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新本格魔法少女りすか



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新本格魔法少女りすかの評価: 4.12/5点 レビュー 25件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.12pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全25件 1~20 1/2ページ
12>>
No.25:
(4pt)

破壊と再生

うーん、評価が難しい。西尾維新に対して道徳観とか常識とかを期待してはいないが、さすがに小学生による殺人というのはどうだろう。ヒロインであるりすかが、ばらばらの死体になったり血の海で再生したりするのはかまわないとしても、創貴のサイコパスぶりには賛否が分かれるだろう。
 超能力と魔法の違いにも疑問が生じる。りすかの力が魔法で、「美少年探偵団」の眉美の特殊能力は超能力というのもよくわからない。また、長崎県を魔法使いの独立国のように描くのもいろいろ意見が出そうだ。『翔んで埼玉』のように、地元の人間が笑ってくれればいいのだけれども。それでも、作者の饒舌ぶりと蘊蓄を延々と語る表現は嫌いではない。こうした小説を「むふふ」とほくそ笑んで読める幸せをかみしめたい。
新本格魔法少女りすか (講談社ノベルズ)Amazon書評・レビュー:新本格魔法少女りすか (講談社ノベルズ)より
4061823817
No.24:
(4pt)

主人公像

異能バトルとミステリーの混合。
ジョジョによく似ています。
まずは相手の異能の応用性に苦戦し、調子に乗った相手を策略にハメて逆転勝利というパターンは、完全にジョジョです。
本書後半に出てくる、つかず離れず戦うことで力を発揮する異能というのも、ジョジョの3部に出てきましたね。
大きく異なるのは主人公像ですかね。
小学生の少女を犠牲にしておいて居直るあたり、少年漫画の主人公としては完全にNGで、この小説の個性です。

この人にジョジョのノベライズをやらせてみたり、逆に荒木飛呂彦にこの小説のコミカライズをやらせてみたりすると、おもしろそうだなと想像したりしました。
出版社が違うという大人の事情で難しいとは思いますが。
新本格魔法少女りすか (講談社ノベルズ)Amazon書評・レビュー:新本格魔法少女りすか (講談社ノベルズ)より
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No.23:
(4pt)

今度こそ完結してほしい

昔、ノベルス版を全巻購入していたのですが
長年次巻がでないままだったので処分してしまいました。
久しぶりに読みましたが魔法の設定が西尾維新先生らしくて
面白いです。
今度こそ最終巻まで出してくれることを願っています。
新本格魔法少女りすか (講談社ノベルズ)Amazon書評・レビュー:新本格魔法少女りすか (講談社ノベルズ)より
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No.22:
(5pt)

斬新で楽しめた

西尾さん尖ってるなぁという感じ。
設定もキャラもエグい。
でもむちゃくちゃ笑える、面白い。
グイグイ読まされてしまった。
最近の物語シリーズより面白かった。
完結してないようなので続きを書いて欲しい。
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No.21:
(3pt)

読み応えのある魔法バトルと不快感を覚えるキャラクタ

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

第三巻(07年03月)以来,長らく止まっていたシリーズがこのたび再開(20年04月),
これに併せて過去作品の文庫化も開始され,こちらは04年07月に出た第一巻となります.

ほぼリアルタイム,今よりはもうちょっと素直だったころ以来の再読だったのですが,
当時の自分は本当にこれを楽しめていたのか,少なくとも今の自分にはかなりしんどく,
『魔法使い』使いとも揶揄される少年の,考えや言動に強い不快感を覚えてしまいました.

一方でヒロインの魔法少女をはじめ,クセの強い魔法使いたちはなかなかに面白く,
ファンタジ的な魔法ではなく,いわゆる異能で,直接的な戦いもあるにはありますが,
事前から事中,事後まで,後々の『伝説シリーズ』などにも見られる思考ゲーム寄りで,
引っ掛かる部分は少しあったものの,それでも見せ方や話の組み立てには引き込まれます.

最後はいかにもここからという締めとなり,行き違い,意地の張り合い,殴り合い,
小さな(?)すれ違いを経て,並び立った二人は,迫り来る困難をどう迎え撃つのか,
さらには,お互いの先にある大きな存在に対し,どのような策を,魔法を打ち出すのか,
全てを受け容れられたとは言えませんが,次への楽しみは残してくれたのではと思います.
新本格魔法少女りすか (講談社ノベルズ)Amazon書評・レビュー:新本格魔法少女りすか (講談社ノベルズ)より
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No.20:
(4pt)

かなり強烈

前々から名前だけは聞いていた作者さんです。
ようやくその一部に触れることができましたね。

魔法少女というタイトルがついていますが
メルヘンチックを期待すると大けがします。
いや、チーン(死亡)までいってしまうかもしれません。
それぐらい従来の概念で読んでしまうと裏切られます。

いわゆる子供の概念で子供らしい生活を送れない少年少女が
主人公の物語です。
マサタカが実質利用している水倉りすかも
やはり子供の概念には入れられない子です。

そんな二人は魔法使いの枠から外れて
犯罪者になってしまったものたちと戦うことになります。
職業にあるまじきものに快楽を見出した男、
そしていわゆるゆがんだ性犯罪者…
最後に出てくる、最強の力を持った
天才になれなかった男…

最後に関しては決定的に手は下していません。
りすかが手を出せない人間だからです。
他の二人は…お察しください。

残念ながらこの作品は最後の巻に値する作品は
手を付けられていないので未完です(2018年現在)
結末結構見たいんだけどなー…
新本格魔法少女りすか (講談社ノベルズ)Amazon書評・レビュー:新本格魔法少女りすか (講談社ノベルズ)より
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No.19:
(2pt)

信者が評価を上げている

化物語のアニメが良かったので手を出してみたのですが、これは酷い。
ショッキングな演出だけが売りの魔法少女。
お話や推理(らしきもの)は毎回、予想の遥か下をいきました。
このレベルで出版できるんですね・・・しかも値段が・・・。

ただし挿絵は凄く良かった。
挿絵が無ければ☆1つでしょう。
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No.18:
(5pt)

タイトルはあれですが、中身はすばらしい伝奇ものです.

新本格とは何のことかわかりませんが、魔法というより、超能力や異形をモチーフにした伝奇ものシリーズ。主人公は小学生にして、世界を幸せにするとのたまう性格の悪いガキですが、お話は奈須きのこトリビュートというかんじで面白いです.現在3巻まで発行されていて、4巻で完結。ほんとに西尾維新は何でも書けるんですね.この才能はおどろきです。タイトルで食わず嫌いせず、ぜひ読んでください.おすすめのシリーズです.
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No.17:
(4pt)

タイトルが痛いっ!

痛いタイトル&表紙だった...

図書館でこの本借りるの、かなり勇気が要りました!

買う人はもっとでしょう。

編集さん!なんか言ってやってくださいよぅー

というわけで、自分の目的のために、自分の心を隠しつつひたすら邁進を続けるアダルトな小学五年生・供犠創貴と、『魔法使い』の住む『魔法の王国』長崎県からやってきた転入生・水倉りすかの壮絶な戦が始まる...

というか、結構中身はまともです。内容的には、やってることもメンタル的にもかなり厳しい。特に、創貴の行動・思考にはびっくりさせられるものがあります。それだけに、このタイトル、パッケージは痛かった。みなさん、めげずに読んでみてください。

次も楽しみです。
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No.16:
(3pt)

読んでいて飽きないけど・・・

「魔法少女」というタイトルをみて、かなり避けてました。「きみとぼくの壊れた世界」で主人公も語っていたように、タイトルが悪いと本は売れない。これがその本じゃないのかな?
実際レジにもっていくのが恥ずかしがった。 口伝えで注文するのはとてもできない。タイトルを違う風にしてほしかった。
内容は第一話はすらすら読め、気に入った。 ただ、二話目は落ちがきつい。小学五年生の、仮にも主人公?のキズタカの性格がきつい。
戯れ言シリーズは好きなんですけど、タイトルの割にグロさが充満している。ある意味バトルロワイアルを超えるグロさ。私にはちょっとあわないかな。

そろそろ西尾維新、卒業かなと感じました。
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No.15:
(4pt)

JOJOリスペクトだと思ってください。

戯言シリーズを先に読まれた方には、世界観や人物像の深さで物足りなく思えるかもしれません。私もその点で少しがっかりしました。

しかし、読み進むうちにそれは作品の目指す方向性の違いだということが理解できました。

このシリーズでは「魔法」を使った「戦い」= 「ゲーム」を楽しんでください。

JOJOファンを公言する作者が「スタンド」を「魔法」に置き換えて自分流にやってみたということだと思います。
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No.14:
(5pt)

新シリーズの幕開けです。

「戯言シリーズ」で人気の西尾さんの新シリーズ。

魔法とか魔女とかの概念が西尾さんらしい設定になっています。

今までの魔法とか魔女とかとは一味違う!!

まず主人公が野望を持ってる。

戯言のいーちゃんとは一見全く違う性格です。

あとキヌさんの絵はすごいです!

これは必見。(いうまでも無いかな(^^;))
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No.13:
(4pt)

つまらなくはないけど、

確かに西尾維新の雰囲気は出てるし、決してつまらなくはない。
 ただ、戯言シリーズに見られたある種の、高揚感みたいなものが消えている。自然、この作品に期待していない僕がいる。他の作品を早く書けよ、と。きみと僕の壊れたせかいの続き、というか、なんと言うか、早く書けよ、と。
 もう、こんなの書かないでくれ。ミステリちっくなものに戻ってくれ、と願ってやまない。
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No.12:
(4pt)

魔法少女とはいっても。

『新本格 魔法少女りすか』は、年三回刊行のノベルスマガジン『ファウスト』で連載中の物語。一巻はファウスト創刊号とvol.2に掲載された『やさしい魔法はつかえない』と、『影あるところに光あれ』に、書き下ろしの第三話、『不幸中の災い』をプラスした一冊です。内容としては、第一話こそ、『推理モノ』と『魔法』という要素を合わせたような話でしたが、以降は全て、全盛期のジョジョを思い出させる、特殊かつ特異なアクションバトルといった印象。また、イラストには『ストリートファイター』でお馴染みの西村キヌ先生を採用している辺り、講談社の西尾先生に対する期待の高さが窺えます。とりあえず、『西尾先生らしい作品』という気持ちでもって読み始めてもらえば、ハズレはありません。
間違っても、『テクマクマヤコンテクマクマヤコン、お姫様になぁれ♪』なんていうノリではないので、あしからず。
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No.11:
(5pt)

タイトルで引いちゃだめよ、中身はぜんぜん違うから。

確かに「魔法少女」はでてくるけど、リリカルでもマジカルでもなくどっちかってゆーとハードSFぽい。魔法の体系は理詰めなんだけど、はじけてるし、主人公たちもかわいいのか凶悪なのかそれとも冷静なのか最初は判断つきにくいです。徐々にかわいく思えてくるけどね。イラストの使い方凝ってます。2巻がすぐ読みたくなること請け合います。
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No.10:
(3pt)

魔法とは

『ファウスト』誌で連載中で、完結していない連作中篇集なので「1巻」とでも言ったほうが良いか。西尾維新の作品というと、「戯言」シリーズのように、ミステリの形を取りながらも禅問答とでも言うか、物事に対する様々な思考であるとかの比重が大きいのだが、この作品は「戯言シリーズ」以上にその傾向が強い。
「新本格」と銘打たれてはいるものの、いわゆる「ミステリ」として読むと大きく裏切られると思う。魔法とは何か、時間とは何か・・・そのようなことへの思考を中心としながら、キズタカとりすかの冒険が繰り広げられる。どちらかと言うと、奈須きのこ『空の境界』などと似たようなイメージを私は受けたのだが・・・。りすか、がリストカットからの連想だったり、残虐とも言えるようなシーンが挿入されていたりで、好みは分かれると思う。少なくとも、小学生の冒険物語、として捉えちゃいけない。・・・って捉らえる奴はいないか・・・。
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No.9:
(3pt)

魔法とは何か

『ファウスト』誌で連載中で、完結していない連作中篇集なので「1巻」とでも言ったほうが良いか。西尾維新の作品というと、「戯言」シリーズのように、ミステリの形を取りながらも禅問答とでも言うか、物事に対する様々な思考であるとかの比重が大きいのだが、この作品は「戯言シリーズ」以上にその傾向が強い。
「新本格」と銘打たれてはいるものの、いわゆる「ミステリ」として読むと大きく裏切られると思う。魔法とは何か、時間とは何か・・・そのようなことへの思考を中心としながら、キズタカとりすかの冒険が繰り広げられる。どちらかと言うと、奈須きのこ『空の境界』などと似たようなイメージを私は受けたのだが・・・。りすか、がリストカットからの連想だったり、残虐とも言えるようなシーンが挿入されていたりで、好みは分かれると思う。少なくとも、小学生の冒険物語、として捉えちゃいけない。・・・って捕らえる奴はいないか・・・。
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No.8:
(5pt)

出版社に物申す

まず、純粋に作品としての個人的評価は、星の数のとおりです。
戯言シリーズが好きな方、本作品は、西尾節が炸裂しています。迷わず買いましょう。ただし、以下を読んでくださると幸いです。本作品は、西尾維新氏の新作として、ファウスト創刊号から連載されている作品です。今回、待望の単行本化となったわけです。それはいいんです。良い作品はこうして日の目を見るべきでしょう。
しかし、納得がいかないのは、その発表形態です。既発表作品に、書下ろしを一章だけ書き加えた本作品。こういう形で、発表されるのは、何も本の出版業界だけではありません。例えば、音楽業界においても、ベスト盤をうたった作品に「書き下ろしの新曲を一曲追加!ファンは迷わず買え」だの何だのというタタキで数多のCDが出回っています。あたかもファンのためと錯覚させるために。そんなもんは、ファンのためでも何でもありません。単なるレーベルの金儲けの言い訳に過ぎないのです。そのアーティストが好きで、全ての作品を持っているようなファンに無駄な出費を強いるものでしかないのです。
本作品も同じです。既発表作品を純粋にまとめて、加筆修正し、単行本化するのであれば文句はありません。初見の読者に対してもそうですし、一冊の作品として揃えたいファンのニーズに応えるものであると思います。しかし、新書という形態で、しかもこの値段で、たった一章分の書下ろしを読ませることを消費者に強いるというのは如何なものでしょうか?以上、本来のレビューとはまったくかけ離れており、非常に申し訳ないのですが、一消費者として何か言いたくてたまらなかった次第です。
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No.7:
(5pt)

読み手を選ぶ・・・かな?

俺が読んだ限りではとても面白かった。
オマエ(あくまでただの人間であるキズタカ)本当に10歳かよ!?とは思いましたが、その仕草や嗜好などが年相応でギャップが面白い。
りすかはいつもいつも殺されて17年分歳をとって復活し、敵を殲滅する。だけどやっぱり10歳の多感なお年頃。可愛いです。ただし、こういった新しい流れがどうも苦手な読者には、特にキズタカの他者を駒扱いする思考と野望のためなら何でもするという行動が気に入らないことがあると思います。わりとひどいヤツですから。
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No.6:
(4pt)

少しえぐい感じのインパクト

可愛らしい装丁・絵柄から中身を想像して入ると、とんでもなく裏切られる。直ぐに頭の切り替えが必要な作品だと思う。
  りすかが主人公というより、「魔法使い」使いであるキズタカ君の視点で描かれている。このキズタカ君の、根拠の無いあまりある自信……。彼は魔法が使えるわけですらないのに、自己評価のあまりの高さ。子供の高慢さを極限まであらわしたということなんだろうか。 子供向けノベルのようなイラストの可愛さを、見事に裏切る中身のえぐさ。このえぐみが好きな人と、嫌いな人はっきり分かれるだろう。私は、ちょっと残酷だなとは思うけれど、続きが出たら読んでしまうと思う。
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