■スポンサードリンク


新本格魔法少女りすか



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

新本格魔法少女りすかの評価: 4.12/5点 レビュー 25件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.12pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

読み応えのある魔法バトルと不快感を覚えるキャラクタ

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

第三巻(07年03月)以来,長らく止まっていたシリーズがこのたび再開(20年04月),
これに併せて過去作品の文庫化も開始され,こちらは04年07月に出た第一巻となります.

ほぼリアルタイム,今よりはもうちょっと素直だったころ以来の再読だったのですが,
当時の自分は本当にこれを楽しめていたのか,少なくとも今の自分にはかなりしんどく,
『魔法使い』使いとも揶揄される少年の,考えや言動に強い不快感を覚えてしまいました.

一方でヒロインの魔法少女をはじめ,クセの強い魔法使いたちはなかなかに面白く,
ファンタジ的な魔法ではなく,いわゆる異能で,直接的な戦いもあるにはありますが,
事前から事中,事後まで,後々の『伝説シリーズ』などにも見られる思考ゲーム寄りで,
引っ掛かる部分は少しあったものの,それでも見せ方や話の組み立てには引き込まれます.

最後はいかにもここからという締めとなり,行き違い,意地の張り合い,殴り合い,
小さな(?)すれ違いを経て,並び立った二人は,迫り来る困難をどう迎え撃つのか,
さらには,お互いの先にある大きな存在に対し,どのような策を,魔法を打ち出すのか,
全てを受け容れられたとは言えませんが,次への楽しみは残してくれたのではと思います.
新本格魔法少女りすか (講談社ノベルズ)Amazon書評・レビュー:新本格魔法少女りすか (講談社ノベルズ)より
4061823817
No.3:
(3pt)

読んでいて飽きないけど・・・

「魔法少女」というタイトルをみて、かなり避けてました。「きみとぼくの壊れた世界」で主人公も語っていたように、タイトルが悪いと本は売れない。これがその本じゃないのかな?
実際レジにもっていくのが恥ずかしがった。 口伝えで注文するのはとてもできない。タイトルを違う風にしてほしかった。
内容は第一話はすらすら読め、気に入った。 ただ、二話目は落ちがきつい。小学五年生の、仮にも主人公?のキズタカの性格がきつい。
戯れ言シリーズは好きなんですけど、タイトルの割にグロさが充満している。ある意味バトルロワイアルを超えるグロさ。私にはちょっとあわないかな。

そろそろ西尾維新、卒業かなと感じました。
新本格魔法少女りすか (講談社ノベルズ)Amazon書評・レビュー:新本格魔法少女りすか (講談社ノベルズ)より
4061823817
No.2:
(3pt)

魔法とは

『ファウスト』誌で連載中で、完結していない連作中篇集なので「1巻」とでも言ったほうが良いか。西尾維新の作品というと、「戯言」シリーズのように、ミステリの形を取りながらも禅問答とでも言うか、物事に対する様々な思考であるとかの比重が大きいのだが、この作品は「戯言シリーズ」以上にその傾向が強い。
「新本格」と銘打たれてはいるものの、いわゆる「ミステリ」として読むと大きく裏切られると思う。魔法とは何か、時間とは何か・・・そのようなことへの思考を中心としながら、キズタカとりすかの冒険が繰り広げられる。どちらかと言うと、奈須きのこ『空の境界』などと似たようなイメージを私は受けたのだが・・・。りすか、がリストカットからの連想だったり、残虐とも言えるようなシーンが挿入されていたりで、好みは分かれると思う。少なくとも、小学生の冒険物語、として捉えちゃいけない。・・・って捉らえる奴はいないか・・・。
新本格魔法少女りすか (講談社ノベルズ)Amazon書評・レビュー:新本格魔法少女りすか (講談社ノベルズ)より
4061823817
No.1:
(3pt)

魔法とは何か

『ファウスト』誌で連載中で、完結していない連作中篇集なので「1巻」とでも言ったほうが良いか。西尾維新の作品というと、「戯言」シリーズのように、ミステリの形を取りながらも禅問答とでも言うか、物事に対する様々な思考であるとかの比重が大きいのだが、この作品は「戯言シリーズ」以上にその傾向が強い。
「新本格」と銘打たれてはいるものの、いわゆる「ミステリ」として読むと大きく裏切られると思う。魔法とは何か、時間とは何か・・・そのようなことへの思考を中心としながら、キズタカとりすかの冒険が繰り広げられる。どちらかと言うと、奈須きのこ『空の境界』などと似たようなイメージを私は受けたのだが・・・。りすか、がリストカットからの連想だったり、残虐とも言えるようなシーンが挿入されていたりで、好みは分かれると思う。少なくとも、小学生の冒険物語、として捉えちゃいけない。・・・って捕らえる奴はいないか・・・。
新本格魔法少女りすか (講談社ノベルズ)Amazon書評・レビュー:新本格魔法少女りすか (講談社ノベルズ)より
4061823817

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!