作者の声が聞こえ、頼もしい。 『水脈』の作者でもあることは、この際忘れよう。 なお第一話には『古典は源氏物語で懲りた。スズメを生け捕りにする若紫のどこが面白いのか、いまだに解らない。』という箇所があり、わたしは「勇気があるな」とニヤリとしたが、多くの人たちにとってはどうだろう。 また、わたしはこのお話のおかげで『漫画・日本霊異記』(ichida)」を買ってしまったから、『日本現報善悪霊異記』の入門書として良いかもしれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本を読んで、霊異記にはじめて興味を持ちました。 1、2話は、ドラマで言えば登場人物の背景・性格紹介。 ちょっとした謎を解きながら、隠れた真実の探り方を身に着けていく少女のお話です。 最初は、物足りないかもしれませんが、ドラマも第一話から盛り上がるわけではありません。 最後まで読み通してください。 きっと読んで面白かったと思えます。 3話で恋人に巡り合い、4話で怖い経験を共にすることで結びつきが強くなる。 5話は、母親の病、人生が垣間見られ霊異記の作者についても見え隠れしてくる。 6話で、作者の意図を見事に解き明かす。 女性にも、もっと霊異記の魅力を知って欲しいと、書かれているように感じます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
表紙に騙されたという感じ 最初は結構面白いのに段々つまらなくなっていった | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いくら高樹のぶ子さんの作品だとしても、 このタイトルと表紙では、 日本経済新聞(2014年11月23日)の書評を目にしていなければ、 本書を手に取ることはなかったでしょう。 そして、この書評は褒めすぎです。 日本霊異記を下敷きにして、奈良の地名にまつわる伝奇を軸に、 地名マニア(?)の薬師寺に勤める少女(?)が謎を解いていく(?)6話構成の連作短編集です。 第1話「奇(くす)しき岡本」は、最もミステリー色の濃い作品で、 真相は予想はつくものの、結構面白く読める作品です。 主人公の少女(?)もユニークで、その後の展開を期待して読み進みました。 ところが、だんだん作品の水準が下がっていくのです。 各話に一応謎らしき設定はあるものの、読み終えても「なるほど!」とはなりません。 せいぜい「ああそうですか」「それで?」といったところ。 軽い文体で、地名にまつわる伝奇の類いが長々説明されます。 その雰囲気は、古文か歴史の教師、それも、無理して軽いノリで話すウザイ教師の授業のようです。 あるいは、テレビの「怖い話」「〇〇の謎」といったバラエティー番組の再現ドラマを観ている感じです。 「少女(?)」と書いたのは、薬師寺に勤める20代前半の女性を「少女」と呼ぶべきか疑問があるからです。 そして、根本的な疑問は、これは一体どういう読者層を狙った作品なのかということです。 読み進めている間は、それこそ「少女」ないし20代女性向けの雑誌に連載された、「少女」向けの作品ではないかと思いました。 途中で巻末を見て驚きました。何とあの「文学界」に連載されたもの。混乱してしまいました。 高樹のぶ子さんですから、魅力的な作品世界を一応上手に築いてはいます。 ですが、読み終えて、誰に勧めて良いか分からない、そんな作品です。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 8件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|