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疾風ガール
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疾風ガールの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 1~20 1/2ページ
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破天荒な青春バンドものかと思いきや、途中から「ある人物の死の謎に迫る」という展開がなんと半分以上も続く。 ジャンルがいつの間にか変わってしまい、期待外れの印象を抱いたまま読み終えてしまう。 私が読みたかったのはこういうのじゃない…と多くの読者が感じることだろう。 好き嫌いが分かれるだろうが、猪突猛進系の(あるいはわがままな)ヒロインをはじめ、 それぞれのキャラが立っている点はよかった。 ただ、作者の別の作品(確か「レイジ」)でもあったのだが、 終盤に来てほぼ初登場のキャラがきっかけを与えるという展開が今回もあり、 少し残念な点に思えた。 続編があるようだが、少なくともこの一作だけでは満足した読書にはならなかった、というのが本音である。 | ||||
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男性作家が女性を描いている為か、どうしても拭いきれない嘘っぽさがある。 それでも作品としての体裁を整えるために、あえて戯画的にしているというか、 全体的にマンガみたいにこぎれいに纏まっている、と感じました。 それだから悪いとまでは思わないです。キャラ造形は粒ぞろいで魅力的でした。 ただ私にとっては、「レイジ」の方がより生の人間らしくて好みでしたね。 中盤の衝撃事件からは、「先が気になる!」と思わせる疾風の展開でしたが、 これも人物に感情移入してのことではなくて、ただ事件の真相が知りたかっただけという感じです。 作者自身が音楽活動していただけあって、バンド周辺の描写はホンモノです。 | ||||
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逆境にも負けない明るい主人公に元気をもらいました | ||||
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序盤ではプロを目指すアマチュアの生態が描かれていて、そうそう、あるある、なんて思いながら引き込まれました。途中から謎解きロードムービー調に。これはこれで更に読ませます。推理モノとしてオチを迎えるのかと思いきや、道を極めようとするミュージシャンの挫折がテーマとなり、最後まで一気に読めました。伏線の設定がちょっと雑で、ハッと我に返ってしまったのが残念ですが、プロに憧れわずかでもプロを目指した全ての(あるいはかつての)アマチュアバンドマンにお勧めします。 | ||||
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罪深き者、汝の名は女なり。 才能なき者は、どんなに頑張っても、天辺にはいけない。 でもね、真剣に、本気でやってみないと、才能の有無なんて解らない。 一番ダサいんは、マジんなってやらないこと。 | ||||
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話が意外な方向に進み、びっくりして一気に読んでしまいました。 | ||||
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面白くなくはなかったのですが、推理小説としてはあまり説得力はなく、もう少しひねってもよいのではないかなと思いました。 | ||||
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擦り傷やへたり・汚れ等もなく綺麗な状態で届いたので大満足です。 | ||||
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私の好みでは無かったかな、 もっと軽快な内容かと思ったのですが、 何だか全てが幼稚。 | ||||
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薫の自殺の理由は? 薫は夏美の才能にふれて自分に絶望したのか? 天才肌のギタリストでも夏美の本当の姿がみえない! 誉田哲也はこんな小説も書くんだね。 | ||||
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何回読んでも飽きない爽快感! まっすぐに伸びてゆく夏美のキャラクターと夏美を好きないろんな人が熱いんだ! | ||||
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新品で美品でした。 内容も面白しろくて楽しめました。 またお願いしたいと思います。 | ||||
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主人公の夏美自体はややキャラクター化されたような、お気楽な部分やご都合的なストーリーの進み方があるのですが、それを補って余りある世界の躍動感。バンドやその周辺の雰囲気や匂いが瑞々しく文章から飛び出して来ます。 深くこねくり回して読むのでは無く、楽しんで読んで欲しい小説です。 | ||||
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武士道シリーズを読んでからちょっとハマってしまい、こちらにも手を伸ばしてみました。 音楽の経験のある人にとっては特に面白いと思います。 こちらの世界には、著者の思い入れもあるのではないかと感じられます。 | ||||
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何かを思い出しちゃうってこと自体、年を取ったんだよな、と 思ってしまいます。 突出した才能、想像を超えた輝き、絶対に手の届かない憧れ。 それまで過ごしてきた中で、見たこともない、聞いたこともない、 身体の振るえ。凍る背筋。 それが夏美。 憧れも、興奮も、夢も希望も、嫉妬と敗北と紙一重。 決して届くところではない才能を持つものの存在。 そしてそれを、自覚しない天才。 描いています。 疾風ガール。納得です。 途中まで、つまらないミステリー、つまらない謎解きに、若干 あきれ返って読んでいましたが、354ページ、薫君のお父さんの 手紙。アマデウスの映画を見るようでした。 全てでした。引っくり返りました。 お勧めします。90点。減点は真緒ちゃんのオチのところ。 ところで、誉田さんって新潟の人?ですかね。湯沢かな。新潟の 地理は中途半端なのに、ライブ事情だけ詳しい。小千谷、湯沢は まあまあ。六日町はちょっと知らないってところで、小国と湯沢に 住んだことがある。ロックの知識、楽器の知識とあわせて、薫君が 誉田さんってところなんですかね。誉田さんって女性だと思って いましたが。 あはは、県民でショーみたい。 誉田作品では、一番気に入りました。この路線、いいですね。 | ||||
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武士道シリーズで誉田哲也を知って今作を読んだのですが、正直期待していたほどではありませんでした。 とはいえ、青春ものとしては佳作に入るくらいには良くできているように思いました。 事件が起こり本題に入るまでがやや冗長的に感じてしまいましたが、それでも読み進めていくうちにどんどんリズムが良くなっていって、最後の方にはタイトルのとおり疾風の如く駆け抜けていくようでした。 個人的にはカオルが美化され過ぎな気もしたし、祐司に魅力を感じないことも辛かったのですが、終わり方はとっても気持ちの良いものだったので続きは読みたいと思います。 | ||||
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主人公である夏美がまるで昭和の少女漫画から飛び出してきた楽天的な小娘のよう… 終始、魅力的で人を惹きつける類のことが書かれているけど ただ荒々しい、乱暴な言動でどこに魅力が?といった感じ。 ただ音楽センスはサイコー、ギターを持たせたら天才なんて本当に少女漫画の世界。 長いわりに盛り上がりもなく、意外性も皆無。はい終わりといった感じ。 武士道シックスティーンが面白かったので、こちらも?と思いましたが残念でした。 | ||||
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がむしゃらに好きなことをい求めてきた夏美。 突然のバンドボーカルの死によって揺らぎ、 そして走りだす、疾風のように。 爽やかで気持ちのいい作品でした。 物語として劇的なことはあまりないんだけど、 キャラクターが魅力的。 誉田さんの若い女性の描き方は天下一品です。 読んだら絶対応援したくなります。 | ||||
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著者の警察ものが好きでこの本に辿り着きました。 全く違うジャンルでしたが、最高に気分が良かったです。 最初の数ページで引き込まれてからは一気に読みました。 バンドやライブハウスのDetailもかなり細かく詳しく書いてあるので現実感もあって感情移入が出来ました。 落ち込んだ気分の時やこれから頑張らなきゃいけない時に読むと気分を上げてくれます。 | ||||
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意味【疾風】:早く激しく吹く風 疾風ガール...今から、生き急ぐ様に私の中を走り抜けるであろう少女、そのキラキラしたエネルギー分けてくれー!!!!、 と期待して読み始めたのですが、タイトルから連想した内容にはかすりもしない程、遠く及びませんでした。 誰もを惹きつける、圧倒的な才能と魅力を持つ夏美。作者はそんな存在として少女を描いています。ライブの くだりでは見る者を魅了する稀なる存在性を存分に描きだし、生き生きとギターを弾く姿も捉えています。 しかし私にはそのライブ場面からでさえ言うほどの輝きは見えてこず、夏美の魅力が今一つ分かりませんでした。 そしてこの物語内からは、夏美から心を揺さぶられるような疾風ぶりは感じられません。人物設定として冒頭から 才能溢れる天才ではあるものの、内容的には他人と同じスピードで、一夏分の成長を遂げているに過ぎないストーリー であると思います。 むしろ、激しくはないけれど早く吹き過ぎた風は薫だったのはないでしょうか。一番悲しい形で吹き過ぎていった少年。 薫の心の中は未だ、自責と後悔だけに蝕まれたままの少年だったと思うので、あえて少年と言います。 読後残ったものは薫の悲しい物語だけでした。薫だけにしか感情移入が出来ないまま物語は終わってしまいました。 本書は夏美の存在一本ではなく、薫の死の謎解き、宮原他色々な登場人物によって構成される、幾つかの要素を 取り入れた物語として書かれた物の様ですね。違う観点から読めば面白さも十分あったと思うのですが、私の場合 心躍る高揚感を期待し過ぎてしまいました。疾風のように凄い速さで走り去る少女、出逢えず残念でした。 | ||||
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