涼宮ハルヒの憂鬱

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評判

涼宮ハルヒの憂鬱の評価:

4.21/5点 レビュー 282件。 B ランク

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平均点4.21pt

Amazonレビュー一覧

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全238件 181〜200 10/12ページ
No.58
(5pt)

ただ悪戯に流行ってるだけではない

この本だけは自信を持ってオススメしたい本だ。この本はどのエンターテイメント小説と比べても遜色が無いどころか、むしろ凌駕してしまっている印象すら受ける。

SOS団の強烈な個性を持ったキャラクターもそうだが、なんと言っても語り手となるキョンのキャラ造形、存在感が凄い。たいてい一人称の小説となると、主人公は至って普通の人間で、語られる側のキャラの強烈な個性に隠れてしまうものだ(西尾維新や那須きのこなどがこのテの作家である)が、なぜかこの小説ではそれがない。ところどころキョンの主観、感情にまかせた物語が展開されていくため、一人称の小説にありがちな『冷静すぎる主人公』像から脱し、語り手にもきちんとしたキャラクター性を創れている。こういう巧妙な仕掛けがあるため、読者は安心してキョンに感情移入し、涼宮ハルヒの世界観にどっぷりと浸かることができるのだ。

また、涼宮ハルヒの強烈なキャラ、どれもこれも普通の人間ではないSOS団のメンバーたちも、微妙に『ありがち』を外してストーリーが作られているため、この小説を全く新しいタイプの小説とするのに一役も二役も買っている。

よくこのシリーズを指して『いとうのいじが絵を描けば売れる(灼眼のシャナもいとうのいじが挿絵を担当)』などと言うたわけた事を言う輩がいるが、一切無視してもらって構わない。こんな面白い小説、誰が書いたってそうしょっちゅう生み出せるものではないからだ。この本を読了したとき、『待ってくれ、俺もSOS団に入れてくれ』と思える事うけ合いである。いや、ホント凄いんだって、コレが。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.57
(4pt)

多分、皆が思うこと

多分、主人公・ハルヒの感じていることは、読んだ全ての人に言えること。「普通」から逸脱した世界を見たり感じたりしたいと思う気持ちは誰でも持っていると思う。

でもそんな「普通」の中に実は、楽しいと思えること、思ってもいない感動、興奮が眠っているわけで、それはいつも退屈と感じている世界の中に確かに存在している。誰でも特別に成りえる世界なのである。

そんな中、「普通世界」の代表のようなキョンがどこまで破天荒なハルヒの行動と、周りに存在する普通でない人達のなかで振り回されるか、全てはここから始まる。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.56
(5pt)

話題の作品。

最近巷で(どこの巷なんだか、、、)話題のこの本を読んでみた。キャラの設定やストーリー展開など非常によく出来ていると感心したが、一番驚いたのは作者の文章力だと思った。内容さることながら、この作品をここまでの人気作品にしたのは、キョンというキャラによる終始一人称でストーリーが進むという文章形態だと思った。彼のツッコミは素晴らしい!

 DVDも勢いで購入してしまったが、原作を見てから買うか否かを判断して欲しい。金銭的にもそっちの方が損は少ないだろう。いつも海外のミステリー系しか読まない自分が、今回初めてライトノベルを読んでみたわけだが、、、、、、、ハマッてしまいそうだ、、、
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.55
(5pt)

うひはー!

きゃほほーい!良作みつけたー!
「時間を持て余す」方はこれを激読してみてくれ!
気に入る事まちがいなし!
あっというまに激読完了してしまうでしょう!
アニメは禁則事項だけど

ってのは嘘で媚びてみただけだぜーっ!!
ウケるのは一部の人のみであり、更にウケる人の中の半分以上がすぐ手放すこと間違いなし!!
どのような人間かを判断するのに最適な本だZE!!!!
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.54
(5pt)

ユニーク

2ちゃんねるでのアニメの異様な盛り上がりを受けてこの小説を手に取った。

まず、一人視点による文体がユーモラスでキャラの立ち振る舞いも楽しい。
同著者の「学校を出よう!」も好きだが、その点で自分にとってはこちらに分がある。

SF的な側面でも、既存の多くのものとは出発点が違う。
不可思議な現象など起こらないことが判りきった予定調和な日常。
虚構を虚構として割り切る読者の視点に同化するような語り手のキョンと、彼の現実認識をぶち壊す涼宮ハルヒという一種の何でもありな舞台装置。
彼らが出会い日常が非日常に変わるまでの経緯に、素朴なワクワクとした気持ちを抱き、少しシリアスにも思えた。

そんな、自分の中にもあるかもしれない非日常への憧れを刺激するようなところが肝です。

それもキョンの視点を通して語られるからこそ。アニメではその魅力が出せているんでしょうか。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.53
(5pt)

おもしろいよ。純粋に。

面白いです。この作品。ビックリしました。

所詮スニーカーだとおもって馬鹿にしてたけれど・・・・。

自分の中のスニーカーの意識を改めさせられました。

これは文学作品じゃないとか、小学生にもかけるとかいう話もされていますが、スニーカー文庫、娯楽作品です。これは。

そんなことで否定的な見方をするのはやめましょう。

娯楽作品として、とても面白い作品です。

それでいいじゃないですか。

堅苦しいことは抜きにして、考えましょう。

面白い。これで十分です。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.52
(5pt)

私小説の世界をライトノベルに移植しようとした、一つの斬新な試み。

この本を手にされる方は「2003年のスニーカー大賞」受賞作ということで、購入された方、または、「2006年のアニメ化」で購入された方に大別されると思う。

 私は後者であり、もともと読む本が、新書、文庫中心でライトノベルを読む機会は少ないのであるが、「私小説スタイルの斬新な試みによるライトノベル化」というのが読後感である。

 高校生活をキョン(男性主人公)の視点から、現代風の私小説スタイルで情景描写し、また意図的に脱線した余分なコメントを伴う独特の口調が妙味であろう。

 また恋愛要素を伴う心中表現を最小限におさえてあり、また「微妙に非日常系学園ストーリー」と紹介されているのは、ヒロインのハルヒに 「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」と言わせ、ハルヒが同好会を結成したら、宇宙人、未来人、超能力者が集まっていたという、出来過ぎたSF展開。

*まず、途中のSF展開も、意図的な脱線で異常が正常に見えてくる妙味。

*また、一貫してSF要素が多い中、宇宙人が一人称になることも無く、ハルヒがあくまでもヒロインにとどまり、特殊な異空間を作り出す。しかし、進行するSF展開を、わずかな恋愛要素というスパイスで180度ひっくりかえす。

 この2点で読者を飽きさせずに、一気に吸い込む秀作であると思われる。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.51
(4pt)

まあまあ

かなり売れている作品なので、期待感大で読むとそれほどでもなし。この一冊だけで言えば、アニメのほうが面白い気がしますね。その辺をさっぴいて、本書だけ取り上げれば、まずまずおもしろいです。次巻にも期待大です。予備知識ゼロで読んだ人は、面白いでしょうね、きっと。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.50
(5pt)

今までに絶対なかった作風

超ワガママ娘、涼宮ハルヒが入学早々、わけのわからん部活、SOS団(世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団)を立ち上げ、やりたい放題イロイロとやらかしていく、今までには多分無い学園もだと自分では思う。なんせ宇宙人や未来人が出てきてはこう言うしかないだろう。

絶対に今までに無い面白さがある!。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.49
(5pt)

混ぜ込みすぎている感じ。

アニメのほうを先に拝見してから、原作を読んで見ました。

SFとして楽しんでいたので、最終局面、閉鎖空間から出る方法がアレで

あった理由がいまいち理解できなかったのが、なんともいえないもどかしさを自分の中に残しています。

SF、ラブコメ、色々な視点から物語をとらえないといけないのかもしれません。

少々痛いような部分もありますが、それぞれ人物の魅力は十分だと思います。

予想以上に楽しめました。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.48
(4pt)

面白かったです。

前から知ってはいたのですが、あまり興味はありませんでした。

でも実際呼んでみるとこれがなかなか面白くてはまってしまいました。

読む前のイメージではただのラブコメ物かなと思っていたのですが、そうでもなく、なかなかぶっ飛んでます。

アニメのほうも2期を期待したいところです。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.47
(4pt)

少々冗長ではありますが、素材は面白いと思います

DVD『朝比奈ミクルの冒険 Epsode00』を視聴し、非常にその世界観に興味が湧きましたので、この原作文庫本を既刊となっている分全てまとめて読破しました。

先ず率直な感想として、アニメ版の企画が非常に高度に練られた、質の高い企画であることが感じられましたね。何故あのエピソードをセルDVD版の第1弾に持ってきたのか?原作を知った上で考えてみてみると非常に判り易いと思います。あの自主制作映画こそが、この物語の世界観や根本的な状況設定及び人間関係と言ったモノを凝縮した内容となっており、この作品の魅力を非常に雄弁に視聴者に紹介している訳ですね。アニメ版から入ったファンの方は、是非この原作文庫シリーズもご一読してみることをお薦めします。

この小説そのものの感想ですが、著述形式は一人称視点での語りで進められていきます。その視点役となっている人物の心象表現がやや過剰で、ともすればくどく感じられる部分もあるものの、"彼”の人物像は明確に伝わってきます。そして何より、この作品のポイントは彼が世界の主ではなく従となっている点にあります。彼の視点を通して描かれる"世界の姿"を楽しめるなら、少々冗長に感じられる文体も然程気にならなくなると思います。

語られる世界の姿は、割と古典に属するSFテイストを何種類か混ぜ込んだ様な無秩序さがありますが、それも特色と言えば特色でしょう。それぞれの異なった要素をどのように調整し、各々の魅力を出していくか?まだ第1巻にして、素材を読者に披露した段階ですので、本当の評価はこの先に期待といったところですが、少なくとも期待を抱かせるだけの素材ではあると思います。

異なったパーツによって奏でられる音楽が、ある一点を中心に綺麗なハーモニーを醸し出すような世界が描かれ事を期待したいところですね。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.46
(5pt)

良い

涼宮ハルヒシリーズの元となる作品なので

なんとも完結されてて良いです

主人公の心理描写が良いですね

あとハルヒが良い!!DQNと罵る人がいますが

それでも良い!!朝比奈、長門など興味ないです!!

ぜひ買おう
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.45
(4pt)

本書は傑作に「なりかけて」いる。

終盤の展開をどう読み取ったかで読み手のレベルが分かる。

理解不能のように感じる堅い比喩表現

一見短絡的に見える終盤の着地。

チープな設定の中に落とし込んだ

主人公と同じ視点で日常と非日常を感じる書き方。

どこそこに張り巡らされた古典SFの手法。

著者はかなりのSF小説好きなんだと、うかがい知れる。

本作品はまだ傑作とは言いがたいけど

これから先、必ず化けるであろう作家に注目すべし。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.44
(4pt)

新感覚!!

急に世界が色あせて感じられた時ってありませんか?思春期、精神が不安定になって起こる感覚だと思いますが、涼宮ハルヒもそんなお年頃の普通の女子高生・・・ではないんです(笑)

その脇を固めるメンツも無口でショートカットの長門(綾波に近い)や萌えキャラの朝比奈さんなども「なんだよくいるじゃないか」というようなキャラ・・とは限らない(笑)

日常と非日常が絶妙にミックスされた秀逸な世界観をもとに、キョンのどこか飄々とした語りと突っ込みによって展開されるストーリーはまさに新感覚!一読の価値はあります。

そのほかのメディア展開も盛んで特にアニメは全体的に高い評価を得ています。

ちなみにこれが第一巻で続きが「涼宮ハルヒの溜息」です。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.43
(5pt)

意外

大賞取っていようが売れていようが所詮ライトノベル、たかがライトノベルと期待せずに読んだが
おもしろい。
ハマる、というわけでは無いのだが、もう少し眺めていたい気分になる。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.42
(5pt)

文体は今様で新鮮、筋道は古風で堅実

ストーリーは、疾風怒濤の思春期ゆえの揺れる魂が引き起こす騒動、散りばめられた超科学の設定、(ライトノベルとしてどうかはともかく、小説としては)いずれもそれほど突飛なものではなく、古今東西の普遍的問題を、割と古典的なSFの手法で、堅実かつ爽やかに描いた秀作と言えるでしょう。

 新鮮なところは、(萌え要素や今風の語り口も面白いですが)従来のような事件を引き起こす当事者の一人称視点が無く、常にハルヒは二人称・三人称視点で描かれるところでしょう。奇矯でいて繊細、万能でいて弱いヒロインの多面性が鮮やかです。

 残念ながらアニメ版など派生作品を見る機会がありませんが、(短編は兎も角、本巻は)言われているように「質が劣る」という次元の話ではないと思います。ノベルはノベル、アニメはアニメで良作だと思われます。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.41
(5pt)

読み手のレベルを測るのには最適の作品

この作品は、相当しっかり読まないと(特に終盤が)急な展開に感じるかもですが、ハルヒの心情変化の表現を追っていくと整合性の取れたストーリー展開をするため、作品としてのストーリーの内容は相当にしっかりしています。

ライトノベルの読者層との関係で、それを上手く読み取れなかった人が多いため「短絡的」や「唐突」といった表現と共に低い評価を下す人もまた多いです。比喩表現も難しい場合が多い。この作品に低い評価を下している人の理由付けの仕方により、その人の読み手としての能力の高低を簡単に窺い知ることが出来ます。

好みの問題にもよるのでしょうが、個人的には楽しむ事が出来ました。

もしストーリー展開に違和感を覚えたなら、ハルヒの心情変化を追ってもう一度読んでみましょう。キョンの目線で見ているにもかかわらず、至るところに滲み出ているハルヒの心の変化こそが、この作品におけるストーリーそのものなのだと思います。

ちなみに私は、世界観に惹かれて何度か読んでみて、ようやく理解できた様な読み手としての能力が低い側の人間です(笑)
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.40
(4pt)

楽しめた

学園ラブコメなんてのは嫌いなのだがアニメがおもしろかったので読んでみた。SF的要素を含むと知った後、その辺に期待して読んだ感想は
物足りなかった。もっと驚くような展開があると思っていたらすんなり終わってしまった。ラストシーンも微妙。バトルシーンは展開的には驚いたが、何でもアリなので生死の緊迫感はない(アニメはよかったけど)。キャラの細かい掘り下げもなく、おもしろい設定も説明で終わった感じ。まあ、続き物なので導入という意味ではよかったのかもしれないけど。

ただ、「クビキリサイクル」並の手を加えまくったエンターテイメントを期待してたので肩透かしを食らった感じだった。この巻しか読んでいないからか?それともライトノベルだからあえて内容をこの程度にとどめているのか?そういう意味では確かにライトだったが。
しかし、最初の印象に戻ってラブコメだと思って読んでみると、おもしろい。話もわかりやすいし、何よりラストシーンが印象を増す。
自分が一番気に入っていた部分、アニメでは斬新だった(本になるとそれが普通なのだが)キョンの一人語りも、やはりよかった。

なんだかんだ言っても楽しめた一冊ではある。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019
No.39
(5pt)

当たり前ながら、普通に面白い

スニーカー大賞受賞との事で、読んでみたが非常に面白かったです。

難しい比喩表現が分からない人や、最後のオチに至るまでの過程が読み取れなかった人(唐突なオチと評価を下している方は、明らかに読み取れていない)、またはSF設定が好きでない人にとっては、恐らく平均以下の評価しか頂けなかっただろうとは思います。

何より確定していない世界観が面白かったです。

一人称視点として語られるため、この世界での「事実」は8巻まで刊行されているにも関わらず、全て登場人物による「仮定」と主人公による「推測」にすぎず、この世界では本当に時間に連続性は無いのか?ハルヒとは何なのか?世界が出来たのはいつなのか?全てが定義されていない以上、矛盾もまた存在しないわけです。そもそも登場人物間での主張や定義付けが食い違っていたりしますしね。

本を読まない人向けというレビューをよく見ましたが、それなりの読解力がないと楽しむのは難しいと思います。(内容を読み取れず、矛盾とか展開が唐突だと感じてしまう可能性がある、という意味です。)

何にせよ、SF設定が好きであればお勧めできます。一人の意識が世界を左右する中、宇宙人や未来人、超能力者や一般人が何とかしようと右往左往する、そんなハルヒワールドをどうぞお楽しみ下さい。
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)より
4044292019