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ヴァルドマアル氏の病症の真相



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【この小説が収録されている参考書籍】
ポオ小説全集 4 (創元推理文庫 522-4)

ヴァルドマアル氏の病症の真相の評価: 4.14/5点 レビュー 7件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.14pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(1pt)

内容は最高

この本は以前に持っていて、間違って処分して
しまったので新たに買い直したものです。
人間の想像力の限界に挑んだ、ポーの天才ぶりが
全編にほとばしっています。人類の宝です。
ただ梱包は最悪でした。
ポオ小説全集 4 (創元推理文庫 522-4)Amazon書評・レビュー:ポオ小説全集 4 (創元推理文庫 522-4)より
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No.6:
(5pt)

五カ月かけて読みました。

きっかけは、映画「アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち」でした。原案は「タール博士とフェザー教授の療法」ですね。(映画はさらに、もうひとひねりあって、良かったです。)

しかし、細かく薄い字で読むのに苦労しました。そのせいもあってか、時間がかかりました。
日本の時代物(時代劇)も好きでよく読みますが、フォントがでかいですよ。間隔も大きい。

それでも内容には異次元のものを感じました。
作家は天才だと思いますね。

字が大きかったら、全集の1、2、3も読みたいのですが、、、。
kindleかな。
ポオ小説全集 4 (創元推理文庫 522-4)Amazon書評・レビュー:ポオ小説全集 4 (創元推理文庫 522-4)より
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No.5:
(3pt)

読むのに何の支障もない

若干古びた感じはありますが、読むのに支障ありません。特に目立つ傷も有りませんでした。送付は迅速で、包装も完璧でした。若干古びているので星3にしましたが、本としての機能・価値からすれば、星4~5でも良いかと思います。
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No.4:
(5pt)

天才作家ポオの傑作

本書にはポオの書いたいわゆる庭園風景ものの四作のうち三作が収録されている。発表年順だと「アルンハイムの地所」「ランダーの別荘」「ウィサヒコンの朝」になる。ポオでは怪奇・幻想小説や探偵小説が有名だが、「妖精の島」を含めた庭園風景ものもかなりの傑作である。普通の作家が書けば退屈になりそうな情景描写も、ポオなら飽きさせない。とくに「ウィサヒコンの朝」では、綺麗な情景描写はもちろん、幻想・ユーモア・風刺の要素も含んでいる。個人的にはポオの最高傑作の一つに数えられてもいい作品である。
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No.3:
(5pt)

秀逸な作品と、素晴らしきユーモア

この作品は全集の中で一番よい作品と
いってもいいことでしょう。
なぜならば、非常に読みやすい作品と
面白い作品が一番多いため。

それとこの作品には
なにやらそぐわない作品がちょっとまぎれています。
いわゆる「ユーモア」に属する作品ですが…
落とし方も分かりやすいですが
これは評価が二分するでしょう。
人によっては、散々読ませたくせに…
と憤慨する人もいるかと思います。

だけれども、そんな人でもうならせる
われらがデュパンの華麗なる「盗み」がさえわたる
作品もありますのでご安心あれ。
そのほかにも酔狂な天使が出てくる作品も
あったりします。

ポオの文章は癖のある、いわゆる
「読者を選ぶ」本ではありますが
この巻は本当に面白いですので
この巻から読んだほうがベストかもしれません。
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No.2:
(5pt)

カーニバルの夜に地下墓地で……

◆「アモンティラードの樽」

  屈辱を受けた男が、相手を地下墓地に誘い込み、生き埋めにする話。

  たしかに、憎い相手に対する復讐としては、これに勝るものはないでしょうね。

  自分の手は汚さず、誰にも気づかれず、何より相手に
  長時間恐怖を与えつつ、なぶり殺しにする――。

  いやあ、考えただけで恐ろしい。

  ポーには本作以外にも「早すぎた埋葬」という、そのものズバリの作品もあり、
  なにか生き埋めという行為に対し、強烈なオブセッションを感じさせます。

 ▽付記

   「アモンティラード」とはスペイン産のシェリー酒のタイプのひとつ。

   樽の中に四分の三ほどワインを入れ、約半年間放置するとワインの表面に
   白い膜が張り、フロール香という独特の芳香がして、淡黄色になります。

   「アモンティラード」はそこからさらに熟成させることによってつくられ、
   こはく色になり、口あたりが格段に増します。
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No.1:
(5pt)

ドイルファンも乱歩ファンも

■収録作品
 黄金虫
 黒猫
 長方形の箱
 不条理の天使
 お前が犯人だ
 ウィサヒコンの朝
 シェヘラザーデの千二夜の物語
 ミイラとの論争
 天邪鬼
 タール博士とフェザー教授の療法
 ヴァルドマアル氏の病症の真相
 盗まれた手紙
 アモンティリャアドの酒樽
 アルンハイムの地所
 メロンタ・タウタ
 ちんば蛙
 Xだらけの社説 フォン・ケンペレンと彼の発見
 ランダーの別荘
 スフィンクス
 暗号論
 探偵作家としてのエドガー・ポオ 江戸川乱歩著エドガ-・ポオに影響された作家は数知れません。なかでも有名なのが,コナン・ドイルと江戸川乱歩。この本に収録されているのは,彼らに影響を与えた作品ばかりです。ためしに「黄金虫」や「盗まれた手紙」を読んでみてください。なにか思い出しませんか。
あとがきには江戸川乱歩の探偵小説論が収録されていて,ポオのファンだけでなく,ドイルや乱歩の起源を探りたい方にもオススメです。僕のお気に入りは「長方形の箱」。
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