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推定脅威
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推定脅威の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全35件 1~20 1/2ページ
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内情をよく知る関係者にとって、まったく申し分ない素晴らしい内容でした。恋愛部分についてはやや違和感が。 | ||||
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あまり飛行機ネタの本って余りないので面白い。 ただ本来国防上の機密情報がダダ漏れする訳もなく。 あまり深く考えずに読めばいいけど。 | ||||
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大学で航空を参考にしているものです 航空力学を使ったトリックはとても面白かったですが、知識がない人からしたら面白くないかもしれません | ||||
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旅先で軽く読めるものをと購入。本作の出だしもよく面白そうと思ったのは最初の数ページまで。 てっきりぼんやりした主任が主人公かと思い気や、その部下のまるで漫画な女子社員が活躍するというライトノベルだった。もうそこで読む気が失せたが航空機関係は専門的で興味をそそられ、その一点だけでかろうじて読み切った。 それと「漫画な女子社員」の濡れ場があるがこれが不自然でかつ描き方が下手ときた。この作者には濡れ場は無理! 無理だしこの作品には不必要。 残念に残念を重ねて星は成し。航空機もの、つまり対象は男でしょ編集さん? まずいよアレ。 それと一見某国絡みのエスピオナージの匂いをさせるが、サスペンス性はゼロ。 窓際に追いやられた元社員のマスターベーションだった。 余分なラブシーン削って主任を主人公にして再編集してまた出してよ、読むから。 | ||||
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いろんなレビューを見るとなかなか厳しい意見が多い。細かいプロットの整合性が気になる人や、軍事などの専門的な知識を持った人から見ると、つっこみどころはあるのかもしれないが、私の感想としては、理系的なことが好きな人なら十分に楽しめる作品だと思う。松本清張賞の作品はこれまで何冊か読んだが、どの作品にも好印象を持っている。 | ||||
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自衛隊を含めた軍用機の生産現場のお仕事ものとしてみると興味深い。しかし、ラブコメ部分は、全く熟れておらず、読みにくい。ヒロインによる、恋人のセックステクニックに触れる部分など、いやにナマな感じで、ラブコメとしても、如何なものか?という感じ。 | ||||
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P.252-253に、航空機産業の非常に優秀な社員であった人が書いた、論文に関する記述があります。 論文が、国内の学会ではなく、アメリカの航空学会の誌上に発表されたことについて、 「日本の航空学会は国際的な影響力が皆無でしょ。」 「もう一つは、目立たないことかしらね。国内で発表したら、多くの関係者の目に触れるだろうし。」 作者がもしも、前職の航空機の設計で、世界に通用するような業績をあげた人であったら、第二の理由のような文章を書くかな、と考えると、答は否定的。 文章も、所有格の「の」や、目的格の「を」等の助詞が、頻繁に抜けているし、地の文にも無駄が多い。登場人物には魅力がないし、自衛隊のパイロットの人命がかかわっているのに、文章に緊迫感がない。普通なら、一次選考で落選でしょう。 松本清張賞の選考に当たって、作者が東大出身なら、それだけで本が売れると思っている出版社側の意向で、受賞作を決めたのだろうと推測がつきます。出版社は読者をバカにしていますね。 | ||||
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航空機の盲点を突いた"トリック"により、事故が故意に起こされるというミステリーなのだとは思いますが、犯人は何のひねりもなくすぐにわかってしまいますし、反面、事故のトリックは航空機の知識が無いと開設されても「ふーん」という感じでそれが正しいのかどうかも読者には伝わらないし、個人的には今一つでした。あれだけの知能を持った犯人が、最後あの程度の罠に引っかかるとも思えないし。 航空機が好きな人、知識のある人は楽しめるのだと思いますが、そうでない人にとってはあまり面白みがないのでは。 所々に差し込まれる恋愛模様をはじめとした人間ドラマも、どちらかといえば邪魔だったかな。自衛隊員の人たちの話し方とかは好きでしたけど。 | ||||
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これって推理小説か⁇。ちっともそれらしい内容でなかったので、不思議に思ったのだけど、松本清張賞ってジャンル関係なしなのねf^_^;) 良くいえばサクサク物語が進んで読みやすい。悪くいえばちっともひねりがない、展開が予想通りになる。神階が物凄い切れ者と言う割には、あっけなくやられてしまう。最後はもう少し主人公が苦労してくれた方が、読みごたえがあったのに。 あと、些細なことだけど、登場人物が皆ありふれた氏名なのに、なぜ悪役だけが神階 怜なんてアニメの主人公みたいな名前にしちゃったんだろう(笑)自分としてはひどく気になってしまい、それだけで星ひとつマイナス。平凡な名前にしてくださいよ。 でもしかし、全体としては読みやすいと思いますよ、ハッピーエンドだし。 | ||||
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松本清張賞を取ったので読んだ。戦闘機をめぐるミステリーというのは日本のものでは読んだことがなく、その知識を駆使した小説としては面白く読めた。 ただ物語の構成は弱く、特に人物の配置などはもっと工夫があったほうがいいでしょう。 メーカー・コンサルタントとメーカー女性社員よりも、別の人物が主人公のほうが良かった。 この二人の掛け合いのおかげで緊張感がなくなり(謎解きとしては役にたつが)、正直二人の男女関係がどうなろうが、まった物語全体には関係ない。 この筆者が本当に小説家として続けるには、かなりの研鑽が必要でしょう。 (案の定、次作も同じネタでした)。 | ||||
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東大工学部卒で航空機の設計に関わっていた、という経歴を十分に活かした作品だと思う。 ただ文章やストーリー、人物描写は稚拙で、特に恋愛要素の絡みはかなりキツい。不得意なら入れなければいいのにと思う。 この文章が松本清張賞というのは正直どうかと思うが、今後この知識を活かした良質の航空サスペンスを書いてくれることを期待し、星4つ。 | ||||
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架空の戦闘機に架空の物語を重ねることで、陳腐なライトノベルにありがちな架空戦記物に成り下がってしまった。 「リアル」を追求するなら徹底してやってほしかった。 | ||||
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航空機の設計畑から作家になった人というだけあって、非常に楽しく読めました。 例えば、GEまたはIHIのターボファン・エンジンをアフターバーナーで何分吹かせば燃料がどのくらい減るといった場面があるのだけど、戦闘機好き的にはかなり胸躍るのです。 アイテムに関するフェティッシュな表現は(例えば)大藪春彦なら銃器や自動車などに関する記述が官能的で素敵だけど、この人の航空機に対する表現は緻密でクールな感じがして、これはこれで好きです。 物語の主役とも言える航空機(戦闘機)は、FS-X計画から発展した練習機、さらに部隊配備において支援戦闘機的扱いを受ける特殊な機体。現行の自衛隊機で言うとT4とF2の中間のあたり、または少し前のF1が近いように思います(デザインは水平尾翼が無いホーネットのようで、やや微妙だけど…)。そのため機動飛行や緊急発進の様子が想像しやすく、物語の世界に没入できました。 ただ、ミステリー的な盛り上がりが後半にもう少しあればな…とは思いました。クラブのホステスがもっと活躍するのだと思っていましたが、肩透かしでした。 | ||||
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タイトルや売り文句から、国家安全保障を巡る裏の実態をスキャンダラスにえぐるような作品かと思いましたが、単なる軽い読み物でした。 サスペンス、ミステリー色は薄く、「ページをめくるのももどかしい」といった作品ではありません。 自衛隊や航空機についてあまり関心がないため、技術的な記述が続く部分は退屈でしたが、全体に文章は平易で軽く読み通せます。 昨年の松本清張賞受賞作「月下上海」もそうでしたが、軽めの2時間ドラマの原作という感じがします。 駄作とは思いませんが、感銘を受ける作品ではありません。 今後こういった内容・水準の作品の受賞が続くと、松本清張の名を冠した賞としての意義が問われることになりそうです。 | ||||
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「クラッシャーズ」のような飛行機ものを期待したが。「空飛ぶ広報室」を思わせるところもあるが。何とも中途半端。 第1、第2の事故は、空自のエリートパイロットが犯すようなことであろうか?この疑問から次第に読む意欲が低下。機体と装備、空自と企業の組織、出世競争、恋愛と色々混ぜてあるが、ストーリーに引き込まれない。期待大であっただけにただただ残念。 次回作に期待。 | ||||
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多くの瑕疵があって、全く期待外れの作品だった。まず、自衛隊の次期戦闘機の破壊を扱っている割にはテーマ(動機)が矮小過ぎる。次に、このせいもあって、全編から緊迫感が漂って来ない。航空機メーカの若い女性社員をヒロインにしている事自身が悪い訳ではないのだが、すぐに男女関係に話が飛んだり、ヒロインの視点から見た"分かり易い"物語になっていて、飛行機マニアの方や大型サスペンスを期待した読者にとっては不満を覚える内容となっている。全編に砂糖菓子の様な甘ったるい雰囲気が漂っているのである。航空力学・流体力学・飛行機設計・制御プログラミングといった分野に関して作者の知識が生半可な点も痛い。 犯人が中盤くらいで分かってしまうのは止むを得ないとしても、天才の筈の犯人の計画は杜撰過ぎるであろう。最初の事件では、上官(ルールを厳格に守る)機が侵入機を追い越してしまうというハプニングが起こらなければ、犯人の計画は失敗に終わった筈だ(私はこの上官を共犯と疑ったくらいである)。二番目の事件に至っては、犯人の計画と言うよりは、戦闘機の設計ミスそのものであって、何おか言わんやである。犯人の綿密な計画を中心に物語が構成されているべきなのに、そうなっていない点が上述の緊迫感の欠如を生む要因になっていると思う。また、犯人の愛人が自衛隊の管制隊員を簡単に籠絡し、色々と情報を聞き出すという設定も、ルーティン過ぎると言うか、漫画チック過ぎて、作者がどのような読者層を想定しているのか皆目不明である。 防空識別圏の問題が社会ニュースとなる昨今、安全保障の観点から警鐘を鳴らした骨太のサスペンスかと期待したのだが、その期待と内容(単なる企業内派閥に関する私怨)の卑小さとのギャップの大きさに落胆した。 | ||||
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戦闘機の知識はリアルで読み応えがありました。 読んでて「なるほどー」、と思える描写もちらほら。戦闘機好きの自分にはいい勉強になりました。 ですが、小説としては…? ミステリーとしてもなんだか浅い印象です。 最終章から一気に問題解決に向かうあたりは、もう少し捻りがあって欲しかった。 一通り読み終わって、最後の作者プロフィールに… 大手航空機メーカーを経て独立、デザイナーに。 あれ、これって…? | ||||
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戦闘機の専門用語が頻出し、新しい分野の小説とは思うが、面白味に欠ける。主人公と会社OBの恋愛はチープであるし、ホステスも謎めいていながら最後はあっけない。戦闘機であれば、不毛地帯のようなドロドロ感はないし、空飛ぶ広報室のような清涼感もない。面白い小説は様々な伏線が最後につながって読者を唸らせるものであるが、この小説は一本調子で終わり、伏線もない。 | ||||
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本書がメディアで取り上げられる際には絶賛が多かったが、読むのは遅れた、 一気に読みたくなる本でも、じっくり読みこみたい本でもなかった。 酷評する部分もないのだが、絶賛する部分もさしてない、新人の本としてはフツーの出来だろう。 自衛隊の練習機という題材を中心とした、自衛隊の制服組や兵器メーカーについての描写は楽しめた。 この手の作品の手練とは違った語り口は今後を期待される。 しかし、ミステリーとして、あるいは小説としての描写はどうだろうか?一言でいって月並みだ。 というか、下手くそなラブコメ?のようなメーカーの女と著者を模した元メーカーの男(これは探偵と助手なんだが)、そしてホステスと自衛隊員のエロ小説、この部分が苦痛だった。 著者が今後どういうジャンルに進むのか、二匹目の泥鰌ではなく、真の第一作に進むことを願ってやまない。 | ||||
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技術の部分は最高におもしろく、興味深い内容でした。 次作が楽しみです。 | ||||
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