(短編集)

雷の季節の終わりに

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評判

雷の季節の終わりにの評価:

4.25/5点 レビュー 95件。 B ランク

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平均点4.25pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全186件 81〜100 5/10ページ
No.106
(2pt)

ホラーではない

ホラー小説として刊行されていますがホラーというより和風SFに分類されるかな。「夜市」と似た世界観ですが「夜市」よりも怖くない。本作に恐怖感を期待している方は避けた方が無難でしょう。手に取ってもこれじゃない!となること必至です。
通常の世界とは層が異なる異界・穏。異界とはいえ田舎町のような場所なのですが、雷の季節には神隠しのような現象が起きます。特異な怪物や穏の風習、本作独自の設定はたくさん出てきますが文章自体は堅苦しくなく簡潔でさらっとしているため頭にすんなり入ってきます。
章ごとに視点は変わり、冒険小説のような展開で物語は進みますがちょっと個々の繋がりが薄いです。予定調和感が強く、キャラ自体にもさほど濃い味付けはされていないため感情移入はできず、あまり入れ込めないまま読み終わりました。
不思議な世界観を楽しみたい方と軽く読めるSF小説を求めている方にはベストな小説だと思います。短く読みやすい文章とところどころ惹き付けられるシーンがあったため差し引き☆2。
雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫)より
4043892020
No.105
(2pt)

ホラーではない

ホラー小説として刊行されていますがホラーというより和風SFに分類されるかな。「夜市」と似た世界観ですが「夜市」よりも怖くない。本作に恐怖感を期待している方は避けた方が無難でしょう。手に取ってもこれじゃない!となること必至です。
通常の世界とは層が異なる異界・穏。異界とはいえ田舎町のような場所なのですが、雷の季節には神隠しのような現象が起きます。特異な怪物や穏の風習、本作独自の設定はたくさん出てきますが文章自体は堅苦しくなく簡潔でさらっとしているため頭にすんなり入ってきます。
章ごとに視点は変わり、冒険小説のような展開で物語は進みますがちょっと個々の繋がりが薄いです。予定調和感が強く、キャラ自体にもさほど濃い味付けはされていないため感情移入はできず、あまり入れ込めないまま読み終わりました。
不思議な世界観を楽しみたい方と軽く読めるSF小説を求めている方にはベストな小説だと思います。短く読みやすい文章とところどころ惹き付けられるシーンがあったため差し引き☆2。
雷の季節の終わりに Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりにより
4048737414
No.104
(5pt)

もうひとつの世界に浸れる物語

「夜市」「風の古道」が好きな方、日常のなかの非日常の存在を愉しめる方にオススメです☆目線が遠くにある何かを探すようになってしまいます。
雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫)より
4043892020
No.103
(5pt)

もうひとつの世界に浸れる物語

「夜市」「風の古道」が好きな方、日常のなかの非日常の存在を愉しめる方にオススメです☆目線が遠くにある何かを探すようになってしまいます。
雷の季節の終わりに Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりにより
4048737414
No.102
(5pt)

異世界と現世に跨る幻想的なストーリー

主人公は、賢也という少年。
穏という、現実の世界から外れた小さな村に住む。
賢也には、姉がいたが、雷の季節に居なくなってしまった。

賢也には、風わいわいという物の怪が憑いている。

序盤は、賢也の穏での暮らしが描かれる。
中盤に差し掛かり、結果として殺人を犯し穏を脱出する。
後半には、トバという鬼衆が登場する。
ラストは、賢也とトバの宿命ともいえる対決へと向かっていく。

中盤以降は、息つく暇もなく物語は進んでいく。
賢哉と賢也の姉と風わいわいとトバとの関係が
徐々に明らかになっていく度に緊張感が高まっていく。

異世界と現世で繰り広げられる、幻想的な物語。
賢也の今後の人生と成長に、エールを贈りたくなった。
雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫)より
4043892020
No.101
(5pt)

異世界と現世に跨る幻想的なストーリー

主人公は、賢也という少年。
穏という、現実の世界から外れた小さな村に住む。
賢也には、姉がいたが、雷の季節に居なくなってしまった。

賢也には、風わいわいという物の怪が憑いている。

序盤は、賢也の穏での暮らしが描かれる。
中盤に差し掛かり、結果として殺人を犯し穏を脱出する。
後半には、トバという鬼衆が登場する。
ラストは、賢也とトバの宿命ともいえる対決へと向かっていく。

中盤以降は、息つく暇もなく物語は進んでいく。
賢哉と賢也の姉と風わいわいとトバとの関係が
徐々に明らかになっていく度に緊張感が高まっていく。

異世界と現世で繰り広げられる、幻想的な物語。
賢也の今後の人生と成長に、エールを贈りたくなった。
雷の季節の終わりに Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりにより
4048737414
No.100
(5pt)

文庫化して更に完成度が高まる!

恒川光太郎の最高傑作かも。この世とはほんの少し違う世界、を描かせたら天下一品。 その景色が見えるような静かで精緻なタッチ。素晴らしい!
村上春樹や椎名誠にも共通するものがあるが、この人の作品には懐かしい静けさがある。
雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫)より
4043892020
No.99
(4pt)

ほどよいシンプルさで、ホラー的な雰囲気ほか、色々な要素があり面白かったです。

安価に購入させて頂き、寝る前のここ一週間程度、とても楽しませて頂きました。

”穏”という、現実世界とわずかにつながりつつも霊的に離れた村と、現実世界を結びその行き来をする登場人物達を描いた物語で、古い村の因習によるホラー的要素もほどよくあります。
全体的にシンプルというより素朴ながら退屈せず、わかりやすくて、情景描写も想像しやすく、冒険、現実世界との時間的な楽しめる交錯もあったと思います。
複雑すぎず、しかも楽しめる。という印象でした。

簡単な書評ですみません。ともかく、こんなに安価で一週間以上も十分に楽しませてもらって感謝です。
雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫)より
4043892020
No.98
(4pt)

映像が見える

違和感を唱えるかたもおられましょうが、なんとなく昔の萩尾望都の世界に
通じるものを感じました。
墓町のイメージなど実に漫画的ではありませんか。
雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫)より
4043892020
No.97
(5pt)

文庫化して更に完成度が高まる!

恒川光太郎の最高傑作かも。この世とはほんの少し違う世界、を描かせたら天下一品。 その景色が見えるような静かで精緻なタッチ。素晴らしい!
村上春樹や椎名誠にも共通するものがあるが、この人の作品には懐かしい静けさがある。
雷の季節の終わりに Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりにより
4048737414
No.96
(4pt)

ほどよいシンプルさで、ホラー的な雰囲気ほか、色々な要素があり面白かったです。

安価に購入させて頂き、寝る前のここ一週間程度、とても楽しませて頂きました。

”穏”という、現実世界とわずかにつながりつつも霊的に離れた村と、現実世界を結びその行き来をする登場人物達を描いた物語で、古い村の因習によるホラー的要素もほどよくあります。
全体的にシンプルというより素朴ながら退屈せず、わかりやすくて、情景描写も想像しやすく、冒険、現実世界との時間的な楽しめる交錯もあったと思います。
複雑すぎず、しかも楽しめる。という印象でした。

簡単な書評ですみません。ともかく、こんなに安価で一週間以上も十分に楽しませてもらって感謝です。
雷の季節の終わりに Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりにより
4048737414
No.95
(4pt)

映像が見える

違和感を唱えるかたもおられましょうが、なんとなく昔の萩尾望都の世界に
通じるものを感じました。
墓町のイメージなど実に漫画的ではありませんか。
雷の季節の終わりに Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりにより
4048737414
No.94
(5pt)

良作でした。

文体が、読みやすい。内容も良い。映画や、アニメにし易い内容でした。児童文学的な要素。悪い子供は、鬼にさらわれるといった、モラルを子供に付けるテーマを、現代文で、ラノベ寄りな、文体で語られています。昔話を、現代ファンタジ〜に、ミックスして、モラルを子供に与える方法について、色々な、キャラクターからの視点からの結果と、心情を見せながら、大筋の物語が進みます。良い作品でしたが、主人公が、過去を話す話の為、やや緊張感に、欠けます。死なない事が、前提の為。
最近、この作者の新作読んでいます。スタープレイヤーと、言う作品ですが、まだ途中ですが、こちらも、良いです。
話は、逸れましたが、良い作品作者さん有難うございます。
雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫)より
4043892020
No.93
(5pt)

良作でした。

文体が、読みやすい。内容も良い。映画や、アニメにし易い内容でした。児童文学的な要素。悪い子供は、鬼にさらわれるといった、モラルを子供に付けるテーマを、現代文で、ラノベ寄りな、文体で語られています。昔話を、現代ファンタジ〜に、ミックスして、モラルを子供に与える方法について、色々な、キャラクターからの視点からの結果と、心情を見せながら、大筋の物語が進みます。良い作品でしたが、主人公が、過去を話す話の為、やや緊張感に、欠けます。死なない事が、前提の為。
最近、この作者の新作読んでいます。スタープレイヤーと、言う作品ですが、まだ途中ですが、こちらも、良いです。
話は、逸れましたが、良い作品作者さん有難うございます。
雷の季節の終わりに Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりにより
4048737414
No.92
(5pt)

あっちの世界

良かった。不思議な世界に引き込まれ、あっという間に読み終えてしまいました。ハッピーエンドかと言うとどうかと思うが、とても充実感を味わえる本だと思う。是非また作者の他の本を楽しみたい。
雷の季節の終わりに Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりにより
4048737414
No.91
(5pt)

千と千尋が好きなら

著者の作品は夜市に続き二作品目として読みました。夜市の「風の古道」が好きな人なら間違い無く読んでみるべきです。この著者の作品をまだ未読な人には是非読んでほしい一冊です。何がすごいのか?「穏」という普通の世界から切り離された古い日本の神がでてくるような土地を舞台に少年が体験する奇々怪々な物語。読めばこの穏の世界が頭の中で巡ります。
雷の季節の終わりに Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりにより
4048737414
No.90
(4pt)

世界観に浸ってください

300ページ以上にも及ぶ長編小説ですが、最後までとても読みやすかったです。

あまり世界を緻密に描写しない文章は、人によっては稚拙に見えるかもしれません。
それが作者の意図によるものなのか、単に文章力に欠けるのかは分かりません。
ただ、それが世界観をよい意味でオブラートに包み、古来の日本を思わせる様々なフレーズによって、読者にある種の旅愁を抱かせます。

ただ若干、物語中のあらゆる困難が、大した盛り上がりも見せずに解決したりするのには首を傾げてしましました。
特に最後の問題に関しては、どこかのアニメで観たような展開に終わってしまって残念です。

でも、やはり読み終えてみると、夜市のときに感じたような何とも言えない感慨に浸らせてもらえました。
素晴らしい小説だと思います。
雷の季節の終わりに Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりにより
4048737414
No.89
(2pt)

村上春樹×ジョジョ

中盤まで読みすすんだまでの印象として、これは村上春樹の手法だな、影響受けてるな(悪い言い方すれば模倣だな)と感じた。作者の年代からして、学生時代に読んでいるだろうし。
世界の終わりとハードボイルドワンダーランド、ねじまき鳥、海辺のカフカ

特に、ハードボイルドワンダを思い出させる現実の世界と異世界の融合の話。
別に模倣が悪いとは言わないが、この年代の作家からもこういう手法を使う人が出てきたのだなという印象。

話は、中盤までは面白く展開する。
しかし、これが後半、失速し、読者をがっかりさせる。

以下、欠点
後半、話を進めるのが早い。
都合のいいようなキャラが唐突に出てきたりストーリーが展開したり。

穏出身の偵察の女性と茜が偶然に出会っていたり、
幼少のケンヤが唐突に出てきたりと。話をうまくまとめるための帳尻あわせがきれい過ぎる印象。

長編小説を書くなら(ましてやプロ作家なんだから)、
偶然は極力排除して、読者に「御都合主義だな」と感じさせないようにしないといけない。

トバムネキを倒すということでストーリーはクライマックスを迎え終了するが、
トバムネキは後半登場するし、ストーリーの展開上、読者にとっての「敵方」という印象はあまりないので
クライマックスがさほど盛り上がってるとは思えない。
トバが茜の義母の親戚というものどこかしら都合がいい。

村上の手法を利用するなら、トバムネキ的な登場人物は前半から登場させてもっと読者の憎悪をあおらなくてはいけない。村上はきっちり憎悪を読者に持たせる工夫をしています。

冒頭時点では、描写がいまひとつで、穏の風景が全く想像できないのも欠点だ。
ハカマチあたりから非常に分かりやすくなるが、もっと穏の人々に焦点を当てたストーリー展開のほうが興味が持てるような気がした。

一言で言えば尻切れトンボなのである。

穏を舞台に壮大な話が展開されるかと期待したが、話を進めるうちに、
「落としどころ」が小さくなっていく印象である。

さらに付け加えると、波紋?鳥が肩に乗っている?
なんだこりゃ、ジョジョの第3部の影響も受てるな!

村上春樹よりもいいとすれば、死に筋を作らずに、全部ハッピーエンドでしっかりまとめているところ。

描写力、ストーリー展開、どれももうひとつですが、創造性はあると思います。
可能性のある作家だと思うので、今後の成長に期待したい。
雷の季節の終わりに Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりにより
4048737414
No.88
(4pt)

ファンタジーだけど...

夜市が好きだったので読みました。
少し不思議なファンタジー、という
点では同じだと思ったのですが、
今まであったミステリー的な
「実はこうだった」という要素がなくなり
ちょっと不満です。
雷の季節の終わりに Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりにより
4048737414
No.87
(4pt)

やや間延びした感もあるがおもしろい

先が気になってしかたないので、久しぶりに徹夜してしまいました。

作風は、前作の『夜市』同様、ホラーとはいいつつも決して猟奇的ではなく、どちらかというと幻想的な世界を描いた民話や昔話のようです。淡々と詩情豊かに紡がれる物語は、うっすらと死の香りをまといつつ、妖気的な魅力を漂わせています。そして、そこに少年の成長や葛藤というテーマが絡んで、きゅんと胸が切なくなります。

ただ、短編だった前作に比べ、今回は長編だったせいか、全体がやや間延びしてしまい、主人公の成長物語という要素が少しぼやけてしまった感もあります。全体を細かく章立てにし、各章ごとに主人公を変えたせいかもしれません。

ストーリーも、前半と後半でがらっと変わりすぎな気もしたりして、もっとタイミングよく伏線を張っていけば、これが「賢也と風わいわいの復讐物語だった」という本筋がはっきりしたのでは、なんて思ったりして。終盤になって、諸悪の根源たる悪者が唐突に出てくるので、あまりカタルシスも感じられず。

と、何ぶん期待値が高い作家さんなので感想も辛口になってしまいましたが、おもしろい作品であることは確かです。少年の成長、物の怪、仲間、ファンタジーといった言葉に引っかかる人は、ぜひ読んでみて下さい。
雷の季節の終わりに Amazon書評・レビュー: 雷の季節の終わりにより
4048737414