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異端の大義
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異端の大義の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 1~20 1/2ページ
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「泥棒に老い銭」には呆れた。「敵わない」が「叶わない」になっているし、「見当がつく」が「検討がつくになっているし、「乗り出してこないとも限らない」の二重否定が正しいのに「乗り出してくるとも限らない」になっている。電話は「架ける」が正字だが「掛ける」になっている。 その他、主人公の高見が優柔不断で魅力がないし、間延びした台詞といい、楡周平の作品ではワーストだろう。おそらく楡周平は書いていない。ゴーストライター任せの作品と見た。 | ||||
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「他愛」は「自分のことよりもまず他人の幸福を願う」意味で誤用。正しくは「たわいない」でないと。 「しばたく」などという誤用もあった。正しくは「しばたたく」だ。 あと、不倫とか、ありふれた、つまらないエピソードで水増しして、1巻で済むのを中身の薄い2巻に仕立てるなど、楡周平の作品としてはワーストではないか。 | ||||
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ずっと探していた アルビノ… やっと巡り会えました。 今も身に沁みます。 | ||||
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楡周平作品群の中で、上下巻を通読して 主人公が実親の死に直面してから以降、転職を決断するまでの・・なんともかったるい展開。読んでいて頁を飛ばし飛ばし読んでも同じような展開。楡作品にある最後にはスカッとする展開も中途半端で、最後まで生煮えストーリーは読むに値するのかな? キンドルで購入して無駄遣いしたな。 | ||||
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満足 | ||||
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楡修平らしい展開速さと予想通りの終幕が良い。 | ||||
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シリコンバレー帰りの主人公は、創業家が牛耳る会社で奮闘する物語。左遷、転職、そして企業再建に至る、破天荒な生きざまに、一気読みしました。いろいろな経済小説を読んで来ましたが、表面ではなく、微に入り細に入った臨場感あふれる内容に、手に汗握りました。 | ||||
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シリコンバレーからの帰還──。世界有数の大手電機メーカー・東洋電器産業の高見龍平は、米国の半導体開発部門撤退という大任を果たして帰国した。長い海外勤務から戻った彼の目を驚かせたのは、創業者一族とその取り巻きによる恣意と保身の横行。入社同期で一族に連なる人事本部長へ直言するが、それが仇となる。高見は、工場閉鎖という過酷なリストラ業務を命じられてしまった。 | ||||
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己の信じる道を進み、退職へ追い込まれようとする高見を救ったのは、ライバル会社の幹部だった。内部崩壊する東洋電器と高見が迎えた驚きの結末とは。 | ||||
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日本の家電メーカーの病巣 がどこにあるのか? それをえぐりながら 激しい 社内での戦い・・・ リストラ 左遷 を扱う。 正しいリストラが あるのか? よくわからないが・・・・ | ||||
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高見が 転職を図ろうとする。 経歴も 実績も 十分であるが・・・・ 『会社が 危機に陥いろうとしているときに なぜ転職しなかったのか?』 という 質問が浴びせられる。 そして、 経営者の側に立つとしたら 『判断力がない』と ヘッドハンティングの会社の担当者から指摘される。 経営の資質に あげられるのは 判断力である。 確かに理由はあった。 父親が がんで 死期が迫っていた。 岩手の工場の リストラによって 再雇用が決まっていなかった。 日本では 通用しない理由かもしれない。 結局は 会社に甘えていたと 反省する。 湯下は 権限は 自分の届く 範囲内で 行使をする。 なぜ 不毛な取締役を 首にしなかったのか? 物言いをしなかったのか? 早期退職 優遇制度 指名解雇 そのなかで 優秀な人材が 去っていった。 それも 40歳台の働き盛りが・・・。 そこで 会社は コストダウンができたが 結局は 業績を回復することができなかった。 なぜなのだろうか? 社員は 家族。そのために 滅私奉公せよ。 翁はいうが・・・ 会社は 裏切るばかりだった。 | ||||
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行政職にて工場誘致をした経験がありリアルで作者がよく調査していることがわかり、30年前を思い出しとても楽しめた。 | ||||
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個人読書履歴。一般文学通算363作品目の読書完。2011/05/11 | ||||
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個人読書履歴。一般文学通算363作品目の読書完。2011/05/12 | ||||
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上下合わせて千ページ近い大作ながら、作者の実力もありそれなりには読める ただ丁寧に書いた岩手工場リストラの件に比べると、営業部に回さてからの展開がやや淡白 中国での話など、現地の現状や中国で仕事をすることにあたっての利点欠点の会話を 少しして終わりだから物足りない どうせなら後三百ページぐらい追加してこのあたりの話もみっちり書いてくれれば もっと楽しめたのにと残念な作品 | ||||
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傑作『クーデター』は衝撃的で、ほとんどの長編小説を読みました。今回久しぶりに楡さんの本を購入しました。 リストラをされる側の苦しみは私自身が経験しています。 (私の場合はリストラでありませんでしたが、大不況下で失職する辛さを痛烈に味わっています。) しかし、リストラを担当する側の人間(=結局は雇われ)の苦悩もまた強烈にあるのだということを思い知らされました。 そして、会社には会社の論理がある。 特に日本は会社に社会的な責任を負わせてきた為、特殊な論理を形作っている。 良い悪いではなく、その現実は受け入れなければならないのでしょう。 | ||||
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楡さんの小説の主人公は“スーパーマン”的な人物が多く、実際には存在しないか、ほとんど存在しえない場合が多い。 本作の主人公も凄まじい能力を有していますので、リストラをされてもすぐに他の仕事が見つかるでしょう。 一流と言われる企業からの転職により給与は下がったかもしれませんが、そもそもの給与水準が高過ぎて、あまりにも現実味がない。 (団塊の世代まではこの程度の給料をもらっているのでしょうか!?) 主人公の“苦悩”は弱者転落寸前の私には伝わってきませんでした。 | ||||
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広げた風呂敷が大きすぎたのか、はたまた、 大きい大きいと思わせていた荷物が実はすごく小さかったのか、 この消化不良気味な読後感は、馳 星周氏の『弥勒世(みるくゆー)』を彷彿とさせます。 いや、本書も弥勒世も確かに面白いんですよ。 面白いんだけど、ここまで引っ張っぱるなら(上下巻で約1,000ページ)、 もっと面白くしてよ、という感じです。そこが、『Cの福音』『朝倉シリーズ』『再生巨流』『ラストワンマイル』と異なる点です。 要は、全体(構成)のバランスが悪いんです。 これは、週刊誌(サンデー毎日)の連載小説をまとめたことが原因なのではないか、と推測します。 取材(資料?)もしっかりしていて、パーツごとで見るとイケメンなのに、 全身で見るとアレッ、という感じなので、星二つです。 | ||||
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良かったけど、ストーリが出来すぎている。文章がいかにも小説との雰囲気がある。 | ||||
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私が読んだ楡作品は、これで10冊目になります。はっきり言って、この作品を“小説”と捉えると少々物足りなさを感じる方もいるでしょう。でも、私はこの作品は、日本企業が抱える根本的な問題点への警鐘に思えてなりませんでした。戦後、日本企業は確かに“ゼロ”から世界屈指の経営を誇る団体へとのし上って来ました。しかし、それが全てその企業の力によって成し遂げられたとは思えません。日本政府の鎖国とも呼べる様な海外企業への関税という庇護の下にここまで成長出来た、と言っても過言ではないでしょう。今後、日本企業が世界に冠たる地位を築く為には、そういった優遇を受けずに自力で生き残るしか術はありません。この作品はその事が言いたいが為に書かれた作品であると思いました。上巻下巻とかなり長い作品ではありますが、私は1週間で読み終わりました。“会社”という組織に身を置く人には是非読んで頂きたい作品です。下巻の最後の最後、377頁に書いてあった文章が忘れられません。「…企業を取り巻く環境は日を追うごとに加速度的に激変している。時代に即した正しい判断を下せる資質を持たない経営者が君臨する企業は必ずや滅びる。…」私達全ての人間が経営者になれるわけではありませんが、今自分が所属している会社の経営者の評価を下すのは、私達一般社員です。現在の時代に即した経営がなされているか否か…冷静な目で見続ける事が重要になって来るでしょう。 | ||||
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