■スポンサードリンク


要人警護



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
要人警護 (講談社文庫)

要人警護の評価: 3.67/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

最も好きな渡辺作品

人間の業とか悪意を描いた本は少ししんどいなと思っていました。
この本は陰惨な殺人事件が書いてあっても、終始ドキドキ&ワクワクさせてくれました。
こういう本が読みたかったんです。こういう小説を探していたんです。

スランプに悩むマラソン選手・真姫。
その父親で逞しい俺様男のプロレスラー・パンサー日比野。
ピストルの音を「クラッカーの音やねん」といってのけるフィクサー、追っかけの「にゃくお」こと上条・・・等々。
決して少なくはない登場人物が全員個性豊かに書かれているため、読んでいて顔も声も、果ては匂いまでもが容易に想像できました。
中でも「BG八木」には、同性なのにドキドキさせられました。
金髪で178センチ。細身の鍛えぬいた肉体。5カ国語を自由に操り、海外では銃も使いこなす。
この美しくも凛々しい「BG八木」が、
マラソン選手・真姫の警護チームの指揮にあたりますが、
ルックスやキャリア以上に、真姫を守るためにみせる行動の一つ一つが
心憎いばかりに冴えわたっています。
大変な労力をかけて取材されたに違いない警護テクニックや知識、心構えをまったくひけらかず物語に昇華させている点もよかったです。

一人でも多くのかたにこの作品を知ってもらいたいです!
買って損なし。
要人警護 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:要人警護 (講談社文庫)より
406277819X

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!