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四畳半神話大系
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四畳半神話大系の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全154件 81~100 5/8ページ
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京都の大学生の青春物語。 パラレルワールド(並行世界)という、アニメやSFではおなじみだが青春小説では珍しい構成になっている。 しかも、各物語で同様のシチュエーションが登場するが、物語の内容も進行もバラバラ、それでいて始めと終わりは全く(一部違うけど)同じという構成。 ご都合主義的展開も、ここまできれいにまとめられると、すごいの一言に尽きる。 出てくる人や物、言い回し表現などに馴染むことができれば、かなり楽しめる。 おバカっぽいけど、読み解くとかなり深い。得られるものがあるかどうかは分からないけど。 悶々とした青春を送った人たちに是非とも読んでほしい一冊。 | ||||
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以前にアニメ化されていましたね。 ふと思い出して気になったので購入しました。 独特とテンポと言い回しが気に入っています。 | ||||
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もしあのとき自分があぁしていれば、きっともっと良くなっていたに違いない。 自分はこんな生活を送っていてこんな展開が起きて、きっと幸せになっていたに違いない。 そんな青春妄想を、森見氏が炸裂させたらどうなるか? 「もしも」の展開は複数ありえる話です。 本書は4つのエピソードから成りますが、それら全てが可能性からなるお話。 4つがそれぞれパラレルワールドとして描かれ、 同一舞台、同時間軸上での全く別の展開として描かれます。 最初、なんの予備知識もなしに読み始めたのですが、 2話を読み始めてすぐに違和感を感じ、すぐさま納得。 これは大変斬新な手法だと思います。 上記の理由から似たような展開がところどころで展開されるのですが、 きっちりと話が完結しており、どれも大変完成度は高いです。 しかしながら、4つそれぞれがある程度似たような流れもあり、 4話に至るときには多少飽いてしまう点もあるかと。 あのときあぁしていれば……という幻想を大変上手く描いていると思います。 何より森見節の青春ラブコメとでもいいますか、大変魅力的な一冊でした。 個人的には明石さんとのその後の展開を描いてくれれば満点だったのですが……。 気になる、ほんと気になる、むしろそこが重要じゃないんですか! しかしながら、大事なのはそこに至るまでの過程だと言います。 大賞を受賞したアニメもさることながら、まずは原作から読んでみては如何でしょうか。 | ||||
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普通ああああああああああああああああああああああああああああああああああ | ||||
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面白可笑しい、夢のキャンパスライフの真逆に位置する物語。スローに読みたい人におすすめ | ||||
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あの時、ああすれば… 人生で必ず思ってしまうことです。 さえない『私』の人生はどの道を選んでもやっぱりさえない。、けれども大切な人達には必ず出逢う。 後悔することばかりでも、友人や好きな人に出会えることは幸せなのかもしれません。 現実世界の自分も、もしかしたら今とは違う選択肢を選んでもやっぱり大切な人には出会えてたのかなーなんて思います。 ユーモアたっぷりの文体で笑えて、これだけ考えさせられる本はあまりないと思います。 | ||||
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森見登美彦の「四畳半神話体系」を読了。面白かったです。イイ読書時間でした。内容について書くとネタバレになるので書きませんが、4つの短編を全部まとめて楽しむのがよろし。いろいろ考えながら読み進めましょう。ただ単純な構成ではないと思いますよ。 で学生生活を描いた作品ですが、私もこんな生活を過ごしておりました。「薔薇色のキャンパスライフ」を夢見て上京しましたが、結果は本書のようなものでした。でもその怠惰な時間が私の人生には必要だったと思います。もしあの時・・と思ったところで、全然変わらなかったことでしょう。。。 気持ち良い読書体験をいただきました。 | ||||
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大学時代というのは、時間がたくさんあるせいか、どうも色々欲がでてくる。 精一杯楽しもうとしてうまくいかなかったり、逆に何にもやる気がなくなって引き込もってしまったりと。 この主人公も「薔薇色のキャンパスライフを目指して奔走するがなかなかうまくいかない。 でも最終話に何かを発見する瞬間が特にいいです。あと、アニメ版もすごくいい。 | ||||
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とある大学3回生が、主に四畳半の自分の部屋で、 悪友を始めとする変人達に囲まれながら過ごした大学生活を、 振り返ったり見直したりするお話。 初めの3話で飽きてしまうと、非常にもったいない。 かくいう私も3話までの、サークルを取り替えただけでほとんど変わらない展開に、 がっかりと言うかうんざりして、しばらく放置していたが、 先日、最後の1話の存在を思い出して、第4話を読み始めたところ、 「何だ、やっぱり面白いんじゃないか」とニヤニヤしてしまった。 うまいことハメられた感がするのはあまり良い気持ちではないので、オススメしない。 おなじみのクスッとくる語り口、ひねくれ者故の寂寥感に加え、 今回は友だちっていいよなあと言う、思わぬほっこり感もいただきました。☆4つ。 | ||||
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単位不足・留年者・大学中退などを経験、もしくは現在進行形で味わっている方はとてつもないダメージを負います | ||||
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大学時代に準ひきこもりだった自分には共感できる部分が多い。 人生にたらればは無いっていう教訓めいた結末も好きです。 | ||||
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実験的でスタイリッシュ。 屈折して、一方微笑ましい青春小説。 おまけに哲学的だったりする。 とってもユニークで心に余韻の残る小説です。 小津に心引かれました。 友情とは何か、他者との関係性とは何か。 そして学生時代をセンチメンタルに思い出させる1冊。 | ||||
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あとがきにもありましたが、コピペ悪用のズルい小説です。 森見登美彦さんの本の中で一番好きでした。登場人物は独特の浮遊感があり、読んでいて楽しい。所々笑わせてくれます。 お洒落とダサの塩梅が絶妙で読んでいて一本とられたって思うこと請け合いです。 | ||||
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初めて森見さんの作品を読みましたが、独特の語りがとても引き込まれて良かったです。 この作品はアニメにもなっていて、メディアミックスで楽しめると思います。 細かく含まれている、名作の名場面や共通のキーなどとてもたのしいです。 | ||||
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森見ワールド全開! 京都の汚い大学生活の葛藤が描かれていて大好きです。 大学生活でもっとモテていたらどうなったろう? もっと違うサークルに入っていたら違った人生があったんじゃないかと 誰しも一度は考えたことがあると思われる事柄を4話でまとめあげている。 ややくどいところもあるので星4つで | ||||
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四畳半にまつわる阿呆な作品です。「四畳半王国見聞録」を読もうと考えている方は必ず先に、そしてもう読んでしまった方は、必ず読んで欲しい作品です。 同じ主人公の学生生活を、もしあの時こちらの道を選んでいたら?というパラレルワールドの作品です。最初は同じ文章が各所に出てくるので、コピペを多用した手抜き作品かと思ってましたが、それらが互いの世界で繋がっており、そしてラストに至っています。森見さんの構成力や文章力を遺憾なく発揮した作品です。主人公や悪友の小津、師匠や黒髪の乙女など、つくづく阿呆で個性的なキャラクターが活躍する、全く無益な、それでいて愉快な傑作です。 | ||||
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最初に目次を見た時に、「4つの章からなっているんだ」と思い読み始めると、 1章目と思ったところで、あっさり1話完結。 きっと四畳半をテーマにした4種類のオムニバス作品が並んでいるのだろうと、 2話目を読み始めると、「アレレ?どこかで読んだような出だし??」 慌てて1話目の冒頭に戻ると、そこには寸分違わぬ文章が・・・。??? ようやく作者の意図に気がついた時には森見ワールドの虜になっていました。 過去にもこういったパラレルワールド系の小説は多く出ており、斬新なアイデア では無いけれど、ここまでサスペンス性ゼロ、危機感まるで無し、超脱力系の 小説は無いだろうな。 選んだ道は違っても、結果はそう大差無いよということなのだけれど、 4種類の話をただ並べるのではなく、最後の章で全体を上手くまとめている ので、「お見事!」と拍手を贈りたくなった。 残念なのは「有頂天家族」→「夜は短し歩けよ乙女」→「四畳半神話大系」の 順番で読んでしまったということ。森見作品は時系列どおりに読んだ方が いいです。共通キャラクターやサークルが出てくるので、時系列で読んだ 方が「クスッ」と笑えるはずです。あーっ失敗した! | ||||
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友人に勧められ購入。 最初はあまり面白くないなー と思っていたが、2話からは違った。 デジャヴを感じながら夢中で読み進めていくと・・・ ああそういうことか と納得 とてもおもしろい本です。 おすすめ | ||||
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自分で失敗したな、と思った。 個性的なキャラクターが多く、個性的な内容でした。 普通の小説とは違う、森見さんが書く独特な雰囲気が自分の心を感動させてくれました。 自分の人生をもう一度、やり直してみたいと思わせるような素晴らしい作品です。(笑) | ||||
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俺はなかなか好きな小説です。 書き方にすごく特徴があって 読みにくい、難しい、つまらない。 と思う人が沢山いると思います。 ですが こんな書き方が好きな人も沢山いると思います この本は 4章で成り立っていて 1,2,3章は同じ文で書かれていることが多く 手抜きだ、苦痛だ、飽きる、つまらない。 と思うかもしれませんが これは森見さんの策略です。 俺は特に気にならず、むしろ楽しかったのですが まぁ 飽きる人のほうが多いんじゃないかと思います。 このような 独特な言い回しや表現があまり好きじゃない方には お勧めできませんが。 好きな人にはかなり面白い本で 決して読んだ時間がもったいないと思うことはないと思います。 | ||||
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