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吉原御免状
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吉原御免状の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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面白く、最後まで読みましたが、惨殺シーンとか読まなかったほうが良かったと思うこともあります。 | ||||
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宮本武蔵に育てられた青年剣士・松永誠一郎は、師の遺言に従い江戸・吉原に赴く。だが、その地に着くや否や、八方からの夥しい殺気が彼を取り囲んだ。吉原には裏柳生の忍びの群れが跳梁していたのだ。彼らの狙う「神君御免状」とは何か。武蔵はなぜ彼を、この色里へ送ったのか。―吉原成立の秘話、徳川家康武者説をも織り込んで縦横無尽に展開する、大型剣豪作家初の長編小説。 | ||||
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新吉原を堺のような自由都市、城砦都市とした発想が面白い。徳川幕府の定める身分制社会から自由な、独自の法を持った町。それがまさに、将軍のお膝元にある。吉原の自由を保障した神君御免状。それを守る傀儡一族と、それを奪おうとする裏柳生の戦い。巻き込まれた松永誠一郎は、宮本武蔵の直弟子。 読ませる小説だ。特にアクションシーンは迫力がある。 ただ、好きにはなれなかった。心の清らかな好青年(裏返して言えば、世間知らず)で、実はやんごとなきお方のご落胤という主人公のキャラクターは、やや退屈だ。 非常にグラフィックな拷問の描写には閉口した。 作者の抱く、人間の自由という大きな理想には共感を覚えるのだが・・。 少年漫画に慣れている読者向きかと思う。 | ||||
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武蔵が残した凄絶な強さと、そして罪なほどの優しさを持つ青年剣士が主人公の、 彼に魅せられた人々が織り成す時代活劇。 その時代の日常に生きる人々が、ロマン溢れる背景と共に巧みな文章で描き出されていました。 また時代物の醍醐味ともいえる活劇シーンはスピード溢れる美しい剣さばきを見事に描いていて、 大変読み応えがあります。作中では多くの登場人物が出てきますが、その誰もがとても個性的で、 魅力に溢れています。 ただしいて言うならば、史実や説を述べる際の多少のくどくどしさも目に付きました。 確かに史実を元にあらゆる情報を独自に織り交ぜ、 イマジネーションを発揮するのはとても素晴らしいのですが、そちらに気をとられすぎてページが嵩んでしまったように感じられます。 私個人が、時代物は好きですが勉学的な歴史はあまり好きでないこともそう思う要因かな?? その為か起承転結の「結」部分が、尻すぼみになってしまったところが残念です。 中盤過ぎたあたりまでをとても面白く読んでいたため、個人的にはもっとガツンとした終結が見たかった。でもこれは贅沢でしょうね(笑)期待しすぎてしまったのかも。歴史への造詣の深い方や興味のある方には、☆5つでも足りないくらいの面白さだと思います(^^) そのような方には本当にお勧めの一冊です☆ | ||||
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