未必のマクベス

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評判

未必のマクベスの評価:

3.76/5点 レビュー 97件。 B ランク

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平均点3.76pt

Amazonレビュー一覧

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全186件 181〜186 10/10ページ
No.6
(5pt)

洗練された恋愛小説

この本を読みながら、村上春樹の『羊をめぐる冒険』を思い出した。全体的な雰囲気が似ています。ただ、今の自分が引き込まれて、熱中できたという事は、もっと上質なストリー展開である事は間違いない。「羊をめぐる冒険』を再読しようとしても今の自分には到底無理だから。村上春樹が読めたのはぎりぎり『ノルウエーの森』まで。
村上春樹ほどストリー展開に無理はないが、現実離れした主人公の行動は、女の子にもてる事も併せ村上春樹の主人公っぽい。台詞もなんとなく似ている。
今の村上春樹には到底書けない洗練されたストリー、上質な会話、現代性も併せもつですから、もっと売れるべきでしょう。早川では無理か。前作『グリフォンズ・ガーデン』は絶版ですが、近くの図書館にあるようですので、早速借りて読んでみようと思います。作者には、長編次作に期待しております。
未必のマクベス (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 未必のマクベス (ハヤカワ・ミステリワールド)より
415209480X
No.5
(2pt)

期待外れでした。

ラジオで、オススメの作品だと聴き購入。展開が予想以上に現実離れしていて期待外れでした。中だるみ感も否めない作品でした。
未必のマクベス (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 未必のマクベス (ハヤカワ・ミステリワールド)より
415209480X
No.4
(5pt)

すらすら読めます。

犯罪小説でありながら、恋愛小説の要素も含まれており、あまり無いジャンルの本かと。読み始めると夢中になり、通勤時間に一気に読んでしまいました。主人公の独特な言い回しや表現が印象的であること、また、文章の組み立てがおもしろく、読み応えがありました。
未必のマクベス (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 未必のマクベス (ハヤカワ・ミステリワールド)より
415209480X
No.3
(2pt)

島耕作。

シンガポールを舞台に、大企業の裏金問題に巻き込まれる主人公。経済小説かと思いきや、初恋の思い出がところどころに挟まってきて恋愛小説とも読めなくない不思議な小説です。

 巷の評価は高い様ですが、私は読んでいて非常に違和感がありました。
 第一に主人公が行動しないこと。周りの人物に言われるがまま動き、状況の変化に棹さすように流される。そんな自発性・行動力に欠ける主人公なのに、妙に社会的評価が高く「そこそこ出来るやつ」として書かれています。
 第二に出てくる女性キャラがみんな主人公になびくこと。いまいち主人公の魅力は伝わってこないのに、なぜかモテる。ほとんど初対面に近い女性秘書に「ブラジャーの中まで調べようとは思っていないよ」というセクハラな台詞を吐いても、なぜか好感を抱かれる。
 
 大したことがない男がモテるという意味では非常にラノベ的な内容なのに、ハードボイルド調の持って回った文体で書かれているので、読んでいでいたたまれなくなってしまいました。

たしかに主人公と同じような境遇にある人(30代後半ぐらいの男性で、初恋の思い出を大事にしている人)が読むと共感できるのかもしれません。ただ私には「なんとも都合のよい話だなあ」という以上の感想はありませんでした。
未必のマクベス (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 未必のマクベス (ハヤカワ・ミステリワールド)より
415209480X
No.2
(5pt)

特に30代男性、サラリーマン・ビジネスマンには直撃の書!

この度早川書房より出版された、早瀬耕氏の新作

「未必のマクベス」

主人公のビジネスマン「中井」に感情移入するのなら
タイトルにもあるように、恐らくその世代から上がドンピシャだと思いました。

私から多くを語るには忍びない。

ぜひあなたにもこの物語が届きますように。

ハードカバーで2200円+税
ですが、おそらく数年ないし一年後には「文庫本」としても登場するであろう傑作だと思いましたので、気になった方はぜひこの機会に「マクベス」に触れてみてください~
未必のマクベス (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 未必のマクベス (ハヤカワ・ミステリワールド)より
415209480X
No.1
(4pt)

独特の雰囲気

ジャンルの特定は難しく、緻密な犯罪やファンタジックな恋愛が交錯します。

「マクベス」を知らずに読み進めましたが、前提知識として要求されるものではなく、ストーリーのフレームとして活用されており、必要な導入が設けられています。

登場人物の語り口は独特で、好みが分かれるところです。著者のスタイルなのか、どの展開にも慎重に伏線が張られ、思考やコミュニケーションにも破綻がありません。

徐々にスピード感を増しながら展開していく極端ともいえる企業の謀略も、著者の経験なり取材によって「あり得ない話ではない」と思える設定が維持されています。感情移入が難しい主人公と一定の距離を保ちながらも、グイグイと展開に引き込まれていきます。

会話に多用される学術的な要素や、企業人にとっての(著者独自とも言える)ポリシーが、テンポを崩す反面、ストーリーを読者の想像によって修飾するための小道具にもなって楽しめます。

香港・澳門を中心に、東京から東南アジアへ目まぐるしく舞台を移しながら展開するストーリー。全編を通して登場する「キューバリブレ」で喉を潤したくなります。(私はラム酒が手元になかったので、ウィスキーコークで代用しましたが。。)

長編であり、手軽に読める小説ではありませんが、独特の雰囲気をもった作品です。一読の価値有り。
未必のマクベス (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 未必のマクベス (ハヤカワ・ミステリワールド)より
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