(短編集)

夜市

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評判

夜市の評価:

4.13/5点 レビュー 350件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.13pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全631件 541〜560 28/32ページ
No.91
(4pt)

民俗学的な幻想世界……

ホラー大賞受賞作「夜市」と「風の古道」二編を収録。

スラスラと読めるあっさりとした文体にも関わらず、幻想的な風景が目に見えるようで、まるで映画を見ているようでした。

代表作の夜市はもちろん興味深かったのですが、個人的には風の古道のほうが強く印象に残っています。

不可思議な道に迷い込む少年のお話。

でもそれは古道だけじゃなくて、現実世界でも当てはまることだよね、と妙に納得してしまったり。

様々な分岐点がある古道に、ふとこれからの人生を重ね合わせて考えてしまいました。

子供の頃読んだ昔話を読むような感覚で、読める本です。

作者は独特の風習が色濃く残る沖縄県在住ということなので、これからも不思議で幻想的な世界を見せてくれたらなぁと期待しています。
夜市 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 夜市 (角川ホラー文庫)より
4043892012
No.90
(4pt)

幻想的、かつ…

綺麗な文体が幻想的な世界を作り出している。
表題作「夜市」は勿論印象的ではあるが特筆すべきは2話目の「風の古道」。
個人的にはこちらの方が印象深い。
世界観もしっかりしており、かと言って余分な文章はなくスラッとしているが、じわじわと広がっていく。
幻想的な物語ではあるが主人公である少年の成長の物語でもある。
生きていく上で決して避けては通れぬ矛盾との対峙、死とは、生とは、進むべき道とは。
ホラー大賞と言うことだが悪影響的なものはなく、むしろ子供にこそ読んで欲しい。小学校高学年〜なら十分読み解ける内容かと。
夜市 Amazon書評・レビュー: 夜市より
4048736515
No.89
(4pt)

幻想的、かつ…

綺麗な文体が幻想的な世界を作り出している。
表題作「夜市」は勿論印象的ではあるが特筆すべきは2話目の「風の古道」。
個人的にはこちらの方が印象深い。
世界観もしっかりしており、かと言って余分な文章はなくスラッとしているが、じわじわと広がっていく。
幻想的な物語ではあるが主人公である少年の成長の物語でもある。
生きていく上で決して避けては通れぬ矛盾との対峙、死とは、生とは、進むべき道とは。
ホラー大賞と言うことだが悪影響的なものはなく、むしろ子供にこそ読んで欲しい。小学校高学年〜なら十分読み解ける内容かと。
夜市 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 夜市 (角川ホラー文庫)より
4043892012
No.88
(5pt)

幻想的な世界にどっぷり浸れます

本のタイトルにもなっている「夜市」と

子供が不思議な道に迷いこんでしまう「風の古道」の二作を収録。

どちらも短編なのがもったいないくらい

しっかりしたストーリーが組み立てられた完成度の高い作品でした。

久しぶりにずっと追い続けたい作家に出会った気がします

どちらも冒頭部分から美しく、一気に作品の世界にひきつけられる。

ホラーに分類されそうだけど恐怖はない。

妖怪や鬼の存在がさりげなく、幻想的な味わいがあります。

洗練され、無駄のない文章も

この世界観を生み出す重要な要素なのかもしれない。

映像化したらきれいだろうな〜♪

美しさにどっぷり酔える本でした。
夜市 Amazon書評・レビュー: 夜市より
4048736515
No.87
(5pt)

幻想的な世界にどっぷり浸れます

本のタイトルにもなっている「夜市」と

子供が不思議な道に迷いこんでしまう「風の古道」の二作を収録。

どちらも短編なのがもったいないくらい

しっかりしたストーリーが組み立てられた完成度の高い作品でした。

久しぶりにずっと追い続けたい作家に出会った気がします

どちらも冒頭部分から美しく、一気に作品の世界にひきつけられる。

ホラーに分類されそうだけど恐怖はない。

妖怪や鬼の存在がさりげなく、幻想的な味わいがあります。

洗練され、無駄のない文章も

この世界観を生み出す重要な要素なのかもしれない。

映像化したらきれいだろうな〜♪

美しさにどっぷり酔える本でした。
夜市 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 夜市 (角川ホラー文庫)より
4043892012
No.86
(5pt)

不思議ワールド

日本ホラー小説大賞受賞作品にふさわしい、すばらしいものでした。グロイのが嫌いでオカルト好きな私は、グロくなく、爽やかなホラー作品はないものかと探していたところ、この本に出会いました。夜寝れないとかトイレに行けないとかいう怖さではなく、ジワジワと恐ろしくなります。今のホラーは「グロさ」に頼っているものが多いように思いますが、グロいのは「怖い」ではなく「気持悪い」だけだろうと思います。この作品はグロさに頼ることなくホラーを描いています、だからこりゃすばらしいと思いながら読みました。映画にすればいいのになぁと思いましたよ。
夜市 Amazon書評・レビュー: 夜市より
4048736515
No.85
(5pt)

不思議ワールド

日本ホラー小説大賞受賞作品にふさわしい、すばらしいものでした。グロイのが嫌いでオカルト好きな私は、グロくなく、爽やかなホラー作品はないものかと探していたところ、この本に出会いました。夜寝れないとかトイレに行けないとかいう怖さではなく、ジワジワと恐ろしくなります。今のホラーは「グロさ」に頼っているものが多いように思いますが、グロいのは「怖い」ではなく「気持悪い」だけだろうと思います。この作品はグロさに頼ることなくホラーを描いています、だからこりゃすばらしいと思いながら読みました。映画にすればいいのになぁと思いましたよ。
夜市 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 夜市 (角川ホラー文庫)より
4043892012
No.84
(4pt)

表紙どおりの綺麗な作品

ホラー大賞受賞作ではありますがホラー色はそれほど強くありません

そう感じさせるのは美しい文体にあるのかもしれません

内容の方は夜市、風の古道どちらにもオチ(?)的なものがあり最後まで楽しめて読めると思います

そして普段本を読まれない方(私もですが)でも短編ものなので安心して読めるのではないのでしょうか

残酷な描写もあまりなく、どなたにもオススメできる作品です
夜市 Amazon書評・レビュー: 夜市より
4048736515
No.83
(4pt)

表紙どおりの綺麗な作品

ホラー大賞受賞作ではありますがホラー色はそれほど強くありません

そう感じさせるのは美しい文体にあるのかもしれません

内容の方は夜市、風の古道どちらにもオチ(?)的なものがあり最後まで楽しめて読めると思います

そして普段本を読まれない方(私もですが)でも短編ものなので安心して読めるのではないのでしょうか

残酷な描写もあまりなく、どなたにもオススメできる作品です
夜市 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 夜市 (角川ホラー文庫)より
4043892012
No.82
(4pt)

人間ドラマ。

ホラー大賞を受賞しているけど、ホラーという感じではないです。なので、怖い話を求めている人にはお薦めできません。でも、面白い小説なので、読んでみても損はありません。ホラーというより、人間臭いファンタジーです。とかく、人間臭いです。夜市という闇市は、人間世界の裏の世界。奇妙な闇市。とても人間ではない人達が、妙なものを売っている。そこには「才能」なんて売り物もある。誰もが行けるわけではなく、一度入ってしまうと簡単には出られない。そんな不思議な世界である夜市が舞台なのに、違和感がなく、そこで繰り広げられる人間のやり取りが、面白かった。すごい寂寥感漂うただものではない小説です。今流行の小説や漫画を元にした映画やドラマには決してできない類の、小説。小説だからこそ味わえる面白さを味わえました。
夜市 Amazon書評・レビュー: 夜市より
4048736515
No.81
(4pt)

人間ドラマ。

ホラー大賞を受賞しているけど、ホラーという感じではないです。なので、怖い話を求めている人にはお薦めできません。でも、面白い小説なので、読んでみても損はありません。ホラーというより、人間臭いファンタジーです。とかく、人間臭いです。夜市という闇市は、人間世界の裏の世界。奇妙な闇市。とても人間ではない人達が、妙なものを売っている。そこには「才能」なんて売り物もある。誰もが行けるわけではなく、一度入ってしまうと簡単には出られない。そんな不思議な世界である夜市が舞台なのに、違和感がなく、そこで繰り広げられる人間のやり取りが、面白かった。すごい寂寥感漂うただものではない小説です。今流行の小説や漫画を元にした映画やドラマには決してできない類の、小説。小説だからこそ味わえる面白さを味わえました。
夜市 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 夜市 (角川ホラー文庫)より
4043892012
No.80
(4pt)

放浪の甘み

才能のある作家の小説を読むと、喜びと共に妬みさえ感じてしまうことがある。

恒川光太郎はそういった類の作家である。この作品における世界観や人物造形、

繰り広げられる物語は文章でありながら非常に立体的で、読む者を惹き込んでいく。

あっと言わされたラストを超え、本を閉じたときに感じた気持ちは感動よりも

妬みだった。星五つではないのは五つ以上をつけたくなった妬みである。

これからも追い続けるであろ作家であることは確実だ。
夜市 Amazon書評・レビュー: 夜市より
4048736515
No.79
(4pt)

放浪の甘み

才能のある作家の小説を読むと、喜びと共に妬みさえ感じてしまうことがある。

恒川光太郎はそういった類の作家である。この作品における世界観や人物造形、

繰り広げられる物語は文章でありながら非常に立体的で、読む者を惹き込んでいく。

あっと言わされたラストを超え、本を閉じたときに感じた気持ちは感動よりも

妬みだった。星五つではないのは五つ以上をつけたくなった妬みである。

これからも追い続けるであろ作家であることは確実だ。
夜市 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 夜市 (角川ホラー文庫)より
4043892012
No.78
(5pt)

もっと読みたい

素直に面白い。

 夜市に登場する妖怪達や商品を詳細に書き込んで、1000枚くらいの

大長編として仕上げてもあきないと思う。読み終わった後で、短くて

もったいないと感じる作品はそうそうないが、この夜市はそういう

満足感があった。

 同時に収録された「風の古道」もよい。

 設定がしっかりしているので安定感がある。これも短くまとめて

あるのが残念な感じがする。

 もっと長い作品を期待したい。
夜市 Amazon書評・レビュー: 夜市より
4048736515
No.77
(5pt)

もっと読みたい

素直に面白い。

 夜市に登場する妖怪達や商品を詳細に書き込んで、1000枚くらいの

大長編として仕上げてもあきないと思う。読み終わった後で、短くて

もったいないと感じる作品はそうそうないが、この夜市はそういう

満足感があった。

 同時に収録された「風の古道」もよい。

 設定がしっかりしているので安定感がある。これも短くまとめて

あるのが残念な感じがする。

 もっと長い作品を期待したい。
夜市 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 夜市 (角川ホラー文庫)より
4043892012
No.76
(5pt)

その才能に感服!

個人的には、「風の古道」が超好み。「夜市」に関しては、他の方が言っていたように、もうちょっと長編の方が良かったかな?という印象。感想は他の方が言っているのと大差ないので、ここでは控え、作者の恒川光太郎氏について述べたいと思う。

 この「夜市」は平成17年10月30日に発売されたが、平成18年9月20日に「ヤシ(夜市)」として韓国でも発売されている。日本版では恒川光太郎を「1973年東京生まれ。大学卒業後、様々な職業を経て、現在沖縄県在住。2005年、「夜市」で第12回日本ホラー大賞を受賞。本書がデビュー作」とだけ紹介しているが、韓国版はもっと詳しい。「1973年東京で生まれ、大東文化大学経済学部卒業。卒業後、定職には就かず、アルバイトをして小説を書き(フリーターとして過ごす)、1996年から約1年間、オートバイでオーストラリアを旅する。帰国後、しばらくの間オートバイの店でアルバイトし、その間、沖縄、北海道などをオートバイで訪れた。この旅行中に、妖怪、怪物が出てくるイメージが浮かび「夜市」を書いた。現在は、オーストラリア旅行中に知り合った妻と一緒に旅行を楽しみ、沖縄で暮らしている・・・・・」

 日本版の「夜市」は表紙が3匹の金魚で表現され、いかにも古風な作りであるが、韓国版は真っ赤な表紙に、頭が植物で出来ている少年の絵となっていて、実にインパクトがある。見比べると「陰」(日本版)と「陽」(韓国版)といった趣である。中身も韓国版では、「風の古道」が「風の都市」となっていて、順番が「風の都市(風の古道)」「夜市」となっているのに対し、日本版では「夜市」「風の古道」の順となっている。

 日本版の「夜市」では「老紳士」に哀愁や、せつなさを感じるが、韓国版にはいくつかイラストがあり、この「老紳士」が「たくましく、したたか」に見える(?)ので、ある意味ほっとしている(この意味は日本版を読んで感じてもらいたい)。
夜市 Amazon書評・レビュー: 夜市より
4048736515
No.75
(5pt)

その才能に感服!

個人的には、「風の古道」が超好み。「夜市」に関しては、他の方が言っていたように、もうちょっと長編の方が良かったかな?という印象。感想は他の方が言っているのと大差ないので、ここでは控え、作者の恒川光太郎氏について述べたいと思う。

 この「夜市」は平成17年10月30日に発売されたが、平成18年9月20日に「ヤシ(夜市)」として韓国でも発売されている。日本版では恒川光太郎を「1973年東京生まれ。大学卒業後、様々な職業を経て、現在沖縄県在住。2005年、「夜市」で第12回日本ホラー大賞を受賞。本書がデビュー作」とだけ紹介しているが、韓国版はもっと詳しい。「1973年東京で生まれ、大東文化大学経済学部卒業。卒業後、定職には就かず、アルバイトをして小説を書き(フリーターとして過ごす)、1996年から約1年間、オートバイでオーストラリアを旅する。帰国後、しばらくの間オートバイの店でアルバイトし、その間、沖縄、北海道などをオートバイで訪れた。この旅行中に、妖怪、怪物が出てくるイメージが浮かび「夜市」を書いた。現在は、オーストラリア旅行中に知り合った妻と一緒に旅行を楽しみ、沖縄で暮らしている・・・・・」

 日本版の「夜市」は表紙が3匹の金魚で表現され、いかにも古風な作りであるが、韓国版は真っ赤な表紙に、頭が植物で出来ている少年の絵となっていて、実にインパクトがある。見比べると「陰」(日本版)と「陽」(韓国版)といった趣である。中身も韓国版では、「風の古道」が「風の都市」となっていて、順番が「風の都市(風の古道)」「夜市」となっているのに対し、日本版では「夜市」「風の古道」の順となっている。

 日本版の「夜市」では「老紳士」に哀愁や、せつなさを感じるが、韓国版にはいくつかイラストがあり、この「老紳士」が「たくましく、したたか」に見える(?)ので、ある意味ほっとしている(この意味は日本版を読んで感じてもらいたい)。
夜市 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 夜市 (角川ホラー文庫)より
4043892012
No.74
(5pt)

期待を上回るデキ

日本ホラー小説大賞を受賞しているが、分類としてはホラーというよりもむしろファンタジーに近いという感じである。どちらかというと「千と千尋の・・・」に出てくるような世界観である。いずれの話も幼少のころの奇妙な体験を成長して後再び体験するという内容である。短篇であり非常に読みやすい。

いずれの話も最後のエンディングがよい意味で読者の期待(思い)を裏切る結末であり、最後の1ページまで楽しんで読める。
夜市 Amazon書評・レビュー: 夜市より
4048736515
No.73
(5pt)

期待を上回るデキ

日本ホラー小説大賞を受賞しているが、分類としてはホラーというよりもむしろファンタジーに近いという感じである。どちらかというと「千と千尋の・・・」に出てくるような世界観である。いずれの話も幼少のころの奇妙な体験を成長して後再び体験するという内容である。短篇であり非常に読みやすい。

いずれの話も最後のエンディングがよい意味で読者の期待(思い)を裏切る結末であり、最後の1ページまで楽しんで読める。
夜市 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 夜市 (角川ホラー文庫)より
4043892012
No.72
(4pt)

想像の枠を超えた作品。

「ホラー小説」というジャンルのようですが、単なるおどろおどろしい小説とは違う。現世とつながる入口。そこで繰り広げられるその世界の決まり。掟。うーん、「千と千尋の神隠し」みたい。と、最初は思いました。でも、後半部分の展開は想像を超えていました。

「夜市」も「風の古道」もその発想の新鮮さで、今後の作品が期待できる作家といえます。
夜市 Amazon書評・レビュー: 夜市より
4048736515