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なぞの目撃者: 少年弁護士セオの事件簿1



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【この小説が収録されている参考書籍】
少年弁護士セオの事件簿 (1) なぞの目撃者

なぞの目撃者: 少年弁護士セオの事件簿1の評価: 4.44/5点 レビュー 16件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.44pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全14件 1~14 1/1ページ
No.14:
(5pt)

ミステリーに興味を持ち始めた息子がハマッた

ミステリードラマやアニメに興味を持ち始め、特に弁護士や法医学に関するドラマを
気に入って観るようになった小4になる息子。
ドラマもいいけど、本で何かないかな?と探していたところ、
Amazonで高評価のこのシリーズを知り、購入。
著者が外国人なので、舞台も登場人物も外国の設定なのでどうかな?と
思ったけれど、物語の面白さが勝つんでしょうね、関係なく読み進めて
行きました。

買ったその日に半分まで読んで、2日で読破。
とても面白いみたいです
少年弁護士セオの事件簿 (1) なぞの目撃者Amazon書評・レビュー:少年弁護士セオの事件簿 (1) なぞの目撃者より
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No.13:
(5pt)

大人が読んでも面白い

現在の裁判構造に絶望した感のあるジョン グリシャムが、アメリカの理想とする司法制度を少年の目で表しています。
巻末の米国制度の解説はわかり易く、米国紛争に巻き込まれる可能性のある会社に勤めている大人にも読んでほしい。
予定調和的ストーリーなので、安心して子供たちに勧められます。
テレビドラマ風にセオの世界は続くので、2巻以降も必読です。
ただ、理想的なアメリカ社会の豊かさに驚きます。
生活保護を受けていたり、家族が破たんしている人も出てきますが、普通の家族は住宅街の一軒家に自家用車が当たり前です。
両親の仕事場は家から10分位で、よく働く経営者以外の人の勤務時間は九時五時、金曜午後の裁判所は閑散としています。
児童の課外活動には父母がボランティアで参加するし、他校へ遠征に行ったり、ボーイスカウト活動ではかなりの人数が屋外キャンプ活動もします。
この豊かさを確保するためには、国内単純作業には不法入国者を安く使い、他国には不利な条件で無理やり製品を買わせたり、複雑な金融システムを利用して他人の金を吸い取る必要があるんじゃないの?という疑問が沸いてしまいます。
女の子は、トラブルに巻き込まれたり、主人公を応援したりだけ。
まあ、米国の田舎は男社会だから、少女が独立して行動するのは危険なのかも。
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No.12:
(5pt)

いいね

優れもの。使い勝手がよくしかも安い割に重宝してます。お勧めですね
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No.11:
(5pt)

どうなる!セオ

主人公 セオドア・ブーン(セオ)が妻殺しで起訴されているピター・ダフィー(ダフィー)にたちむかいます。
ストラテンバーグでは『殺人』というおおきな事件の裁判にくぎずけです。
しかし・・・・・・・・・・
裁判では、検察側がにぎっている証拠はなくダフィーは無罪になろうとしていました・・・・・・・・。
そんなある日、セオは事件の審理をかえるおおきな証拠をみつけたのです。
[ネタばれ注意]
じつわセオがその事件の目撃者とであいます。 
さらに目撃したことにおそれる者たちからダフィーが妻を殺すさいに使用された証拠品までセオにわたされます。
『これで立証できる!』と喜ぶセオ
しかし・・・・・・・・
証人が不法移民のため立証できない。
しかしセオは裁判でただしい審理をだすため悪人ダフィーにたちむかいます。
どうなる!セオ
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No.10:
(5pt)

グリシャムの少年向け小説!!

おもしろいです。
さすが、グリシャムです。

少年向けということで、あまり期待せずに読みましたが、意外にはまってしまいました。

少し、説明的なところもあるのは、専門知識が必要な法廷ものだから、仕方ないかと思いました。
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No.9:
(5pt)

お買い得

中学生、小学校高学年の息子たちがはまりました。シリーズ集めていきたいですね。
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No.8:
(5pt)

4年生の子供に

最近、弁護士の仕事に興味をもった子供に、
こちらの本をプレゼントしました。
とても面白かったようで、あっという間に読み終わって
しまいました。
次巻も注文予定です。
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No.7:
(4pt)

あくまでアメリカの法曹界が舞台です

子どもの頃「マガーク少年探偵団」シリーズが大好きで、図書館で良く読んでいました。あれよりもさらに現実に踏み込んだ事件モノの少年文学。アメリカの、どこにでもありそうな町を舞台に、事件が起こったらどう裁かれていくのかを分かりやすい筆致で描いた作品です。子どもにはなじみのないだろう「裁判」というものを、主人公が同級生に説明するという形を取って紹介しています。分かりやすいと思いました。また、多民族国家アメリカの側面が少し分かる描写(ボランティアでスペイン語話者に英語など勉強を教えるシーンなど)もあり、子どもの視野を広げてくれそうです。あくまでアメリカの事情であることに注意。巻末の解説で日本との違いを紹介していますが。ミステリーや冒険モノを良く読んでいるような子どもだったら楽しめそうです。
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No.6:
(4pt)

四巻構成の続き物です

映画化された著書も多数ある法廷物の巨匠ジョン・グリシャム初の児童書という事で注文してみました。児童書ですが成人男性のレビューとなります。

4巻構成の第1巻となる本書。中に入っていた小冊子によると2011年11月に誘拐ゲーム (少年弁護士セオの事件簿'2)が発売済、残りは年1冊ペースで発刊を予定しているようです。なか見!検索で序章が読めますのでまずは閲覧をお勧めします。
両親と伯父が弁護士という弁護士一家で育った法廷が大好きで弁護士を目指す13歳の少年が主人公の本書。穏やかな街で起きた一つの殺人事件を中心に、学校の級友たちから持ち込まれる様々な”法律相談”や、十代の少年らしい悩みも絡めてストーリーは進んでいきます。そして”正義”の為に出された結論とは‥。
周りの大人に一目置かれるほど優秀ではあるが決して天才では無い主人公が、”少年弁護士”として精一杯依頼人を守るために奔走する様子がほほえましいです。
証拠固めという探偵的な要素と悪人も登場するサスペンス的な要素もある為に、飽きずに最後まで読み通させるのは流石グリシャム氏の作品と言ったところ。

法廷物と言っても依頼人の子供たちに説明するという形で判り易く裁判の用語・仕組みが説明されていますし、文化背景的な相違点も大して無いので児童書という名に偽りなく子供でも楽しく読めるかと思います。そして大人が読んでも普通に面白いですね。注意点は続き物なので一区切りは付くものの、事件自体はこの巻では完結しませんのでお間違え無く。
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No.5:
(5pt)

グリシャムが言いたかったことは「困っている人を助けることが法律家の役目」

本書は、グリシャムが初めて書いた少年少女向けミステリーという。主人公のセオの両親はともに弁護士で、父親の兄も弁護士だったが資格を剥奪され、今は税理士のような仕事をしている。このような法律一家の一人っ子セオは、早くから大人の弁護士顔負けの法律知識を身に着けたという設定である。いわば、法律分野のスーパー少年である。

 この町で、妻殺しの嫌疑をかけられた男の裁判が行われた1週間の出来事が、裁判所、学校、家庭を行き来しながら描かれる。大きなどんでん返しのあるミステリーではなく、大きな悪を裁くために、それより小さな悪は許されるか?という問題、アメリカで行われている司法取引の考え方を子供たちに考えさせる。

 物語の世界は、昔読んだケストナーの少年文学に通じるところを感じた。また、町で行われる裁判の間のことを少年少女の目から眺めた、グレゴリー・ペックのアラバマ物語に通じる点も感じられた。ただ、現在の話となっており、パソコンやインターネット、携帯電話が登場する点が、これらの話と異なるところだ。

 セオの両親は、金もうけをする弁護士ではなく、あまり豊かでない中からホームレスに対する援助活動を行っているところが描かれるが、この本でグリシャムが言いたかったことは、困っている人を助けることが法律家の役目だということだろう。そして、ある目的で協力し合うと絆が深まるということ。セオの父親と兄は、この事件で協力したことがきっかけで、それまでの疎遠な状態から元の親族の付き合いに戻ったようだ。

 悪いことはするなという主張もある。セオが父親のアカウントで裁判所のネットに侵入する際に、法律違反とはならないことを弁解している。ミステリーとしてのストーリ展開より、子供たちに生き方を教える本となっているものと感じた。

 ところで、「一事不再理」を「二重の危険の禁止」と訳してあるが、読んでこの意味を理解できる子供はいないだろう。それほど専門的な訳にこだわる必要はなかったと思われる。
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No.4:
(4pt)

第1巻のテーマは「無罪の推定」

弁護士夫婦の一人息子で8年生(中学2年相当)のセオが、街で起きた殺人事件の裁判に深く関わることになり、苦悩する物語です。400ページ近い大作ですが、レイアウトには余裕がありますし、文章も平易で読みやすい。多くの漢字にルビがあり、ハリー・ポッターをすんなり読める小中学生なら問題なく読めそうです。

物語の構造はきわめてシンプル。事情があって名乗り出ることのできない決定的な目撃者の存在を知ってしまったセオは、殺人事件の真相究明という社会正義と、友人からの信頼の板挟みとなります。そのジリジリするような苦しさを丹念に描いたのが本作です。後半の展開に意外性はなく、物語の中盤に相談を受けた主人公の伯父が行う状況整理を一歩も外れません。困難な局面を打開する奇跡の一手は登場せず、意外な真相が浮かび上がることもないため、派手な展開を好む方には物足りないでしょう。

ただ、陰鬱な展開ばかりが400ページ近くも続くわけではなく、クラスメートや友人らの相談に法律の知識と人脈を駆使してパッパと解決していくサブストーリーが、平行して展開します。またアメリカの裁判や法の理念などについて易しく解説する情報小説としての側面もあり、楽しく興味深く読み通せるのではないでしょうか。

本シリーズは全4巻で、本書が第1巻、第2巻『誘拐ゲーム』は既に発売済み。2012年秋に第3巻、2013年秋に第4巻が発売して完結する予定です。児童書として書かれた作品ですが、私にはこれくらいが読みやすい。第1巻は「無罪の推定」、第2巻は「司法取引」がテーマとなっており、グリシャム作品のエッセンスが易しく読めます。

ちなみに、第2巻は第1巻のすぐ後に起きた事件を扱っています。第1巻で解決に至らなかったサブストーリーの顛末に凶悪犯の脱獄事件が絡み、セオが大活躍します。お楽しみに。
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No.3:
(5pt)

おすすめ!子どもにも大人にも。

「少年弁護士」というタイトルにひかれました。
現実に近い等身大の物語設定に、はまりました。

主人公のセオが超完璧なエリートではないのがいいです!
けっこうふつうの男の子で、「弁護士」らしく一生懸命努力する姿がよかったです。

弁護士の両親もユニークですね。
弁護士・裁判・傍聴、と難しくて遠いと思っていた世界が、身近に感じられるようになります。

裁判のしくみはとても複雑に思えるので、それがわかるだけでもおもしろいです。大人も子どもも楽しめると思います。
殺人事件の裁判の行方も、あやしい男の眼差しも、続きがとても気になります。
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No.2:
(4pt)

子供に興味を持ってもらいたいけれど

内容は、ほぼ予想されるような展開です。法廷物、というお話ではないです。

子供たちに、法廷や司法というものについて関心を持ってもらおう、良くは知らないことをわかりやすく説明しよう、という意味で、丁寧に書かれています。

ただ、自発的にこの本を読んでみようという子供たちは、それほど多くないかもしれません。
読めばそれなりに面白いと思うのですが。
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No.1:
(4pt)

惜しい

児童書として書かれた作品ではあるが、大人でも十分に楽しめる作品。とりわけ難解なトリックやあっといわせるどんでん返しはないものの、詳細で丁寧な描写により読者を飽きさせない。

一方、物語最後はやや物足りなさも。次巻に続くのかは分からないが、あと30頁くらい増やしてもよかったのでは。
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