■スポンサードリンク


チーズフォンデュと死の財宝



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
チーズフォンデュと死の財宝 (チーズ専門店)

チーズフォンデュと死の財宝の評価: 2.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.50pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

極悪女シルヴィア

前作同様、チーズと料理に関する描写は抜群です。
ですが登場人物が多すぎますし、重要な存在である美術学生たちの紹介を最初のほうできちんとする必要がありました。親友の姪の疑いを晴らすためとはいえ、主人公シャーロットの行動は軽犯罪の領域に突入しているし、あまりに危険すぎます。せっかく警察署長が同級生という設定なのですから、もっと彼を上手に操って利用して事件を解決すべきでした。
シリーズ作品に悪役はつきものですが、シャーロットの従兄弟の元妻・シルヴィの不快度は酷いものでした。我儘、身勝手、浪費家、周囲を巻き込んで金銭的損失をもたらし、愛情は気まぐれで自己中心的、知性も徳性も無し。特にラスト、保護会から引き取った大型犬の子犬をシャーロットに押し付けたのはひどすぎました。店の切り盛りと家のこと、家族への気配りと双子たちの世話、猫も養って多忙の極みであるシャーロットへ嫌がらせのつもりでしょうけれど、度を越しています。娘たちへの愛情の証としてのプレゼントだといっていますが、そんな見え透いた口実で家族を悩ませることも、なにより子犬のために許せないです。もし現在の日本の保護会でしたら、決して譲渡はしないでしょう。
次回作でシルヴィが被害者になればいいのに、と願ってしまいます。
チーズフォンデュと死の財宝 (チーズ専門店)Amazon書評・レビュー:チーズフォンデュと死の財宝 (チーズ専門店)より
4562060093

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!