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機密漏洩: 警視庁公安部・青山望



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【この小説が収録されている参考書籍】
警視庁公安部・青山望 機密漏洩 (文春文庫)

機密漏洩: 警視庁公安部・青山望の評価: 3.93/5点 レビュー 15件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.93pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(5pt)

面白いです

青山望シリーズは楽しく読まさせて頂きました。
まだ続いて欲しいけど‥‥。
濱嘉之先生の作品は面白いので違うシリーズでも読もうと面白います。
警視庁公安部・青山望 機密漏洩 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:警視庁公安部・青山望 機密漏洩 (文春文庫)より
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No.9:
(5pt)

日本どうなる

海外の
国との
繋がり
知らない闇社会
に方どうなるのだろうか
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No.8:
(4pt)

現実の中から、フィクションが生まれ、そのリアルな事件の解明。

フィクションが、フィクションと思えない物語の構成。
南の海上で、麻薬取引が行われる。
高速艇に乗った男たちとボロ船の男たちで、麻薬取引がされる。
その場で、麻薬の純度が計測され、品質問題のクレームをする。
いかにも、日本的で、相手は、中国的。麻薬は麻薬だという。
ところが、ボロ船の五人は、簡単に射殺されて、
麻薬の150kg は、強奪されてしまう。
1kgが末端で1億円。盗まれたのが150億円にもなる。
(実際 麻薬の価格は、どうなるのだろうか?)
ボロ船だけど、日本製のしっかりしたものだった。
それゆえ、沈まなかったことで、事件が明るみになる。
5人の銃殺死体、弾丸、そして、どこから打ったのか?
一人の指紋が見つかることで、事件が 東京の中国マフィア、
暴力団 岡広組につながっていく。
指紋は、袁劉のものだった。それが、つながっていくのは?

150kgの麻薬が、持ち込まれれば、
東京の麻薬市場のバランスが崩れることになり、
勢いのよい勢力が生まれることになる。

そこの登場するのが 青山望とその同期のカルテット。
連携を取り合って、事件の全体像というか、
その犯罪モデルを浮かび上がらせていく。
前作の「報復連鎖」の時に、あまりにも中途半端な終わり方で
不完全燃焼だったのが、この「機密漏洩」で明らかにされる。

大間から送られた、はらわたをくり抜かれた死体は、
宗教が関連し、報復の意味を持っていた。
大間は、マグロのメッカであり、中国の富裕層に人気の商品。
そして、原子力発電所が、ある。
それにつながる 日本の技術が 盗まれようとしていた。
セラミクスを使った水の浄化技術は、菱和工機。 
ジャパンレーヨンの逆浸透膜技術。
水と空気の清浄技術は、中国の欲しい技術に他ならない。

菱和工機は、四谷教団の支配下にあり、中国にも進出し、
その技術を中国は、国内のみならず、
アフリカへの進出の技術にも使おうとしている。
この四谷教団は、創価学会ではないのかな。
その四谷教団の会長は、ノーベル平和賞を狙っている。
宗教、そして、中国の思惑、知的財産権。
日本の新幹線技術が、あっという間に中国に移転しまったと
同じようなことが、環境問題の技術も盗まれようとしている。
それに、政治家さえも、そのトラップに巻き込まれている。

琵琶湖で、釣船から 銃殺死体が上がった。
それは、宮古島の漁師だった。
つまり、最初の事件の高速艇の持ち主だった。
報復が始まっている。

南の船の銃殺した弾丸は、
日本では50丁しかない警察の所持しているものだった。
誰の拳銃なのか?突き止めたのが
福岡県警警備部長西川亨の拳銃だった。
警察の内部から、殺人の武器があぶり出される。
警察の天下りが、様々な捜査の妨害にもなる。

いやはや。現実と事実の上に ノンフィクションが構成され、
様々な事象が、盛り込まれていて、
殺人事件、麻薬の取引、中国マフィアからの政治献金、
技術の機密漏洩と、スピード感のある事件を
大きな視点で 解決していく様は、実に面白い。
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No.7:
(5pt)

在り得る世界の連続

現代における最も考えなければならないことを指摘した作品です。
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No.6:
(5pt)

面白くて、徹夜です。

きっとこの人は、今の誰々だなんて想像しながら読みました。気持ちの良いぐらいに事件が進んでいくので、気分がいい。
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No.5:
(5pt)

青山望と同期のきずな

前作とつなげて読んだ方が楽しめる。あいかわらず情報量は多い。
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No.4:
(4pt)

面白い

話の展開がスピード感をもって展開され、ノンフィクッションと思わせる話で、つぃつぃ読み込んでしまう。
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No.3:
(4pt)

中国共産党、チャイニーズマフィアが絡むノンフィクションを読むような面白さ

長崎で見つかったクルーザーを改造した漁船に5人の射殺体が見つかる。また琵琶湖の釣り船から日本人技術者の死体も見つかった。大気汚染、土壌汚染、地下水汚染に苦しむ中国が喉から手が出るほど欲しい、日本の技術。それが漏洩していた。

調べを進めるうちに、汚染除去技術を持つ日本企業、チャイニーズマフィア、親中政治家、六本木撲殺事件を起こした「半グレ」、宗教団体、大物フィクサー、暴力団、左翼活動家など、様々な利害関係者が次々と登場する。それを繋ぐ線はあるのか…。

前著、「報復連鎖」の続編。ストーリーを楽しむというより、ノンフィクションと思って、実際の事件を思い浮かべながら読めば楽しめる一冊かと思われます。
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No.2:
(4pt)

警視庁への問題提起?

著者は元警視庁警視ということもあり、警視庁を中心とした日本の警察を非常に克明に描いている。

前作に引きつづいて、実際の日本の警察の人事・組織のあり方をやはり考えさせられてしまった。
前作と同じく、警視庁公安部が外国人マフィアや半グレ集団の捜査を行ったりするのには、強い違和感がある。ただ、これは本来ならその任に当たるべき組対部や生安部が、これらの捜査に実際に対応できていない現状を、筆者が暗に批判しているのではないかと感じた。作中には生安部や組対部の生え抜き幹部が、軽はずみな言動をとり、捜査に支障をきたすというくだりがあるが、著者の経歴や作風からして、これらのエピソードなどは限りなくノンフィクションに近いのではないかと思う。

ただ、本作のタイトルとなっている「機密漏洩」は後半部に簡単に触れられているだけで、かなり期待外れであった。このくだりでの警視庁公安部の動きを著者には詳しく書いていただきたかったので、ぜひ続編をお願いしたい。
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No.1:
(5pt)

濱 義之はとても面白い

青山シリーズとして期待どおりでした。気が早いのですが次作が楽しみです。
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