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要人警護



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【この小説が収録されている参考書籍】
要人警護 (講談社文庫)

要人警護の評価: 3.67/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

最も好きな渡辺作品

人間の業とか悪意を描いた本は少ししんどいなと思っていました。
この本は陰惨な殺人事件が書いてあっても、終始ドキドキ&ワクワクさせてくれました。
こういう本が読みたかったんです。こういう小説を探していたんです。

スランプに悩むマラソン選手・真姫。
その父親で逞しい俺様男のプロレスラー・パンサー日比野。
ピストルの音を「クラッカーの音やねん」といってのけるフィクサー、追っかけの「にゃくお」こと上条・・・等々。
決して少なくはない登場人物が全員個性豊かに書かれているため、読んでいて顔も声も、果ては匂いまでもが容易に想像できました。
中でも「BG八木」には、同性なのにドキドキさせられました。
金髪で178センチ。細身の鍛えぬいた肉体。5カ国語を自由に操り、海外では銃も使いこなす。
この美しくも凛々しい「BG八木」が、
マラソン選手・真姫の警護チームの指揮にあたりますが、
ルックスやキャリア以上に、真姫を守るためにみせる行動の一つ一つが
心憎いばかりに冴えわたっています。
大変な労力をかけて取材されたに違いない警護テクニックや知識、心構えをまったくひけらかず物語に昇華させている点もよかったです。

一人でも多くのかたにこの作品を知ってもらいたいです!
買って損なし。
要人警護 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:要人警護 (講談社文庫)より
406277819X
No.2:
(3pt)

期待して読み始めたのだが・・・

作者の『左手に告げるなかれ』が面白かったので、本作はその続編ということだったので期待して読み始めたけど、面白くなくはないけど、そんなにのめり込むこともなく、可もなく不可もなくといった感じだった。

要人警護 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:要人警護 (講談社文庫)より
406277819X
No.1:
(3pt)

シリーズを重ねるごとに現実離れしていく…

八木薔子シリーズの第三弾。江戸川乱歩賞受賞作『左手に告げるなかれ』で初登場の保安士・八木薔子は『ターニング・ポイント ボディガード八木薔子』でボディガードに転身。本作でもボディガードとして活躍する。

シリーズを重ねるごとに現実離れしていく八木薔子。今回は要人警護の訓練で海外へも飛ぶ。

本作で八木薔子は人気マラソン選手の警護をするのだが、殺人事件に脅迫事件などが次々と発生するといった込み入ったストーリーになり、いつの間にか本筋から外れていく。

このシリーズでは、第一作の『左手に告げるなかれ』が一番面白かった。
要人警護 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:要人警護 (講談社文庫)より
406277819X

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