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(短編集)
ドルチェ
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ドルチェの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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元捜査一課の女刑事・魚住久江、42歳独身。ある理由から一課復帰を拒み、所轄で十年。今は練馬署強行犯係に勤務する。その日、一人の父親から、子供が死亡し母親は行方不明との通報があった。翌日、母親と名乗る女性が出頭したが(「袋(ブクロ)の金魚」)。女子大生が暴漢に襲われた。捜査線上には彼女と不倫関係の大学准教授の名も挙がり……(「ドルチェ」)。所轄を生きる、新・警察小説集第1弾。 | ||||
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姫川シリーズと対極をなす(と著者自身が位置づける)連作読みきりシリーズ。 姫川が所属する捜査一課が「人が死んでから動く」ならば、新ヒロイン久江が所属する「強行係」は「人が死ぬ前に動く」部署。 そこで働く事に密やかなやりがいを感じている久江、という設定には至極納得がいくものの、 ミステリとしては、やはり人が死なないだけあって全体的に小粒な印象なのは否めない。 とはいえ女性ならではの細やかな観察眼を活かして解決される事件は、心温まり感動を誘う。 男性でありながら、兼ねてより女性描写に定評のある著者の本領が発揮されている。 | ||||
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可もなく不可もなくって感じです。 姫川玲子シリーズのような派手さはなく、物語も普通な感じでしょうか。 続編を買うべきか迷うところです。 | ||||
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練馬署強行犯係に所属する42歳の女性警察官・魚住久江をヒロインに6つの事件を描く連作短編集。 かつて警視庁の捜査一課に所属していた魚住が、捜査一課への復帰を断り続け、所轄で刑事を続けているのかという理由がなかなかいいなと思いつつ、ゆったりと読み終える。 6編とも大きな事件ではないものの、それぞれの描き方が少し引いた感じで好印象。TV的な描き方かなぁ…… | ||||
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作者の別のシリーズのヒロインよりは、地味な感じですが、女性目線で見ると共感を覚えやすいです。で、評価も地味ということで。 | ||||
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練馬署の強行犯係に属する魚住刑事を主人公にした警察物です。 女性刑事ということでどうしても「ストロベリーナイト」姫川刑事と 比較してしまうのは仕方ないです。 どちらも直観力、推理力に優れていて、腹に据えかねることには 黙ってないところは似ていますが、参考人の環境に寄り添うような 尋問シーンが多いせいか、こちらの魚住刑事の方が人情派っぽく 見えます。 発生する事件にしても、一般市民が遭遇するような、通り魔とか 家庭内での傷害などで、凄惨な現場ではありません。 事件の複雑性よりも、動機を追ううちに関わる人達の人生模様が 描き出され、終わった後余韻が残るといった感じです。 本部の刑事から格下に見られながら、所轄組がささやかな抵抗を する場面もあり、捜査一課で事件を追うのとは別の面白さがあります。 姫川シリーズのような展開と迫力を期待していると物足りないと 思いますが、より市民の生活に近い警察物として読めます。 長編「ドンナビアンカ」も文庫化されたら読みたいと思います。 | ||||
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姫川シリーズのフアンで、期待して、読んだが、全然別物軽すぎる。 | ||||
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この本は魚住久江という中年の女性巡査部長が 主人公の短編集で、以下の作品が収録されています。 ・袋の金魚 −小説新潮2006年10月号 ・ドルチェ −小説新潮2007年10月号 ・バスストップ −小説新潮2008年5月号 ・誰かのために −小説新潮2008年11月号 ・ブルードパラサイト −小説新潮2009年11月号 ・愛したのが百年目 −小説新潮2010年11月号 中年の女性巡査部長が主人公という舞台設定は 目新しいのですが、それ以上特別なものを感じる ことはありませんでした。 | ||||
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事件の裏にある複雑な人間関係。 でもその解き方が甘い。 タイトル通りになってしまっている。 もう少し書き込んでもいいのに。 | ||||
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