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Qrosの女



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【この小説が収録されている参考書籍】
Qrosの女
Qrosの女 (講談社文庫)
Qrosの女 (光文社文庫)

Qrosの女の評価: 3.46/5点 レビュー 28件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.46pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全16件 1~16 1/1ページ
No.16:
(4pt)

誉田作品の中では珍しいハッピーエンド。

タイトルからして不思議な誉田ワールドに?って思って購入。~が、陰惨な殺戮・誘拐・レイプ・恐喝・・・無し。悲惨な現場の実況も無し。事件はいつ起きるのよ? lastにちょい早送りな感じにはなるけど、それまで。期待外れって言っちゃあ確かにそんなお話です(武士道16みたいな青春ストーリーでもないけど)。【ケモノの城】の読後で、誉田作品はもう読まないって決めて、何年か売り場でも手に取らず・・・の後でQrosの女のタイトルに惹かれてAmazonに発注して~こんな話も書けるんだな・・・っという訳で、黒い羽、背中の蜘蛛も買いました。
Qrosの女Amazon書評・レビュー:Qrosの女より
4062187213
No.15:
(4pt)

芸能記者の暗部に光をあてる。

駆け出しの芸能記者 矢口。
芸能記者として、ベテランの域に入っている栗山。
ブラックジャーナリストの園田。

週刊誌が、事件をつくる能力が、
最近もてはやされてるが、その暗部に光をあてる。

なぜ スキャンダルを おうのか?
という疑問をもっている。
栗山には、タレントを自殺に追い込むような記事を書いた
ことがあることで、一度挫折している。
それを、バネにして、人間への優しさを確保しようとしている。
週刊誌の記者なりの矜持があり、
匿名のネットの暴露に対しては 義憤を感じたりする。

何れにしても、誉田哲也のオンナを描くチカラを
物語に 命を吹き込んでいるようだ。
表に出たがらない貧乳の市瀬真澄。
目立ちたがりのオカマの佐々木りん。
小生意気で自己中心の福永瑛莉。
矢口の彼女 トド。
個性がからんで、彩りを添えている。
Qrosの女 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:Qrosの女 (講談社文庫)より
4062934655
No.14:
(4pt)

最後がいまいち

グイグイ読ませる作品ではある。

私はかねてから、芸能記者はどんな気持ちであんな私生活のどうでもいいことを
あばいたり、つつきまわしたりするのか、自分や家族に誇りに思える
仕事だと思っているのか疑問に思っていた。
その答えはなかったが、それでも自分のすることには責任を持ち、
ネットで匿名で噂を流したりすることに対しては憤りを感じる矜持は
もっている男たちのミステリー仕立ての話。

最後に見つかる犯人とその動機が少し、とってつけたような感じだった。
もうすこしヒネリがほしかったけど、全体的にはおもしろかったです。
Qrosの女 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:Qrosの女 (講談社文庫)より
4062934655
No.13:
(4pt)

最後はラブハッピーエンドに❕

最後前までのストリーは良かった❗ 栗山の人間性は優し過ぎかな? 次の栗山のラブストーリーの進展に期待します。
Qrosの女 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:Qrosの女 (講談社文庫)より
4062934655
No.12:
(4pt)

変わったタッチ

某衣料品メーカーに出ている謎の女優、通称Qrosの女……果たして彼女は何者なのか!?
誉田作品にしてはかなり変わったタッチだな( ̄▽ ̄;)
Qrosの女 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:Qrosの女 (講談社文庫)より
4062934655
No.11:
(4pt)

まぁまぁ

オチがイマイチだったかな。文章はさすがに上手で移動中の暇潰しとしては充分なクオリティでした。
Qrosの女 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:Qrosの女 (講談社文庫)より
4062934655
No.10:
(4pt)

芸能界って面白い!

いやいや、この本が面白かった!

全く興味を持たない芸能界。CMがどのように作られて、芸能雑誌がどのように作られているかなんて待ってく知らないし、まずもって興味がわかない。

読み進めていくと、いつものごとく話が頭の中で繋がっていかない。

登場人物は少ないが、なぜ?となっている中、半分を過ぎた頃から、「もしや」とい思いが

そして、ふむふむと言う思いに。

しかし、最後にどんでん返しが。

いやー、楽しませて頂きました。

さわやかな文章で、人間の内面を描く、この作風にも共感を持てました。ありがとうございました。
Qrosの女 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:Qrosの女 (講談社文庫)より
4062934655
No.9:
(4pt)

自分は、人間は凶器なんだ、と感じた

違う作品を買いに行ったのだが探してもなく、別のものを買おうと思った時に本作が目に入った。
自分へのオススメにも入っていたし、誉田哲作品もよく読む方なので、とりあえず購入してみた。

時間があることもあったこともあったけど、面白くて、数えてはいないけど読み始めてから合計しても5時間程度だったと思う。

それと、面白かったのもあるけれど、いろんな意味で怖い時代に自分は生きているんだな、ということを感じた。
違う作品のレビューで、「スマートフォンはある意味凶器なんだ」と書いた事があるけれど、その考えはちょっと甘かったと本作を読み終えて考えさせられた。

私を含めて、すべての人は、ある意味凶器だ。
それは別に、現代だけではなく紀元前を含めた、すべての人に当てはまる事だ。
現代は、その凶器の精度は人類の歴史において一番鋭いといってもいい。

自分の名前を晒す事なく、自分の手を汚す事なく、人を傷つけ、殺す事だって出来る。

極端な話になってしまったが、その事を理解しなくててはいけない。
本作と登場人物たちからそんな事を教えられた気がする。
Qrosの女 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:Qrosの女 (講談社文庫)より
4062934655
No.8:
(4pt)

情報社会

まず、誉田 哲也さんの著書を読むのは初めてです。
ドラマや映画の「ストロベーナイト」は観た事はありましたが、
ちょっと異質さを感じたのと、
作品名、キャッチコピー それとなにより表紙の女性
この3点で手にとり読んでみたい衝動に捕らわれました。
読んでみて今思えば、
最初の時点で、この作品の世界に入っていたのかもしれません。

テレビ・雑誌・インターネット・SNS 様々な情報が得られやすくなり
便利な世の中にはなりました。
でも、その情報によって操作をする事やそれによって操作されてしまう。
それはそれで、怖い世の中です。

そういった現代の情報社会をとらえた
いい作品だったと思います。

また、4人の視点から物語が徐々に流れていく
物語の描き方がよかったと思います。

一章目がちょっとグダグダしていたかなって思いましたが、
あぁ これがあったから 2章めからグイグイ来たのかなって
読み終わって思いました。

そんなこんなレビューですが、
このレビューで買って読んでしまったら、
私に情報操作されたって事になります。
Qrosの女Amazon書評・レビュー:Qrosの女より
4062187213
No.7:
(5pt)

ドラマになりそうな感じ

今のSMAP問題も彷彿されそうな、スクープの裏側ってこんな感じなのかと思いながら読みました。 時間の移動で事実の辻褄が合っていくことが面白く感じられました。
Qrosの女Amazon書評・レビュー:Qrosの女より
4062187213
No.6:
(4pt)

おもしろい

著者の本は、武士道シリーズ(全三作)についで二作目なのですが、まったく違う雰囲気の小説なので少しびっくりしました。キュロスの女をめぐって記者たちが物語りを展開してゆくなかで、込み入った話がどうなっていくのかと読んでましたが、きれいに伏線を回収してゆきすごいと思いました。

◆疑似体験も夢も、存在する情報は全て現実であり、そして幻なんだ(p336)「攻穀機動隊」という作品からの引用のようです。なんとなくカッコいいせりふだなあと思いました。

 著者の作品はまだ二作しか読んだことがないのですが、他の作品も手にとって見たいと思います。
Qrosの女Amazon書評・レビュー:Qrosの女より
4062187213
No.5:
(4pt)

まあまあってとこかな

サスペンスものじゃない誉田哲也作品でなかなか面白かった。誉田哲也ファンの方は読んでおくべし
Qrosの女Amazon書評・レビュー:Qrosの女より
4062187213
No.4:
(4pt)

さわやか系のラインナップ

いわゆる誉田作品。

読後感が心地よく楽しめます。

実写化を期待できる作品。
Qrosの女Amazon書評・レビュー:Qrosの女より
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No.3:
(4pt)

ネットでプライベートを暴かれる恐怖

誉田哲也の新刊書は見つければすぐに買って読むのですが,この小説は出だしが芸能週刊誌の記者のしがない話から始まっていたので,何となく途中でほったらかしにしていたら,いつの間にか文庫版が出ていたというものです。
CMで有名俳優と共演した正体不明の女性,広告元企業の名をとって「Qrosの女」と呼ばれ,巷で噂になっていた。彼女,芸能プロダクションの社員の一瀬真澄は,たまたまCMの撮影現場に居合わせ,見初められてCMに出演することになったである。本人は芸能の表舞台に立つつもりは全然ないのに,ネット上で正体探しの書き込みが盛り上がっていく。そのうちプライベートにまで迫る書き込みがなされ,絶えず誰かに監視されているという恐怖におののくようになる。
匿名の依頼主から真澄のプライベートの情報を買うことを持ちかけられたフリーの芸能記者の園田芳美は,自分が提供した情報がネット上で公開されていることを知る。背後によからぬものを感じた園田は真澄の会社を通じて,解決策を持ちかける。
「Qrosの女」を追っていた芸能記者の栗山孝治は,園田とともにいて暴漢に襲われそうになっていた真澄を救出し,追跡者におびえる真澄をかくまうことになる。
ネットに真澄の情報を流し続けているのはだれか。この状況をどうやって解決していくのかといった感じで話は進んでいきます。
この作品では,羨望と嫉妬渦巻く芸能界,そこに生きる芸能人に食いつき売れるネタを必死につかもうとする芸能記者,そして,匿名の投稿でプライベートをネット上で暴かれ,尾ひれがついて日常生活が破壊されていく恐怖が描かれており,話は意外な結末でハッピーエンドを迎えます。登場人物のそれぞれの視点で,話が前後する構成に戸惑いますが,楽しめる小説でした。
Qrosの女Amazon書評・レビュー:Qrosの女より
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No.2:
(4pt)

美女の正体よりも芸能界の話

あらすじを読んだ限りでは、暗く重い犯罪小説かと思いましたが、文字どおり軽やかな文体でサクサク読め、謎のCM美女という割にはあっさりした展開です。

Qrosの女や記者の妹はやや出来過ぎのような気がしますが、登場人物がみんな憎めないキャラで、想像以上に爽やかな気分になれます。

真相は平凡ながら、週刊誌記者の気苦労やありがちと思える芸能界の事情など、思わず納得してしまう話も楽しめます。
Qrosの女Amazon書評・レビュー:Qrosの女より
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No.1:
(5pt)

緻密な構成な著者の新境地作

有名俳優と共演したCMの美女ぶりで
巷の評判となったが、素性が分からない「Qrosの女」。
話題性をテコに、名前や顔を売り込んでいくのが
普通の芸能界なのに、なぜ情報が
漏れないのかが大きな謎になっていて興味深かった。

ひと癖もふた癖もある男たちが動くことで
薄紙が剥がされていくように「Qrosの女」のことがわかっていく展開が緻密で、
また週刊誌、芸能界の裏側を覗くような内容も面白かった。

予想を裏切るラストの読後感がとてもよく
「ストロベリーナイト」や「ジウ」とは違った新境地作だと思いました。

個人的には芸能記者の矢口の天然ぶりに好感大です。
Qrosの女Amazon書評・レビュー:Qrosの女より
4062187213

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