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Qrosの女
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Qrosの女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 21~28 2/2ページ
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サスペンスものじゃない誉田哲也作品でなかなか面白かった。誉田哲也ファンの方は読んでおくべし | ||||
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いわゆる誉田作品。 読後感が心地よく楽しめます。 実写化を期待できる作品。 | ||||
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この作家さんの著書は初めてです。 特にハラハラドキドキという感じでも、切迫した感じでもないですが、じんわりと「現代における情報・報道の恐ろしさ」を感じました。 情報を利用して、落ち着くところにうまく落ち着けた結末でしたが、うまく利用できなかった場合、結局肩をすくめて我慢してやり過ごすしかないのかなあ…、と。ひとり歩きした「情報・報道」のツケは的になった個人が全部引っ被って「運が悪かった」と諦念に入るしかないのか…、など考えるお話でした。 楽しんで読めました。 | ||||
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秀作ではあるが、姫川玲子が活躍する衝撃的な筋書きの「ストロベリー ないと」等の一連の作品と比べて導入部分(起)のワクワク感く比べて、承転結の安直さ、甘さを感じる。 | ||||
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誉田哲也の新刊書は見つければすぐに買って読むのですが,この小説は出だしが芸能週刊誌の記者のしがない話から始まっていたので,何となく途中でほったらかしにしていたら,いつの間にか文庫版が出ていたというものです。 CMで有名俳優と共演した正体不明の女性,広告元企業の名をとって「Qrosの女」と呼ばれ,巷で噂になっていた。彼女,芸能プロダクションの社員の一瀬真澄は,たまたまCMの撮影現場に居合わせ,見初められてCMに出演することになったである。本人は芸能の表舞台に立つつもりは全然ないのに,ネット上で正体探しの書き込みが盛り上がっていく。そのうちプライベートにまで迫る書き込みがなされ,絶えず誰かに監視されているという恐怖におののくようになる。 匿名の依頼主から真澄のプライベートの情報を買うことを持ちかけられたフリーの芸能記者の園田芳美は,自分が提供した情報がネット上で公開されていることを知る。背後によからぬものを感じた園田は真澄の会社を通じて,解決策を持ちかける。 「Qrosの女」を追っていた芸能記者の栗山孝治は,園田とともにいて暴漢に襲われそうになっていた真澄を救出し,追跡者におびえる真澄をかくまうことになる。 ネットに真澄の情報を流し続けているのはだれか。この状況をどうやって解決していくのかといった感じで話は進んでいきます。 この作品では,羨望と嫉妬渦巻く芸能界,そこに生きる芸能人に食いつき売れるネタを必死につかもうとする芸能記者,そして,匿名の投稿でプライベートをネット上で暴かれ,尾ひれがついて日常生活が破壊されていく恐怖が描かれており,話は意外な結末でハッピーエンドを迎えます。登場人物のそれぞれの視点で,話が前後する構成に戸惑いますが,楽しめる小説でした。 | ||||
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あらすじを読んだ限りでは、暗く重い犯罪小説かと思いましたが、文字どおり軽やかな文体でサクサク読め、謎のCM美女という割にはあっさりした展開です。 Qrosの女や記者の妹はやや出来過ぎのような気がしますが、登場人物がみんな憎めないキャラで、想像以上に爽やかな気分になれます。 真相は平凡ながら、週刊誌記者の気苦労やありがちと思える芸能界の事情など、思わず納得してしまう話も楽しめます。 | ||||
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有名俳優と共演したCMの美女ぶりで 巷の評判となったが、素性が分からない「Qrosの女」。 話題性をテコに、名前や顔を売り込んでいくのが 普通の芸能界なのに、なぜ情報が 漏れないのかが大きな謎になっていて興味深かった。 ひと癖もふた癖もある男たちが動くことで 薄紙が剥がされていくように「Qrosの女」のことがわかっていく展開が緻密で、 また週刊誌、芸能界の裏側を覗くような内容も面白かった。 予想を裏切るラストの読後感がとてもよく 「ストロベリーナイト」や「ジウ」とは違った新境地作だと思いました。 個人的には芸能記者の矢口の天然ぶりに好感大です。 | ||||
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作者のファンであり、物語の雰囲気にも惹かれ読みました。 が、読後感としてはなんとも微妙でした。 CMに出演している謎の美女を追って3人の雑誌記者の視点で話が進んでいきますが、今ひとつ主役がはっきりせず話の流れがどうも散漫な印象のまま終盤までいってしまいます。おまけに謎の美女の正体が早い段階ではっきりしてしまい、今度はその美女が抱える問題の謎解きに話が移っていくのですが、残念ながらそのあたりからどうも御都合主義の展開になってしまっています。なぜか唐突に登場人物が皆いいひとになってしまい、緊張感が薄れていきます。 確かに予想外の犯人(?)と謎解きに加え、アクロバティックな落ちがつきミステリーとしての体裁も取ってはいますが、現実にそんなことあるかな〜…といった読後感が強く残ってしまい、途中まではあったおもしろかったという印象がどこかへ行ってしまった感じでした。 もっとコメディタッチにした方が、逆に真実味が出てよかったかもしれませんね。 個人的には、文庫になってからお手軽に楽しんだ方がよい作品だと思いました。 内容としては☆3つでもよいかもしれませんが、値段を踏まえて☆2つでしょうか。 | ||||
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