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(短編集)

ウィンター・ホリデー



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【この小説が収録されている参考書籍】
ウィンター・ホリデー

ウィンター・ホリデーの評価: 4.33/5点 レビュー 24件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 21~24 2/2ページ
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No.4:
(5pt)

あなたも、阪木 司ワールドへ  ようこそ

ワーキング・ホリデーを読んだら、阪木 司ワールドにはまります。
今では、私の母も1日で読んでいます。
ウィンター・ホリデーAmazon書評・レビュー:ウィンター・ホリデーより
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No.3:
(5pt)

等身大の人物ドラマのイキイキ感

『ワーキングホリデー』の続編です。
 今度は冬休みから春休みにかけての、新米お父さんヤマトと、繊細でしっかり者の少年、進の心の接近と微妙な揺れが描かれます。ヤマトお父さんは恋人に対するように、息子に夢中、という感じですが、その中にやっぱりハードボイルドな隠し味もあって、元ヤン、元ホストの面目躍如。

 今回は脇役にもスポットライトが当たります。引き続いて出演の王道ホスト雪夜、ホストクラブの客のナナ、ご町内の根岸夫妻などが、宅配おせちやバレンタインをめぐる事件に気配りを見せるほか、フィギュアオタクのコブちゃん、そして新アルバイトの「チャラい現代青年」大東くん、進の友達でおくてなのかませているのかわからないコウタくんなど、それぞれの人物がいい味を出しています。

 ほのぼのだけでなく、進も大東くんも、ちゃっかりしていたり計算もあったりし、ジャスミン・ママの「感情のブーム」など人生の機微に触れた洞察もあちこちに。

 最後は予想のつくゴールへ向かってまとめられていくので、「男塾」塾長ヤマトさん、それでいいのか? とちょっと突っ込みたくもなりますが、進のひたむきさや「族」の後輩たちの団結心、意外に空気が読める大東くんなど、等身大の人物のイキイキ感に説得されてしまいました。本当に気持ちがよかった。
 もうこれで一段落かなと思いますが、ヤマトお父さん、進少年に加えて、続編があればお母さんのがわからのドラマも見てみたい気もします。
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No.2:
(5pt)

坂木さんらしい結末でした

前作のワーキング・ホリデーはミステリー色が濃くないとの理由で★3つにしましたが、続きが読みたくて文庫化が待てずかなり迷ったのですが(文庫化待とうかなあと本を手にして本屋の棚で逡巡すること15分)結局購入して読みました

結論から言うとやはり面白かったです。
夢中になるとさっくり読めてしまうので他の方もおっしゃる通りわざとゆっくり読むのに苦労しました
(高くてもったいなかったので・・)

今回は本のタイトルの通り冬休みをはさんで11月から3月ぐらいまでの話
イベント盛りだくさんのこの季節にまたまたおなじみのメンバーとトラブルに巻き込まれながら四苦八苦する大和と相変わらずのしっかり者の進の掛け合いはとても楽しいし、またこの物語にたびたび描かれる気持ちのすれ違いなどもう〜んとうなずけるものでした

ハチさん便にどこか憎めないイマドキの若者新人アルバイト大東くんや進の学校の友人のワルガキコウタも登場。進の意外な行動にハラハラさせられたり、進の母由紀子も登場し大和と3人の関係の物語が進行、最後には坂木さんらしいシメで終了しますが最後まであきさせなかったので★5つ

親子の情にほのぼのとし出来すぎの結末かもしれませんがこんな話もいいのではないかと思いました
猛暑の夏と寒い冬宅配便ドライバーの方の苦労もわかりしょっちゅうお世話になっている我が家は改めて感謝です!

このシリーズはこれで終わりかな?中学生になった進くんや大和と由紀子の今後が見てみたいですねえ
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No.1:
(5pt)

待ってました☆

何年も前に前作ワーキングホリデーを読みました。 読むのがもったいないと少しずつ少しずつ読みました。 それは、飛ばし読みをする私にとって稀なことなので、いつまでも記憶に残っていました。 それを踏まえての感想なので、実際この本だけの感想ではありません。 基本的にこのお話に悪い人はほぼでてきません。 みんないい人です。 リアリティがあるかと聞かれれば、ないかもしれません。 おとぎ話のように感じるかもしれません。 文章も元ヤンキーの主人公目線の一人称で語られているので、軽いと思います。 だけど、それが苦じゃない人はぜひ読んでみてほしい。 ほっこり幸せな気分になれるから。 大好きな一冊です。 続編がでるのを期待しています。
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