終わらざる夏

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評判

終わらざる夏の評価:

3.92/5点 レビュー 172件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.92pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全331件 241〜260 13/17ページ
No.91
(4pt)

還れぬ北への旅を巡る戦時下の人間模様

第二次世界大戦の結末は、西の戦線においては自国の敗北を尻目に、自ら率先遂行したホロコーストをやり得にすべく、自己保身の企てを殆んど成功せしめたナチスSS戦犯(=オデッサ一味およびそのカメラート)が、東の戦線においては極東ソ連軍を手先に、敵国降伏後の侵攻で所謂北方四島を含む千島を強奪したスターリン体制下のクレムリンが、それぞれ漁夫の利を占めたのみに終わった。
 前者への糾弾となる小説はもちろん、拙稿で最初に評したMr.フォーサイスの作品『オデッサ・ファイル』だが、後者への糾弾となる小説が本作品である。
 本巻は赤紙を送りつける側の苦悩から説き起こし、主人公の一行が任地・占守島へ赴く途中で天候不順により色丹島へ立ち寄るまでを収めており、それゆえ敵の姿はまだ現れず、主人公が入営挨拶で訪ねた上京時の恩人の台詞等で伏線を張っているに過ぎない。
 従って主なる描写は主人公やその同行者、家族や仕事仲間、任地で待つ軍人達、道中で出会った者等、登場人物の周辺状況や回想シーンとなるが、そこには当時の時代背景や庶民生活などが的確に捉えられていた。
 主人公の子息が疎開先から逃げ帰るのも、その始まりは本巻の後半だが、その疎開地での状況描写からも(今日の公教育にも直接的な悪影響を及ぼした)国民学校の世知辛さが伝わってくる。
 ただ、千人針に関連した描写だけは、そのもの自体をまったく知らなかったことから、読んで想像しにくかった。
終わらざる夏 上 (集英社文庫 あ 36-18) Amazon書評・レビュー: 終わらざる夏 上 (集英社文庫 あ 36-18)より
4087450783
No.90
(1pt)

戦闘内容は別の本で!

かなり楽しみにしていましたが。。。ほかのレビューでも書かれている様に中途半端でした。
また、戦闘シーンについては皆無といえるくらいで、日本軍とソ連軍の戦闘がどの様にでは無くそれそれの登場人物が、どうなったくらいしかわかりませんでした。
内容が分かっていたら買いませんでした。(レビュー読めば良かったと後悔しています。)
ただし、この先生が好きな方や、両軍の戦闘に興味ない方には良いのではないでしょうか。
終わらざる夏 下 Amazon書評・レビュー: 終わらざる夏 下より
4087713474
No.89
(1pt)

戦闘内容は別の本で!

かなり楽しみにしていましたが。。。ほかのレビューでも書かれている様に中途半端でした。
また、戦闘シーンについては皆無といえるくらいで、日本軍とソ連軍の戦闘がどの様にでは無くそれそれの登場人物が、どうなったくらいしかわかりませんでした。
内容が分かっていたら買いませんでした。(レビュー読めば良かったと後悔しています。)
ただし、この先生が好きな方や、両軍の戦闘に興味ない方には良いのではないでしょうか。
終わらざる夏 下 (集英社文庫 あ 36-20) Amazon書評・レビュー: 終わらざる夏 下 (集英社文庫 あ 36-20)より
4087450805
No.88
(5pt)

どの命も失われてほしくない、命の尊さについて考える本

登場人物は、それぞれに家族があったり、大切に思う人がいたりする中、自分の信念を懸命に生きています。どの命も貴くて、この本に出てくる人、誰一人として命を失ってほしくない、と読み進めるたびに思いが強くなりました。その思いに気づいたとき、実際の戦争の時には、家族や周りの人たちが、みなそうした思いを抱えていたこと、そしてそれを背負って戦争に向かっていった人たちが、この本に書かれている以上にたくさんいたことを思いました。多くの登場人物が出てくるのは、どの命もみんな等しく大切なのだというこを実感するうえで非常に効果があると思いました。生きて戻ってきてほしいという家族の強い思いにもかかわらず、たくさんの大切の命が失われた戦争について、また占守島の戦いについてはほとんど知らなかったので、歴史的事実を知る上でも、非常に読み応えのある本でした。
終わらざる夏 上 Amazon書評・レビュー: 終わらざる夏 上より
4087713466
No.87
(5pt)

どの命も失われてほしくない、命の尊さについて考える本

登場人物は、それぞれに家族があったり、大切に思う人がいたりする中、自分の信念を懸命に生きています。どの命も貴くて、この本に出てくる人、誰一人として命を失ってほしくない、と読み進めるたびに思いが強くなりました。その思いに気づいたとき、実際の戦争の時には、家族や周りの人たちが、みなそうした思いを抱えていたこと、そしてそれを背負って戦争に向かっていった人たちが、この本に書かれている以上にたくさんいたことを思いました。多くの登場人物が出てくるのは、どの命もみんな等しく大切なのだというこを実感するうえで非常に効果があると思いました。生きて戻ってきてほしいという家族の強い思いにもかかわらず、たくさんの大切の命が失われた戦争について、また占守島の戦いについてはほとんど知らなかったので、歴史的事実を知る上でも、非常に読み応えのある本でした。
終わらざる夏 上 (集英社文庫 あ 36-18) Amazon書評・レビュー: 終わらざる夏 上 (集英社文庫 あ 36-18)より
4087450783
No.86
(3pt)

浅田最高傑作か?あるいは失敗作?

太平洋戦争終結の2日後、日本最北端の小島にソ連軍が上陸してくるという史実が描かれている作品。浅田の長編としては、とっつきにくく、雑多の登場登場人物、背景が、時間を前後して書かれるが(物語を非現実的に収束させる伏線か)、散漫な印象あり。45歳で徴兵を受ける主人公を含めた凸凹トリオが、北方の小島に配置されるが、ありえない話。下巻を読み進め、タイトルの意味、結末がわかってしまった。そこからは、泣きの浅田の夢物語(2つのロシア人と子供の夢話のようなエピソード、ある兵士の母親にあてた手紙などが泣ける)。物語にからむヘンリー・ミラーの小説が、どう料理されるか?と期待して読み進んだが、最後までわからず。せっかくの題材、もっとうまくまとめれたのでは、と残念。
終わらざる夏 下 Amazon書評・レビュー: 終わらざる夏 下より
4087713474
No.85
(3pt)

浅田最高傑作か?あるいは失敗作?

太平洋戦争終結の2日後、日本最北端の小島にソ連軍が上陸してくるという史実が描かれている作品。浅田の長編としては、とっつきにくく、雑多の登場登場人物、背景が、時間を前後して書かれるが(物語を非現実的に収束させる伏線か)、散漫な印象あり。45歳で徴兵を受ける主人公を含めた凸凹トリオが、北方の小島に配置されるが、ありえない話。下巻を読み進め、タイトルの意味、結末がわかってしまった。そこからは、泣きの浅田の夢物語(2つのロシア人と子供の夢話のようなエピソード、ある兵士の母親にあてた手紙などが泣ける)。物語にからむヘンリー・ミラーの小説が、どう料理されるか?と期待して読み進んだが、最後までわからず。せっかくの題材、もっとうまくまとめれたのでは、と残念。
終わらざる夏 下 (集英社文庫 あ 36-20) Amazon書評・レビュー: 終わらざる夏 下 (集英社文庫 あ 36-20)より
4087450805
No.84
(5pt)

しっかり泣けました。

浅田次郎の戦争もの。

レビューアーの評価は決して高くないようですが、しっかり泣けました。
(近時の戦争もので泣ける度合いは百田尚樹の“永遠のゼロ”に次ぐ?)

男も女も大人も子供も日本人もソ連(ロシア)人も登場人物の一人一人がみんな“カッコいー”

900ページを超える大作ですが30から40ページに1回ぐらい泣けます。

もちろん私の中の浅田次郎のBest of Bestは『蒼穹の昴』ですが
これもお勧め!!
終わらざる夏 上 Amazon書評・レビュー: 終わらざる夏 上より
4087713466
No.83
(5pt)

しっかり泣けました。

浅田次郎の戦争もの。

レビューアーの評価は決して高くないようですが、しっかり泣けました。
(近時の戦争もので泣ける度合いは百田尚樹の“永遠のゼロ”に次ぐ?)

男も女も大人も子供も日本人もソ連(ロシア)人も登場人物の一人一人がみんな“カッコいー”

900ページを超える大作ですが30から40ページに1回ぐらい泣けます。

もちろん私の中の浅田次郎のBest of Bestは『蒼穹の昴』ですが
これもお勧め!!
終わらざる夏 上 (集英社文庫 あ 36-18) Amazon書評・レビュー: 終わらざる夏 上 (集英社文庫 あ 36-18)より
4087450783
No.82
(3pt)

さすが自衛隊出身

兵隊の視点が納得させられる良い出来栄えですが、
登場人物が増えすぎて、下巻は整理不足かな
最後の戦闘に向けて物語がうまく収束、集中していかなかったのが、上巻がうまく引き込ませただけに、ちょっと残念です。
終わらざる夏 下 Amazon書評・レビュー: 終わらざる夏 下より
4087713474
No.81
(3pt)

さすが自衛隊出身

兵隊の視点が納得させられる良い出来栄えですが、
登場人物が増えすぎて、下巻は整理不足かな
最後の戦闘に向けて物語がうまく収束、集中していかなかったのが、上巻がうまく引き込ませただけに、ちょっと残念です。
終わらざる夏 下 (集英社文庫 あ 36-20) Amazon書評・レビュー: 終わらざる夏 下 (集英社文庫 あ 36-20)より
4087450805
No.80
(1pt)

あまりにも感傷的

面白かったのは上巻の最初だけでした。下巻はほとんど読むにたえずパラパラと捲り読みをしました。読後感は不愉快でした。戦争を感傷で語って欲しくない。
終わらざる夏 下 Amazon書評・レビュー: 終わらざる夏 下より
4087713474
No.79
(1pt)

あまりにも感傷的

面白かったのは上巻の最初だけでした。下巻はほとんど読むにたえずパラパラと捲り読みをしました。読後感は不愉快でした。戦争を感傷で語って欲しくない。
終わらざる夏 下 (集英社文庫 あ 36-20) Amazon書評・レビュー: 終わらざる夏 下 (集英社文庫 あ 36-20)より
4087450805
No.78
(2pt)

中途半端な作品

1945年8月15日に日本はポツダム宣言を受け入れ、終戦となったのにも拘らず、ソ連軍は8月18日千島列島の占守島(しゅむしゅとう)を攻撃し、そこに残っていた日本陸軍との間で戦闘になった。本書はこの出来事をテーマにして書かれた小説である。

こんな予備知識を持っていたため、てっきり戦闘シーンが中心の小説と思って読みだしたが、上巻を読み終わっても戦闘が始まる気配はまったくない。結局戦闘シーンは殆どなく、本書はこの不条理な戦いに巻き込まれた人々とその家族を描いた物語であった。

それはそれでいい。この戦いに関係した一人ひとりに各々の物語があるはずだから。残念なのは、自分が登場人物たちにさほど共感できなかったこと。片岡夫妻と子供の譲、鬼熊軍曹、菊池軍医など、魅力的な設定の人物が登場するが、皆人物造形が平板でリアルさが欠けているように感じた。

また結末も著しく盛り上がりに欠けた。ここまで引っ張ってきたのであれば、一人ひとりの死に様をきちんと描いてほしかった。アイヌの言葉、カムイ・ウン・クレ(神、われらを造りたもう)や、ロシア語のダモイ(帰国)も上滑りして心に響かなかった。

設定が面白いだけに、残念な作品だ。
終わらざる夏 上 Amazon書評・レビュー: 終わらざる夏 上より
4087713466
No.77
(2pt)

中途半端な作品

1945年8月15日に日本はポツダム宣言を受け入れ、終戦となったのにも拘らず、ソ連軍は8月18日千島列島の占守島(しゅむしゅとう)を攻撃し、そこに残っていた日本陸軍との間で戦闘になった。本書はこの出来事をテーマにして書かれた小説である。

こんな予備知識を持っていたため、てっきり戦闘シーンが中心の小説と思って読みだしたが、上巻を読み終わっても戦闘が始まる気配はまったくない。結局戦闘シーンは殆どなく、本書はこの不条理な戦いに巻き込まれた人々とその家族を描いた物語であった。

それはそれでいい。この戦いに関係した一人ひとりに各々の物語があるはずだから。残念なのは、自分が登場人物たちにさほど共感できなかったこと。片岡夫妻と子供の譲、鬼熊軍曹、菊池軍医など、魅力的な設定の人物が登場するが、皆人物造形が平板でリアルさが欠けているように感じた。

また結末も著しく盛り上がりに欠けた。ここまで引っ張ってきたのであれば、一人ひとりの死に様をきちんと描いてほしかった。アイヌの言葉、カムイ・ウン・クレ(神、われらを造りたもう)や、ロシア語のダモイ(帰国)も上滑りして心に響かなかった。

設定が面白いだけに、残念な作品だ。
終わらざる夏 上 (集英社文庫 あ 36-18) Amazon書評・レビュー: 終わらざる夏 上 (集英社文庫 あ 36-18)より
4087450783
No.76
(3pt)

大幅加筆を期待する

上巻から、下巻の途中まで読んで、残りのページをみて、話が広がりすぎを危惧していたら、案の定、残りのページで、収拾がついていない。
はじめの調子で、登場人物の生い立ちから、過去の出来事を語るならば、上下巻では、枚数不足。登場人物についての前置が長すぎて、結末とバランスが取れていない。結果として、主人公は誰なのだったのか?読後、最大の疑問!
キャラクタも、ストリーの中で、読者の中でイメージを熟成していくのが自然。本書は、過去の著書で使い古された筆者独特の形容詞による力業が目立つ。ストリー的にも、中心となる登場人物たちの最期に、納得できる浅田ファンは少ないのでは?
是非、文庫本での大幅加筆を期待したい!
終わらざる夏 下 Amazon書評・レビュー: 終わらざる夏 下より
4087713474
No.75
(3pt)

大幅加筆を期待する

上巻から、下巻の途中まで読んで、残りのページをみて、話が広がりすぎを危惧していたら、案の定、残りのページで、収拾がついていない。
はじめの調子で、登場人物の生い立ちから、過去の出来事を語るならば、上下巻では、枚数不足。登場人物についての前置が長すぎて、結末とバランスが取れていない。結果として、主人公は誰なのだったのか?読後、最大の疑問!
キャラクタも、ストリーの中で、読者の中でイメージを熟成していくのが自然。本書は、過去の著書で使い古された筆者独特の形容詞による力業が目立つ。ストリー的にも、中心となる登場人物たちの最期に、納得できる浅田ファンは少ないのでは?
是非、文庫本での大幅加筆を期待したい!
終わらざる夏 下 (集英社文庫 あ 36-20) Amazon書評・レビュー: 終わらざる夏 下 (集英社文庫 あ 36-20)より
4087450805
No.74
(3pt)

日本の本当の敵は昔からロシアでした。

終戦を間近にソ連は日本に一方的に侵攻してくる。
すでに降伏している国に。わけも分からず対戦する取り残された軍隊。
ソ連兵の回想のようなところは余計かもしれないが
あらためて 戦争とは何かを考える作品でした。
終わらざる夏 下 Amazon書評・レビュー: 終わらざる夏 下より
4087713474
No.73
(3pt)

日本の本当の敵は昔からロシアでした。

終戦を間近にソ連は日本に一方的に侵攻してくる。
すでに降伏している国に。わけも分からず対戦する取り残された軍隊。
ソ連兵の回想のようなところは余計かもしれないが
あらためて 戦争とは何かを考える作品でした。
終わらざる夏 下 (集英社文庫 あ 36-20) Amazon書評・レビュー: 終わらざる夏 下 (集英社文庫 あ 36-20)より
4087450805
No.72
(3pt)

翻訳編集長 若い医者 暴れん坊軍人の運命は、、、

岩手出身のこの奇妙な3人が終戦間近に召集される。
それぞれに生活があり、召集されたのにもそれぞれの理由があった。
上巻ではそれが丁寧に書かれていて感情移入できます。
さて 下巻では、、
終わらざる夏 上 Amazon書評・レビュー: 終わらざる夏 上より
4087713466