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アクアマリンの神殿
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アクアマリンの神殿の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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海堂シリーズの中で、かつて健気に病気に立ち向かう少年佐々木アツシの成長を描いた作品。 学園SF物に百田尚樹氏の「BOX!」を組み合わせた内容で、良くも悪くも中高生向けという印象はぬぐえない。 「モルフェウスの領域 」で問題になったコールドスリーパーの目覚め問題は、あまり深まることはなく、 前作からの続編という位置づけで期待した私には、やや物足りない内容でした。 佐々木アツシの成長が追えたという点はシリーズのファンとしてプラスポイントですが、 目覚め問題も含めて全体の評価として普通というところです。 | ||||
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時代は近未来の2018年春 主人公は凍眠から目覚めた少年、佐々木アツシ。 延々と彼の桜宮市の中高一貫校での生活が描かれます。 途中で思わず著者名を確認してしまいました。 ちゃんと、海堂さんでした(笑) 中盤からアツシくんがメンテナンスする凍眠システムと その解除時期についての話が始まります。 あ。。。しかし 海堂さんの小説には絶対に「厚生省なんたら部局白鳥氏」のような Sな人物が必要なんですね。 今回もいたいけな少年アツシくんをいたぶります。 愚痴外来の田口センセーも出てきて、 物語は終わります。 で、著者お得意の医療問題はどうなったかというと 今回は近未来のお話ですので、 現代と関係してくるのは「法が医療の進歩に全く追いつかない」 という事でした。 | ||||
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楽しく読めましたとも! 本作の刊行告知を聞くが早いか、高鳴る胸を抑えつつ某アマ○ンで先行予約のボタン、ボチッとしておいた本作が届いたのである。わくわくの高まり如何ばかりか、そこから空想域を共有いただきたい。 本作は紛れもなく『モルフェウスの領域』の続編として位置づけられるわけだが、であればこそ『モルフェウス……』のその後に必要以上の期待が膨らむわけで、それはもう、1ページ目からそのストーリー進捗が気にかかって、胸の内の「ワクワク」がどう解消されていくのかということばかりに意識が終始支配されてしまう。 読みだして間もなく気づくのは『モルフェウス……』はれっきとした大人の女性がストーリーの進行役だったんだが、本作のメインは言ってみれば思春期にさしかかった少年だということ。なればこそ周辺の様々には思春期ラブロマンのような淡甘くてほの酸っぱい空気も漂う。この少年がかつては“メディウム液”に浸かって「凍眠」していたという設定を外せば、そこには当然紡がれるだろう日常のよしなしごとも、それはそれで退屈もなく楽しめる。 「思春期ラブロマン」というのは決して作品批判ではなく、それは素敵な思春期ストーリーを片方で展開しつつ、「医」と「倫理」の絶対矛盾もしっかり枠組みに入れ込み、人間の真実もきちんと編み込むという件の海堂ワールドは堅固健在で、であるが故に「凍眠」という二作の大前提を荒唐無稽領域から画然と遠ざけている。 では読み始めの「ワクワク」はどう解消されたかというと…… さてどうだろう? 幾ばくかの「肩すかし」感は否めない。では何をどう期待していたのかと問われれば言葉に詰まってしまうわけだが、凡なる者が思惑をはるかに超えた奇想天外を期待しなかったかと言えば、それは作家様の「鬼才」をやはり待望していたことは間違いない。 あ、いや、正直に言ってしまえ! さらに続きが読みたい!! よくあるよね。 「さてここからはまた別のお話し、続きはまた今度」みたいなの。虫さされが痒いけど、掻くと体中、全部痒くなるから、掻かずに我慢、って? それって、やーよね。 とかなんとか言いながら「アンの青春」はちゃんと書かれたわけで、“カイカイ”の責任は、やっぱり、とってもらいたい。 今度でいいから!!! | ||||
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ので、ちょっと肩すかしを食った気分。目覚める時のあれこれや、目覚めてからのあれこれとばかり思い込んでたので、がっかり感は否めませんw 前半は「ボクシング版『ひかりの剣』」みたいな、アツシの学校生活が軽く描かれてます。ラスト近くなってからやっと大筋動いたけど、えー?ここで止まり?って感じで…。 更に、多分ここから1~2年で「医学の卵」のアツシになってくとしたら、精神成長早すぎない?という感じもなきにしも非ず。まあ、アツシの進歩や成長は踊り場で停滞して、一気に次のフェーズに入って行くのは本書でも、モルフェウスの時もそうではあったんですが…。 面白くなくはないですが、「一旦お休み」的に感じられました。「カレイドスコープ」も「一旦休憩」みたいな感じだったんで、大筋進めてくれよ~!と要望したいw | ||||
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