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疾風ガール



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疾風ガールの評価: 3.84/5点 レビュー 31件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.84pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(3pt)

明らかに期待を裏切る展開

破天荒な青春バンドものかと思いきや、途中から「ある人物の死の謎に迫る」という展開がなんと半分以上も続く。
ジャンルがいつの間にか変わってしまい、期待外れの印象を抱いたまま読み終えてしまう。
私が読みたかったのはこういうのじゃない…と多くの読者が感じることだろう。

好き嫌いが分かれるだろうが、猪突猛進系の(あるいはわがままな)ヒロインをはじめ、
それぞれのキャラが立っている点はよかった。
ただ、作者の別の作品(確か「レイジ」)でもあったのだが、
終盤に来てほぼ初登場のキャラがきっかけを与えるという展開が今回もあり、
少し残念な点に思えた。

続編があるようだが、少なくともこの一作だけでは満足した読書にはならなかった、というのが本音である。
疾風ガールAmazon書評・レビュー:疾風ガールより
4104652024
No.5:
(3pt)

ちょっと平易かなと、、、

面白くなくはなかったのですが、推理小説としてはあまり説得力はなく、もう少しひねってもよいのではないかなと思いました。
疾風ガールAmazon書評・レビュー:疾風ガールより
4104652024
No.4:
(3pt)

才能のある人は誰かを傷つけ輝くものなのか?

薫の自殺の理由は?
薫は夏美の才能にふれて自分に絶望したのか?
天才肌のギタリストでも夏美の本当の姿がみえない!

誉田哲也はこんな小説も書くんだね。
疾風ガールAmazon書評・レビュー:疾風ガールより
4104652024
No.3:
(3pt)

暗い部屋で魚肉ソーセージ、私の中の疾風少年

意味【疾風】:早く激しく吹く風

疾風ガール...今から、生き急ぐ様に私の中を走り抜けるであろう少女、そのキラキラしたエネルギー分けてくれー!!!!、
と期待して読み始めたのですが、タイトルから連想した内容にはかすりもしない程、遠く及びませんでした。
誰もを惹きつける、圧倒的な才能と魅力を持つ夏美。作者はそんな存在として少女を描いています。ライブの
くだりでは見る者を魅了する稀なる存在性を存分に描きだし、生き生きとギターを弾く姿も捉えています。
しかし私にはそのライブ場面からでさえ言うほどの輝きは見えてこず、夏美の魅力が今一つ分かりませんでした。
そしてこの物語内からは、夏美から心を揺さぶられるような疾風ぶりは感じられません。人物設定として冒頭から
才能溢れる天才ではあるものの、内容的には他人と同じスピードで、一夏分の成長を遂げているに過ぎないストーリー
であると思います。
むしろ、激しくはないけれど早く吹き過ぎた風は薫だったのはないでしょうか。一番悲しい形で吹き過ぎていった少年。
薫の心の中は未だ、自責と後悔だけに蝕まれたままの少年だったと思うので、あえて少年と言います。
読後残ったものは薫の悲しい物語だけでした。薫だけにしか感情移入が出来ないまま物語は終わってしまいました。

本書は夏美の存在一本ではなく、薫の死の謎解き、宮原他色々な登場人物によって構成される、幾つかの要素を
取り入れた物語として書かれた物の様ですね。違う観点から読めば面白さも十分あったと思うのですが、私の場合
心躍る高揚感を期待し過ぎてしまいました。疾風のように凄い速さで走り去る少女、出逢えず残念でした。
疾風ガールAmazon書評・レビュー:疾風ガールより
4104652024
No.2:
(3pt)

女性向け小説

ある少女とバンドの物語。
少女がバンドを始め(正確には加入)そこから旅立つかがメインだがボーカルの自殺とその理由が哀しい。
少女は大人になる事ができたが、ボーカルの少年はなれなかった。永遠に片思いのまま。
かなり青い小説だがとても切ない女性向け。
疾風ガールAmazon書評・レビュー:疾風ガールより
4104652024
No.1:
(3pt)

単なるバンドの話でなく・・・

宮原祐司がバンドに見切りをつけて,今の芸能事務所に入社したのは27歳の時だった。事務所の路線は『ロリ顔・巨乳』しかし,たまたま目にしたバンドのギタリスト:夏美に釘付けになる・・・「この娘,いける!」

夏美の所属するバンドのボーカリストが自殺をめぐる事件を中心とした物語。確かに主人公の夏美は魅力的な娘でカリスマ性があるように描かれているのであるが,あまりにもその性格が破天荒すぎて,ちょっと辟易してしまう場面があったと感じる。また,ただのバンド,芸能界の話のサクセスストーリーと思い読むと傾向が違うと感じてしまう。ただし,作者のその他の作品と同様に一気に読ませるはなしであり,その後の夏美の話も想像するとワクワクする気持ちもあり楽しませてもらった。
疾風ガールAmazon書評・レビュー:疾風ガールより
4104652024

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