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レインツリーの国



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【この小説が収録されている参考書籍】
レインツリーの国
レインツリーの国 (新潮文庫)

レインツリーの国の評価: 3.70/5点 レビュー 202件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.70pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全131件 81~100 5/7ページ
No.51:
(4pt)

有川浩の世界が広がっている

パソコンゲームのファンサイトで知り合った二人が恋をする、ふつうのラブストーリーなのですが有川浩の手にかかると社会派問題を考えさせる少しほのぼのストーリーになってしまうんです。難聴の彼女を好きになってしまった好青年の話です。最後はなぜか頷いていました。
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No.50:
(4pt)

聴覚障害の子がヒロインに

好きな本について語り合う幸せ。
メールのやりとりを通して、主人公たちは互いに好意を寄せる。
このまま良い感じで付き合うんじゃないかと。

しかし、実際に会うと状況は一変。
それぞれが抱える他人には理解出来ない悩みに、彼らは苦しむ。

それでもなお、この主人公たちはお互いを理解しようとする。分かってもらおうとする。
その姿に心が打たれました。
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No.49:
(4pt)

おもしろい

自分の好きな小説でした。
難聴の姉がいるためか、話も身近に感じることができました。
ぜひ多くの方に読んでもらいたいです。
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No.48:
(5pt)

途中切ない

感想を書くとネタバレになってしまいそうなのですが、途中切なくて最後はすっきりな1冊でした!
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No.47:
(5pt)

一冊の本から、二人は出逢った――。

一冊の本から、二人は出逢った。
 ブログに綴られた本のコメントを読んで非常に興味を持った彼は、彼女にメールを送る。やりとりが続き、彼は彼女に会いたいと願うようになっていた。
 彼女は会うことを承諾してくれ、そして失敗を見、難聴者であることを知る。
 彼はなぜ言わなかったのかと激怒し、信じてもらえなかったことを悲しむ。それでも時間をともにし、彼女を知ってゆく――。
 難聴者の辛さを知り、幸せになってほしいと心の底から思えてしまう。
 ほんのり甘く、少しだけ「ごめんね」がこみあげる。そんな小説だ。

 上記では本当にレビューとして書かせていただきました。個人的なコメントをしますと、本当に個人的な感想となってしまいますが、自分が難聴者であるため、的確にかかれていることがとても好感を持てました。なので☆五つです。
 一般人の目からすると、きっと☆四つほどなのでは、と思います。
 小説の文章が長々と書かれていないことや、無駄な漢字が使われていないところが本を沢山書いている、と実感しますし、何よりも『図書館戦争』のシリーズが好きな方には非常に嬉しい作品です。
 興味が沸いた方は『図書館戦争』のシリーズを読んだあとに、『レインツリーの国』を読むことをおすすめします。もしくはその逆でも。長いのが嫌だという方は『レインツリーの国』だけでも……。
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No.46:
(5pt)

伸くんの関西弁での包容力、ひとみさんがほぐれていく感じにキュン!

伸くんの関西弁で押しまくる(なかにはひどい表現もあるけど)メール攻撃。
でも、なにか1人の女性に思いをぶつける暖かさに共感できました。自分はあそこまで出来ないなぁ・・
ひとみさんが、ネットのつながりから現実の付き合いへチャレンジする姿、
耳が聞こえにくいというハンデを最初は隠しながら、伸くんのサポートがあってだんだん心がほぐれていく感じがとても可愛かったです。
この歳になって、久しぶりに胸がキュンとしました。

疲れたときに読んだので心がリフレッシュできました。
お勧めの1冊です。
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No.45:
(4pt)

レインツリーの国で出会った、伸とひとみの純愛物語

「人並みの幸せは全部諦めて生きていくのだと思っていた。両親が遺してくれるすべてを重くもありがたく受け止めて、好きな人と恋をするなどということは考えの範疇にも入らずに」。

有川浩の恋愛小説。少し影のあるテーマが加わっており、単なるベタ甘ラブロマではない。
昔のライトノベルの思い出をめぐるネットでのやり取りからはじまる展開はなかなか自然でよくできており、しかもそれがこの作品のあらすじと微妙にオーバーラップしている。ハッピーエンドで切れても、きっとその先もそのままだという安心感は読者に与えない。にもかかわらず、きっちりさわやかで、重くない。登場人物も個性的に描けている。

何か恋愛ものを読みたいという時には、手ごろな一冊。
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No.44:
(5pt)

やられた

何がやられたって、風呂に持ち込んで読み始めたら、途中で上がれなくなりました。
早番から帰ってきて、ひとっ風呂あびて、昼寝するつもりだったのに。
眠気が吹き飛んで、2時間?(もはや覚えていない)ぶっ通しで読み切りました。

有川浩はまだ4冊目で、最初に手を出した「ストーリー・セラー」では、
装丁の美しさ以上の感動は得られませんでした。「阪急電車」「県庁」はまあまあ。

こんなに興奮して感想を書きたくなったのは久々です。
それくらいツボだったのです。感情移入の度合が半端ではありませんでした。
「自分もこういうメール打つなあ」とか、伸の考え方とか怒るポイントとか。
1つ1つのやりとりが、思い返しても本当に上手いと思います。

本の中でも指摘されているように、多種多様な考え方の人がいる世の中で、
自分に言えるのは、一部の読者にとって、この本は相当にツボだ、ということです。
おそらく「阪急電車」や図書館シリーズなどでまた別の層のツボをついているであろう
有川浩という作家は、じつに多才なのだろうと思います。
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No.43:
(5pt)

胸キュンだけでないラブストーリー

あまり恋愛小説は読まないけれど
この作品は一気に読んでそしてもう一回
読み直しました。
伸行のキャラは素晴らしいですね。
彼のまっすぐな関西人キャラが物語をキザにせず
尚かつ ひとみ の心をだんだんと引き出していきます。

図書館戦争に出てくるエピソードの一つですが
この話はアニメにならなかった様なことがあとがきに有りました。
障害ってタブーのように扱うマスコミの姿勢が
嫌ですよね。明日は我が身、障害は不便だけれど
不幸ではないのです。

二人の行く末は読者に任せるといった終わりも好きです。
伸行ならきっとフェアリーゲームとは違った二人に
なれると信じます。
出会い方も、描写も大好きです。
作家の人柄が出ている作品だと思います。
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No.42:
(4pt)

共感してしまいました。

私自身も、外からは分かりにくい障害を持っているため、ひとみの気持ちにいたく共感してしまいました。 空気を壊したくなく、適当にその場をやり過ごす会話や、周りに気付かれないようふるまい、自分の首を締めていく事。 特に重量オーバーのくだりは、心が締め付けられるくらいリアルな内容でした。いつも何かに気づくのが一足遅い。子供が鼻水やよだれを垂らして歩いていても気づかない自分が、頭を過りました。 相手の負担になりたくなく、恋愛に対し逃げてしまう事も。 口で言わないとわからない障害を持っている人は、たぶん誰もが感じる悩みや苦しみだと思うし、辛いけど、今まで気づかなかった他人の感じかたもわかる。ゆえにするべき事もわかる。
同じような立場の人にも新しい切り口かもしれない。 少なくとも、私は問題の解決法が少しわかったしとても希望を持てました。
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No.41:
(5pt)

ときめき感

この本っていうか、有川浩さんの本全部大好きです。

有川さんの本を読むと、恋愛っていいなーと思います。
特に、付き合うか付き合わない位の頃とか、付き合って間もない頃とか。
読んでて、きゃー恥ずかしい!ってかんじとかとか、せつないかんじとか。

自分は既婚者で二人の小さい子供もいて、それはそれで幸せな生活をさせてもらってますが、
もう、こういうかんじを自分の身で味わう事はないんだろうと思うと、
有川さんの本でこういうかんじを味わうのはとても楽しいです。

なるほど、冬のソナタにはまった年配の方の心理はこんなかんじなのかと、最近納得しました。
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No.40:
(4pt)

興味深い内容だと思いました

以下、ネタバレです。

聴覚障害をもつ女性と健常者との恋愛。
最初に女性の秘密が明らかになった時に驚きました。
かつ、”障害”に焦点を当てるのではなく、”恋愛”を中心にした所が新鮮でした。
障害をもつ方の考え方、付き合い方など、勉強になるなぁ、と思いました。
胸がつまる部分もありました。

ただし、楽しさ、という部分では引っかかる部分がありました。
その分、マイナス1ポイントです。

他の作品を読むのも楽しみです。
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No.39:
(4pt)

レインツリーの意味がいい

ひとみと伸の二人が主人公で、登場人物は少ないです。
メールが届くまでの、届いて読む際のあのワクワク感がうまく表現されていて感情移入しやすいストーリーになっている。
陳腐なハンデのある恋愛ではない、リアリティのある等身大の恋愛をしっかり描いているところがすばらしい。星が一つ減らしてあるのは、もっと二人の交流を増やして欲しかったところです。
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No.38:
(4pt)

髪をかき上げて

コミュニケーションがうまく取れない男女の恋愛ストーリー。
聴力障害を持つヒロインがその不安な気持ちから男性にうまく甘えることができない…といった話だけでは終わらず、男性も父の死で傷つき優しくされたいと実は望んでいる。
ぶつかり合う二人はどのような結末を選ぶのか。。。

あとがきを読むと有川さん自身の体験から書こうと思った作品とのことで、とても読みごたえがある作品となっています。
取材も真摯に行ったことが作品中のエピソードからもよくわかります。作家さんはすごいですねぇ。
最初にインターネットで知り合ったというのが、昔々の「ハル」という映画を思い出したりしました。

しかし「図書館戦争」のアニメ化で聴力障害を持つ少女を扱う話は作られなかったという話を聞き、いまだに我々の相互理解はさらなる努力を必要としているのだと改めて思いました。
「障害は個性」という言葉に僕自身違和感を感じてしまいますが、どこかでその山なり谷なりを飛び越えることができれば素敵ですね。
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No.37:
(4pt)

楽しいだけでは無い恋愛

読み終わった後、スカーッとしたわけではありませんでした。
有川浩さんの作品にしては珍しいように思います。

最初のドキドキ感からだんだん現実味が出てくるあたりが切なくて、障害のある人との恋とは、ここまで複雑なのか、と思わされました。
私の知らない音の少ない世界。
私の知らない音の少ない恋。
私だったら思いもしないようなことに卑屈になってしまう悪いところも丸出しの彼女。
気長に付き合いながらも、若さも人間らしさも持っている彼。
スカーッとさせないところが、本物、という感じがしました。
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No.36:
(4pt)

同じ関西人として…

主人公の気持ちが「関西人」としての点で分かりやすく、共感できる部分が多かった。

1人の好きになったヒトの為に、こんなに実直に誠実に向き合えている主人公に嫉妬した。

今一度自分を振り返るいい機会を与えてくれた一冊になった。
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No.35:
(5pt)

言葉は時に人を傷つけ、時に人を惹きつける

コンプレックスやハンデを盾に、必要以上に相手に卑屈に接してしまうこと。
「どうせ他人にはわからない、この痛みはわからない。」
それは誰にも経験あると思う。

小説では、感音性難聴のひとみさんと、健聴者の伸さんが、お互いの気持ちをメールでぶつけ合う。
まるで会話をしているように、だけど会話より奥が深い、心の奥を見せ合うような文章のやりとりで。

その言葉がとても熱くて、とても深くて、こんなに自分の気持ちをさらけ出せるってすごい。
言葉って、こんなにも人を惹き付ける力があり、使い方によってはひどく傷つけあう凶器に変わる、
その威力・重さを感じました。

恋愛小説なのですが、甘い「好き」を語るのではなく、人間どうしが真剣にぶつかりあうやりとりが、とてもいいです。

作者有川さんのご主人が、ある時期突発性難聴となったことがきっかけで
聴覚障害を題材にした、とあとがきに書いてありました。
だから小説内では、聴覚障害がトレンディードラマのようなお飾り的ハンデではなく、リアルなエピソード
満載なのだと納得しました。

この本を通して、
 ・言葉の尊さ
 ・聴覚障害への理解
 ・他人とぶつかり合う勇気
を学んだ気がします。

同じ作者の「シアター!」などとはまったく違う作風で(「シアター!」はこれはこれで大好きなんですが)、
深く感じ入る作品でした。
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No.34:
(5pt)

またこんな恋がしたいと思いました。

とても素敵な恋のお話でした。すれ違ったり、誤解したりしながらでも繋がっていたいという気持ちがストレートに伝わってくる・・・。いいなぁ・・・20代に戻りたいと思ってしまいました。
伸くんの「仲直りするために喧嘩しよう。」っていうメール、ズシッと響きました。きっと私だけじゃないと思いますが「喧嘩になるから言わない。」ってこと多いのでは?

障害があるとかないとかじゃなくて、たいせつにしたい人なら「仲直りするために喧嘩しよう。」が正解だと素直に思わせてもらえた小説でした。

有川さんの本は「フリーター家を・・・」しか他には読んでいませんが、客観的事実がとてもよく調査されていますね。安心して読めました。

できたら原作に忠実に映画化、ドラマ化してくれないかなぁ・・・。と思います。
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No.33:
(4pt)

良いと思います

有川さんの本は他にも好きな物があるので、これが一番とは思いませんが、
キュンと出来る所もあり、この二人頑張れーって応援したくなります。
段々と距離が縮まっていく所とか、覚束無い所とか、
悩みすぎて連絡出来ない所とか、素直に共感できます。
こんな理解のある男子が居たら、最高です
レインツリーの国 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:レインツリーの国 (新潮文庫)より
4101276315
No.32:
(4pt)

いいです

とある本についての書き込みがないかとネットで探したところ、
非常に興味が惹かれる内容にたどりついて、
メールでやりとりしているうちに会う事になった。
ところが、その女の子は聴覚障害を抱えていた。
なんてお話です。
切ないラブストーリーです。
聴覚障害についても、当事者にしっかり取材されたようで、
リアリティーがあります。
最近読んだ本では一番好きです。
レインツリーの国 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:レインツリーの国 (新潮文庫)より
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