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最終退行
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最終退行の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全83件 21~40 2/5ページ
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池井戸作品の代名詞半沢直樹シリーズの始まり「俺たちバブル入行組」の直前期に発表された作品でもあるため、主人公が半沢直樹の人物像に近い ただしこちらの主人公 蓮沼鶏二は割と自分のやりたい事をやっていてかつクレバーであるように感じる(人間味があると言ってもいいのか) 本小説の内容としては元頭取の夢と欲望に振り回される人間模様が描かれており、銀行に限らず周りの人々も自身やその他の人々の夢や個人の想いなどが交錯していく物語である 長編小説ではあるが登場人物のキャラがよく立っているため、ドラマを見ているようにサクサクと読み進めることができるかと思う 銀行という巨大な組織に立ち向かうもの、利用するもの、従うもの、押しつぶされるもの、大きく広げた風呂敷を終盤50ページで回収していく様は圧巻であると感じる ぜひ実際にお手に取っていただきたい一冊 | ||||
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銀行内部のドロドロとした人間関係のひどさに呆れました。小説上の話だとは受け取っても、ここまで保身に走り、客のことを考えない職業があるとしたら無くしても良いのではと思うほどでした。 性格の悪いという言葉では片づけられないほどの悪質な性格の持ち主が多数登場します。現実の銀行の中で、このような人が生息しているとすれば誰も銀行業界を志望しなくなるほどです。それだけのインパクトがありました。 金塊探しを巧妙にストーリーに絡まして、話にミステリーの要素を加味していました。 その意味合いがラストにはわかるわけで、それはそれで興味深いストーリーだと思っています。 ラストは、後の半沢直樹シリーズを思い起こすほどの展開でした。主人公に感情移入していた読者が、一気にカタルシスを覚える瞬間でしょう。ある程度のお約束ではありますが、それでも最後までハラハラドキドキさせられるわけで、結構分厚い文庫でしたが、あっという間に読了しました。 これがあるからやめられません。 | ||||
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池井戸シリーズを読破したかったので、購入できて良かった。 | ||||
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スカッとしました。 ありがとう❗池井戸潤先生‼️ これからも期待しています | ||||
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著者の池井戸氏が化けて、下町ロケットや半沢直樹シリーズを世に出す前の、まだハードボイルド感が残る作品。全体的に暗いが、日本軍が残した金塊が海底に眠るという伝説を巡る詐欺と男のロマンという設定は珍しくて面白い。ガールフレンドの摩矢という女性が出てきて、話の支柱になってはいるが、こんな都合よく男についてくる女がいるものか?と、少し白けてしまった部分はある。またキーマンとなる人がトラック事故であっさり死んでしまい最後は物足りなかった。 傑作が多い池井戸作品にしてはまあまあ。 | ||||
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重たい内容でしたが、最近池井戸ファンになった私には新鮮でした。 | ||||
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池井戸作品にはいままで外れたことはありません。新作含めいつも楽しみにしております。 | ||||
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未読ですので、これから読むのを非常に続編と楽しみにしています。 | ||||
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話の繋がりが面白く、早く先を読みたくて、一気に読んでしまいました。 | ||||
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内容はいつもの通り良いが、Kindleのx rayがひどい。登場人物は主人公以外情報がないときいてる。一体どうなってんの?? | ||||
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満足してます・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ | ||||
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池井戸を期待して、期待通りでした。スカッとしたい時また読みます。 | ||||
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商品、梱包、到着日共に満足をしています。有難うございました。 | ||||
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あっという間に読み終わりました。息つく暇もない展開で引き込まれます。さすがの池井戸ストーリーといったところでしょうか。 | ||||
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池井戸さんの銀行もの作品。出世街道に外れ、家庭崩壊した正義感あふれる主人公が悪と戦うところはさすが。ただ、他の作品と比べると少し面白みにかけるところも。 | ||||
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手ごろな値段で購入しましたが、商品も大切に保存されており満足しています。 | ||||
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一気に読みました。企業倫理と人としての倫理がすれ違う・・顧客を死に追いやっても、債券回収した者が評価される。魂を売っても出世欲、名誉欲を優先させる。銀行に限らず、会社勤めの人なら程度の差こそあれ、うんうんと思うかも・・様々な人間関係が交差し、ついには出世競争からはみ出し、家庭も崩壊した主人公が追い詰められ牙をむき、巨悪をあばく。人間の欲や夢で、だますほうがだまされ、だましたと思ってもまただまされる。おもしろかったぁ! ただ、ラストはちょっと首をひねるところがありました。家庭の崩壊もあって、ますます追い込まれる主人公の動機設定のためには不倫を描くことも必要かと思うけど・・不倫相手とのハッピーエンドは、ちょっといい気なもんだ・・と反感ありです。余韻を残して別れてほしかったなぁ・・ | ||||
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リアル感最高でした。 私も金融機関に勤めてますがアルアルだらけでした。 池井戸さんは、我ら世代の代弁者ですね | ||||
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経済小説といえばこの人。圧倒的な密度で繰り広げられる銀行内での確執、経済や銀行内部についての知識がまるでない私も物語にグイグイ引き込まれました。けして簡単に理解できる内容ではありませんが、知識がなければ楽しめないということはありませんのでエンタメ性に特化した経済小説をお求めの方におすすめ。 ストーリーはかなりスロースターター。中盤まではひたすら丁寧に舞台設定を整えているので、不穏な気配は漂いつつも特に大きな動きはなく退屈です。しかし半分すぎた辺りから怒涛のように展開し伏線回収し始めるので、そこから一気にラストまで。怒涛すぎてやや決着が駆け足すぎたような気もしますが、しっかり押さえるところは押さえてあるので規模の大きな話にも関わらずスッキリした読後感になってます。 というわけでストーリーとしては☆4。☆のマイナス分は登場人物…というかメインを張る主人公やヒロインがとても感情移入しにくい思想を持つ人物だったからです。 裏金・汚職など主人公曰く「悪」を行う組織に立ち向かう者として、その本人が後ろ暗いことをやっていれば「お前が言うな」となってしまいます。平たく言うとこの主人公不倫をしているんですね。妻子ある身でありながら。そして二人揃って罪悪感は毛ほどもない。いざバレて責められると「俺を敬い気遣わない家族が悪い」と逆ギレする始末で人間としてとても手に負えません。こういう主人公が悪を暴く!悪を裁く!とかっこよく息巻いていても、でもこいつ不倫してるんだよな…とふとした瞬間に醒めた目で見てしまう。一応最後の最後に不倫問題についてフォローは入りますが、それを加味してもこの人物造形は失敗だったんじゃないかなぁと思います。実際この不倫設定に特にストーリー上で意味らしい意味はなく、なくてもまったく問題なかったのではと思うだけになおさら。 しかしその部分を差し引いても中盤から終盤にかけての起伏に富んだストーリー構成は素晴らしい。総合的には☆3.5。小説において人物設定も重視している私の評価なので、話が面白ければキャラクター性は問わないという方は頭から爪先まで楽しめる小説だと思います。 | ||||
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大学卒業から一筋に銀行で勤め上げて来た主人公が、上司の失敗を押し付けられ責任を負わされるハメになった。 そこから、上司への復讐は勿論の事、果ては勤めている銀行の頭取の不正まで暴いてしまう。 内容としては、とても面白いのだけれど、行動を起こす動機が自分が上司に追い詰めれた事が発端なのが、ちょっと・・・。 もっとも、人間なんて言うのはこんなものかもしれない。。。とは思いますけどね。 社会正義のために行動を起こすと言う動機よりは、とても人間臭くて現実味のある動機かもしれません。 小説としては、とても面白く、男の人生としては、ある意味羨ましいと思いました。 | ||||
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