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異端の大義
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異端の大義の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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ずっと探していた アルビノ… やっと巡り会えました。 今も身に沁みます。 | ||||
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楡修平らしい展開速さと予想通りの終幕が良い。 | ||||
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シリコンバレー帰りの主人公は、創業家が牛耳る会社で奮闘する物語。左遷、転職、そして企業再建に至る、破天荒な生きざまに、一気読みしました。いろいろな経済小説を読んで来ましたが、表面ではなく、微に入り細に入った臨場感あふれる内容に、手に汗握りました。 | ||||
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日本の家電メーカーの病巣 がどこにあるのか? それをえぐりながら 激しい 社内での戦い・・・ リストラ 左遷 を扱う。 正しいリストラが あるのか? よくわからないが・・・・ | ||||
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高見が 転職を図ろうとする。 経歴も 実績も 十分であるが・・・・ 『会社が 危機に陥いろうとしているときに なぜ転職しなかったのか?』 という 質問が浴びせられる。 そして、 経営者の側に立つとしたら 『判断力がない』と ヘッドハンティングの会社の担当者から指摘される。 経営の資質に あげられるのは 判断力である。 確かに理由はあった。 父親が がんで 死期が迫っていた。 岩手の工場の リストラによって 再雇用が決まっていなかった。 日本では 通用しない理由かもしれない。 結局は 会社に甘えていたと 反省する。 湯下は 権限は 自分の届く 範囲内で 行使をする。 なぜ 不毛な取締役を 首にしなかったのか? 物言いをしなかったのか? 早期退職 優遇制度 指名解雇 そのなかで 優秀な人材が 去っていった。 それも 40歳台の働き盛りが・・・。 そこで 会社は コストダウンができたが 結局は 業績を回復することができなかった。 なぜなのだろうか? 社員は 家族。そのために 滅私奉公せよ。 翁はいうが・・・ 会社は 裏切るばかりだった。 | ||||
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行政職にて工場誘致をした経験がありリアルで作者がよく調査していることがわかり、30年前を思い出しとても楽しめた。 | ||||
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個人読書履歴。一般文学通算363作品目の読書完。2011/05/11 | ||||
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個人読書履歴。一般文学通算363作品目の読書完。2011/05/12 | ||||
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傑作『クーデター』は衝撃的で、ほとんどの長編小説を読みました。今回久しぶりに楡さんの本を購入しました。 リストラをされる側の苦しみは私自身が経験しています。 (私の場合はリストラでありませんでしたが、大不況下で失職する辛さを痛烈に味わっています。) しかし、リストラを担当する側の人間(=結局は雇われ)の苦悩もまた強烈にあるのだということを思い知らされました。 そして、会社には会社の論理がある。 特に日本は会社に社会的な責任を負わせてきた為、特殊な論理を形作っている。 良い悪いではなく、その現実は受け入れなければならないのでしょう。 | ||||
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私が読んだ楡作品は、これで10冊目になります。はっきり言って、この作品を“小説”と捉えると少々物足りなさを感じる方もいるでしょう。でも、私はこの作品は、日本企業が抱える根本的な問題点への警鐘に思えてなりませんでした。戦後、日本企業は確かに“ゼロ”から世界屈指の経営を誇る団体へとのし上って来ました。しかし、それが全てその企業の力によって成し遂げられたとは思えません。日本政府の鎖国とも呼べる様な海外企業への関税という庇護の下にここまで成長出来た、と言っても過言ではないでしょう。今後、日本企業が世界に冠たる地位を築く為には、そういった優遇を受けずに自力で生き残るしか術はありません。この作品はその事が言いたいが為に書かれた作品であると思いました。上巻下巻とかなり長い作品ではありますが、私は1週間で読み終わりました。“会社”という組織に身を置く人には是非読んで頂きたい作品です。下巻の最後の最後、377頁に書いてあった文章が忘れられません。「…企業を取り巻く環境は日を追うごとに加速度的に激変している。時代に即した正しい判断を下せる資質を持たない経営者が君臨する企業は必ずや滅びる。…」私達全ての人間が経営者になれるわけではありませんが、今自分が所属している会社の経営者の評価を下すのは、私達一般社員です。現在の時代に即した経営がなされているか否か…冷静な目で見続ける事が重要になって来るでしょう。 | ||||
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この3年 春に現れる楡さんを待っていた。 現在進行形とも読めるストーリーに実名の会社が思い浮かんでいた。 松下、三洋、NECエレク・・・etc それぞれ会社再興のスキームは違うと指摘されるだろうが あまりにも現実的だった。 大企業病、退職への追い込み方、自分が背にする家族、会社再興 どれも皆々が感じ取っている現実だ。 しかし 米・日・中 渡り歩いた現実は実は一本の運命として続いているんだと考えさせるあたりにこの小説の救いがあり 面白さある。 今までとは違う楡ワールド。 ”現実” 堪能 致しました。 | ||||
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