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アガサ・レーズンの完璧な裏庭
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アガサ・レーズンの完璧な裏庭の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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以前読んでいたミステリーと同じ訳者のものを読んでみようと選びました。思ったより早く届き、本もキレイでした。 | ||||
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すっかり村人にも受け入れられ、人気者になっている事に本人が気づいていないのがアガサの可愛いところです | ||||
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素人探偵を組む相棒としては相性バツグンなのに恋愛の方はさっぱり望み薄で全く進展しない共に他所から英国の片田舎コッツウォルズの村カースリーに移り住んだ退役大佐ジェームズと元やり手PRウーマン、アガサ・レーズンの推理事件簿、絶好調の第3弾です。今回は前作のユーモア全開のドタバタ喜劇調ではなく何時になく生真面目な少し暗めのサイコ・サスペンス風味の物語ですが、でも完全に暗いムードになっていないのはアガサの負けん気の強さと深刻に考えない常に明るい楽天性に負う所が大きいのだと思いますね。 ゴージャスな世界旅行を楽しんで帰って来たアガサは、村に彼女にとって強力な恋のライバルとなる美人でガーデニング名人の未亡人メアリーが引っ越して来たのを知って俄然対抗心を燃やしガーデニング・コンテストに向けて張り切るのだが・・・・。 今回は陰湿な嫌がらせの庭荒らし事件に続くガーデニングを人間で表現した残酷な殺人事件と、真に気味が悪くてショッキングなサイコ・ドラマでしたね。前2作ではどちらも偶然の事故を装った殺しでしたが、もはや全く隠蔽しようとせず堂々と殺人が行われる様になって来た所に著者の作風の変化を感じますね。本作では真犯人の正体よりも被害者メアリーの美しく華やかな装いの裏に隠された醜い実像の性格の悪さの方がもの凄く衝撃的で愕然とさせられましたね。でも被害者がどんなに悪女であろうと残酷に殺されていいはずがない!と逆に何が何でも捕まえて見せると決意を固めるアガサの心意気が素晴らしいですよね。アガサは推理が得意な名探偵というよりは女の直感が全てなのですが、でも優柔不断で迷ってばかりで結局は真実に迫れないジェームズよりも遙かに男らしくて立派で優れていると思いますよね。さて、今回のこの2人の愛のドラマはジェームズがアガサの旅行中にメアリーと関係を持ったと知った事でアガサの情熱がやや冷めて一歩後退するのですが、でも時をおいたらやっぱり彼をスッパリと見限る事はできなくて隙あらばとチャンスを狙い続けるアガサがどうにもいじらしいですね。またアガサが退く態度を見せたら逆に心寂しく感じるジェームズなのですから全くチャンスがゼロだとは思えませんので、着かず離れずの二人の関係を今後も楽しみに見守りたいですね。最後に第1作のキッシュ・コンテストに続いて成行からガーデニング・コンテストでまたもやズルをしてしまったアガサでしたが、村人達から非難されたり憎まれたりせずに逆に人間らしいと親しみを持たれ愛されるプラスの効果を生み出すのは本当に心安らぐ嬉しくめでたい普通は絶対にありえない珍事でこれもひとえに彼女の人徳のお陰かなと思いますね。 | ||||
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第3弾目です、ますます主人公アガサに興味が湧いてきます。 早期退職で、田舎町に茅葺屋根のコテージを購入、隣に越してきたハンサムな隣人が気になりますが、スタイルが良く美人の強敵が現れ、敗北をしましたが・・・気が強くて、おせっかいで、好奇心も強く、見えぱり、涙もろく 私たち50代を思わせるような主人公です。作者はアガサ・クリスティが好きなようで、主人公にアガサと付けたとあるように、身近にあるトラブルなどで起こり得る、軽快な現代版のミステリーです。次回作も楽しみです。 | ||||
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コージーミステリーは本シリーズで言うところの 私の「知的な堕落」です ほかの方がおっしゃっているように 私も最初はずうずうしくていやな主人公だと思い、間違えたかと思ったのですが アガサの思考回路がとても等身大で予想外に惹きつけられました。 自分のほかにも、こんな怒り方、こんな不安がり方、こんな失望し方をする人がいる 自分の中のそうしたずうずうしさに怯えなくて良いのだと 下手な自己啓発の本よりもずっと新鮮な感動を得ました。 翻訳もまともです。 日本も確実に階級社会ですし 格差は現実に固定されつつあります しかしその定義され方が隠微なので周囲の偽善も本人の勘違いも (実は悲劇的に)横行しているように思います この本に描かれているように階級がはっきりしてしまえば かえってそこから頑張るという希望も自由もあるのかもしれませんね。 蛇足でした。 | ||||
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最初は、づうづうしくて いやな主人公だな〜と思って 読み始めた シリーズですが・・・ いつのまにか、アガサが可愛くて、とりこです。 原作は20作以上 出ているとのことなので、早く続きを 読みたい。 どんどん出して欲しい。 | ||||
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今回もまたアガサはやってくれました。最高! 性格が悪いところも魅力です。それに腰に肉が乗っちゃうところも、同年代のわたしは「そうそう!」って共感できてうれしくなっちゃいます。 それにしても隣人ジェームスって意外と軽かったんだな〜とガッカリ。ジェームス大好きなアガサもショックで床にぷっつぷして泣いています。それに最後のアクシデントはアガサが悪いわけじゃないでしょ。冷たくするなんてひどい。 でも犯人を追い詰める過程でどんどん二人が親しくなっていく所は読んでてほんわかしました。それにどんなことがあってもアガサはやっぱりジェームスが大好きなんですね。 今回はガーデニングの話だけど、お花の話はあんまり出てきません。お菓子やお料理もあんまり出てこなくて残念ですが、そのかわり村の人達のやさしい性格や、アガサが好かれ仲間と思われていることがたくさん書かれているから飽きずに読めます。 読めばきっとアガサ大好きになれますよ。オススメします。 次作は来年春らしいです。早く読みたいな〜 | ||||
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今回も主人公アガサの、突っ走ったり、落ち込んだりの顛末を楽しめました。アガサはいろいろ欠点もあるけれど、それを自分でごまかさないところがいいですね。コッツウォルズの人たちにアガサが少しずつ受け入れられていっているのも納得です。今回のストーリーは、ミステリー的には、犯人の出し方が若干唐突気味のようにも思いましたが、おなじみの人たちにまた会えて楽しめたのでよかったです。あとがきによれば、原作ではこのアガサ・シリーズは24冊も出ているとのこと。どんどん翻訳されるのを楽しみにしています。 | ||||
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テンポよく読めあっという間に読み終えました!アガサの正直な所がかわいく感じられます^^Y | ||||
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本は薄く、字は大きくなってしまいましたが、相変わらずのオリジナリティ最高です。 コージーの中ではダントツにお気に入りのシリーズ。 コージーのヒロインの清貧優等生ぶり、美人でモテ、美人じゃなくてもモテる。 そのセオリーに真っ向から歯向かうアガサは、仕事一筋たたき上げの金持ちで、学も教養もなく、隣人にも牧師にも露骨に避けられるモテなさ加減。 でもハートの温かさは確かに伝わってきて、作者の力量を思い知らされます。 今回の被害者は性格に難ありですが、アガサは勿論、あの牧師夫人さえ「神の与える試練」と呼ぶボグル夫妻に正論たたきつけたとこだけお気に入りです。 | ||||
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