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(短編集)
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
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櫻子さんの足下には死体が埋まっているの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全59件 21~40 2/3ページ
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まず、ミステリとして弱い。 それはともかく櫻子さんのキャラ設定がところどころ変に感じた。 一貫性が感じられない箇所がいくつかあった。 それが物語りに入り込むのを押しとめる。 | ||||
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アニメを見たので読んでみた。 ラノベの特徴が キャラクターありきで冗長ということはわかっているが、 それにしても本筋以外が無意味に長くて、 キャラクターの描き方も薄い。 蘊蓄部分も、ミステリのヘビー読者だとだいたい知っているような内容かな。 デビュー作なのかと思ったがそうではなかったのビックリ。 アニメが緩急よくひきしまっていたから、脚本家に拍手したい。 | ||||
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北海道が舞台で繰り広げられるミステリー小説。 単純に骨標本家の女性探偵とそれを支える高校生の少年助手という登場人物が中心で ミステリーに関しては重々しい内容や推理ではなく櫻子さんが独自の骨知識を事件に照らし合わせ解決していく内容。 美人なのにどこか独特な感性や魅力が読んでて伝わるものがありキャラクターの設定がわかりやすく北海道旭川の名産などにも触れることが出来 軽い感じで読み進めるといいと思った。 アニメを1話見てみるとキャラ雰囲気が一層際立ちイメージが掴みやすいかなと。 | ||||
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なんというか、何よりもよくこの小説からあのアニメを作ったな、という感じ。小説で味わうべきは、アニメの中での効果的な櫻子さんのセリフが、小説の中の冗長な会話から抜き出されていることだろう。主人公の男の子はアニメよりかなり幼い印象である。僕の感覚でいうと中学生のそれにあたるが、これは作者に男の子への幻想があって、それが取りきれてないのだと思う。総じて、あまり人を見ていない。ヒロインのように、骨の部分にばかり意識が行ってしまうのは作者のくせなのだろう。 この作者が10年後にどう思うかは聞いてみたいところだ。櫻子さんも一種の中二病のような節がある。が、大人びたイラストがどうにかバランスを保たせている。正直、話自体はああ、そういうの、というくらい。ただ、骨に対する執着心が、おそらくこの作品のミステリーの中心なので、まあ時間をかけてやることだ、とはおもう。この辺の売り方はまさにライトノベルだ。アガサクリスティなら、1つの本で終わらせなければならなかった。 ある意味、現代という時代は、漫然と書くことを良しとしなければ地獄になるのかもしれない。作者は意図的に時間を止めている。これも一つの文芸だろう。 | ||||
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いやはや、大変お腹の空く北海道ご当地小説である。 北海道の旭川が舞台なのだが、主人公が、「食べ物につられてつい櫻子さんに振り回されてしまう」という設定なので、プリプリの甘エビ、魚介類、様々な食べ物がそれはそれは美味しそうに出てきて思わず唾液が…… っていうのは本筋ではないのでさておき…… 小説としては、これはライトノベル特有の文化なのかもしれないが、ところどころ冗長でリズム感を悪くしている部分があって、(物を受け取る、受け取らないで揉めるとか、行く行かないのやり取りとか) その辺ちょっと読みにくいし、 ミステリーとしても、櫻子さんは、いわゆる、BBCドラマ「Sherlock 」のシャーロック的キャラというか、 「ほぼ最初から一人だけ真実を見抜いている」的立ち位置の人なので、つまり、最初から読者にも「正解」が提示されてしまっている節がある とはいえ、「ミステリー的セカイ系」(素人であるはずの主人公らが警察その他の公的機関を差し置いて、勝手に全部解決してしまう現象)みたいのがなくて、 最終的に解決するのは警察その他であり、 でも、櫻子さんと主人公がいることで、ちょっと色々な人の人生や捜査に影響を与えていく っていう構成は好感がもてるし、 「人を殺したい人間が、真っ先に考えることは、相手を確実に殺すことだよ」(だから本来、トリックなんてのは二の次だ) というような、ハッとする台詞も多々あって、面白い また、 死者は物を言わない(骨のように)ゆえに、 何故殺したのか、何故死んだのか、残された人々はどうするべきなのか、最終的な判断は、「藪の中」というか、曖昧にする(死んだ人もそれを望んでいるはず、なんて勝手な決めつけをしない) のも、いい意味で、後味が悪くてよい というわけで、全然、面白くないってことはないのだが、 まあ、「ライトノベルとしては」というところだろうか | ||||
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一般的なミステリーが殺人を理性的に行う犯人を扱う中、それを真っ向から否定して殺しは衝動であるという正論を描いた良作。 文章力も高くてストーリーも面白く、シリーズ全部を読んでみようという気にはなりました。がしかし、キャラがどうにもブレていて何度か違和感があり、「ん?」と首を傾げてしまったので、1つマイナスにしておきます。 | ||||
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櫻子の用いる言い回しは非常に強烈だが、全体的には清潔感がある。 語り手の立場である少年の性格が大いに寄与しているのかもしれない。 また、仕事道具の手袋へのこだわりに、几帳面でこまやかという印象を持った。 シンプルで分かりやすく、知的興味を掻き立てる短編連作。 詳細はここでは書けないが、海へ向かう電車の中で読んでみたい。 | ||||
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骨の知識だけで解決する訳ではなく検死をしたり体の仕組みや毒物の知識で解決する事が多いです。 櫻子のキャラクターを好きになれるかがこの作品の賛否の分かれる一番のポイントだと思います。 倫理観が人と違い不躾な行動、発言をする。でも本当はやさしい。 基本的に高校生の正太郎の目線で語られるので読み口は軽いです。 4巻までは1巻に短編3本立てですが順番に読む事をおすすめします。 2015年2月24日 アニメ化が発表されました。 | ||||
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最強キャラ×ライトミステリというコピーだが、キャラは博識でもない主人公と畜生のDQNヒロイン。お嬢様というにも、歳を取りすぎている(年齢的にも、このキャラは痛々しい…)。このしょぼいコンビの、どこが最強? ミステリはライトと自称するだけあり非常に浅く、とてもつまらない小説だった(本格派を謳って薄っぺらいよりはマシだが、まさか自分からライトとか言っちゃうとは驚きだ)。 ヒロインが骨マニアという変わった設定なのも、まったく生かされていないし、「万能鑑定士」「ビブリア」の便乗を狙って、失敗した駄作という感じ(この2作に比べると、ヒロインがクズ過ぎ)。 推理にも強引で矛盾が多く見られる。 表紙の絵も、なんかおかしい。櫻子がガタイ良すぎて、男みたいだし。 | ||||
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BONESとコラボするということで、買っちゃいました。 ちょっと、読みにくい。 例えば、 「それで? 今日はなんの用だったんですか?」 近所の子供逹が『砂かけババア』と呼んで親しんでいる(怯えている?)しわしわのばあやさんに玄関で迎えられた後、いつものようにリビングに通された僕は、旭川の家具デザイナーが作ったという(旭川は家具の街としても有名なのだ)、奇抜な形の安楽椅子に座り、悠然と膝を組む櫻子さんにそう問うた。 …詰めこみ過ぎじゃない? 椅子に座って話しけたようにも、座っている人に話しかけたようにもとれるし。 話も、BONESから入ってはいけないんだね。 | ||||
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骨好きのお姉さんと平凡な男子高校生の奇妙なコンビが遺体、遺骨、その他などから 真相を暴いていくという王道展開なライトノベルです(ラノベ扱いしていますが挿絵はありません)。 また、タイトルに「死体」とありますが、描写は非常に軽いタッチで表現されているので それほどグロテスクな場面はありません。 必ずしもハッピーエンドとは呼べない結末になる作品もありますがそれはそれ。 読後感は作品毎に異なりますが、軽い読み口ですし、登場人物もしっかりしてます。 「携帯小説がベースだから…」とか「タイトルが怖いから…」などといって避けないで手にとって欲しいです。 | ||||
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旭川が舞台と聞いて、読んでみた。 「ライトミステリ」なるジャンルを初めて読んだ。 確かに、全体的に雰囲気が軽く、読みやすい。 主人公の少年は平凡な高校生で、RPGの主人公(笑)のようにキャラが薄く、ありがちな設定。 一方、タイトルにもなっている櫻子さんは、「骨好きのお嬢様」という風変わりな設定で、そのキャラを生かして物語が進行していく。 しかし、登場する各人物の描写が甘いために、誰の台詞か分からないものがあったり、会話の流れに違和感があったりする部分が何点かあった。 読んでいて、文章の構成を直したい衝動に駆られてしまう。 ストーリーやミステリ要素も、ありがちなものに感じられた。 一方で、テーマである「骨」と「北海道」に関しては、よく調べられていて説明も分かりやすかった。 特に旭川ネタについて、ザンギ、ゆめぴりか、ななつぼし、ほしのゆめ、などなど名産の美味しい食べ物の描写がでてきて、食欲がわいてくる。 他にも、「夕方の地元情報番組」って「どさんこワイド」か?とか、「道内経済誌」って「北海道経済」か?とか、地元ネタが色々と分かってしまっておもしろい。 増毛のエビもおいしそうで、とてもよい。 こんなにローカルネタ満載の本が、全国で売られていて、「王様のブランチ」などでも紹介されていることに驚きである。 「僕は時間の死んだ街で生まれた。「良くも悪くもマイペースで強情で、変化を嫌うこの街では、澱んだ時の流れすら平穏だとか、安寧と呼ばれる。変えられない、変われないのでは無く、そもそも変えたいと思わないのだ。まるで大腿骨のように強靭なまでの真一文字さが、この街には絶えず横たわっていて、人々の心までせき止めている気がする。」 「この街には、いたる所に退廃や、停滞といった、鈍重な空気が漂っている。」「旭川の人間は、生来変化と異端を嫌うのだ。」 まさにそのとおり。 そんな旭川でも、このような小説の舞台になるということに驚き、喜ばしく、誇りに思う。 旭川関係者にも、北海道好きにも、ミステリ好きにも、いろいろな人に読んでもらいたい小説。 | ||||
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骨好きのヒロイン(ホームズ役)、一人称の主人公(ワトソン役)というオーソドックスな内容。 海外TVドラマ「BONES」を彷彿させるヒロイン像、正直、なんだかなぁ~と思いつつ購入。 ある意味、使い古された題材を上手に書き換えているといえる。 膨大なコンテンツが存在する昨今、何かと似ていると言い出せばきりがない。 似ている中でオリジナリティがあれば、読む価値はある。 ただ、年上女性に対する憧れとか、そういう指向性が無いと熱心に読みたい題材でもない。 あくまで時間つぶしに最適な読み物としておすすめします。 | ||||
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書店にて評判が良さそうな感じだったので購入しました。 あらすじからアメリカドラマのBONESみたいなのを想像していたのですが、実際に骨が事件に直接関わることはほぼなく、骨好きな女性探偵(役)の博識故に事件解決してゆく感じです。ちなみに中身は短編集です。 振り回される少年の心情描写や、風景描写なんかは割と丁寧ですが、ミステリを期待しての購入は個人的にはお勧めしません。が、櫻子さんの解説は感心させられますし、道産の食べ物には詳しくなれる気がします。 そういった部分を含めると読みやすく、頭を使うようなものでなく気軽に手に取れるし最後まで読ませる位にはおもしろいと思います。 そういや最近はキャラ小説とか女探偵の小説増えてきましたよねー | ||||
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ミステリと思って読み始めましたが、少し違うような。 確かに推理はしますが、犯人を捕まえるわけでもなく、なんとなく終わります。 登場人物は個性的だし、それなりにストーリーはあるので、単純な娯楽小説だと思えば十分に楽しいです。 | ||||
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櫻子さんの推理や一つ一つの発言がとても良かったですね。もう一度読み返してみようと思います。 | ||||
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挿絵の影響もありますが、櫻子さんの容姿や言動などに惚れ込んでしまいます。 早くドラマ化か映画化されないかな~と期待しています。 | ||||
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私がこの作品と出会ったのは携帯小説のサイトでした。 携帯小説にしては文章や描写がしっかりしていて引きこまれました。 正直携帯小説は携帯小説としてはおもしろくても、実際書籍になると微妙なものが多いので書籍を買ったことは今まで1回もなかったのですが、この作品だけは書籍を絶対買おうと思いました。なので本屋で見つけたときは嬉しかったです。 2月末にシリーズ4冊目が発売されたとのことで、それだけやはりこの作品は魅力的なんだなと感じました。 ひとつ注意してもらいたいのは、表紙は全面イラストですが中身にはイラストはひとつもありません。 他にイラストがあると思ってイラスト目当てでだけでは購入しないように・・・ | ||||
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キャラは立っていると思うし、会話も設定もそれなりにおもしろく、楽しめる。ただ、この作品のあらすじや紹介記事を読むとミステリかサスペンスを予想する人が多いと思うのだが、開いてみると良くも悪くも「ラノベ」。櫻子さんが天才過ぎるのかプロットが甘めなのか、事件の解説が一通り終わると出来レース的な高速謎解きが展開されあっという間に事件が解決してしまう。ライトノベルとしては面白いが、ミステリかサスペンスとして読むとなんとも物足りない内容であった。軽いタッチで楽しみたいならお薦めだが、ライトなミステリとして読むにはやや物足りないのではないか。というわけで、やや辛めだが★3つ。続きは…まあ、暇なら読むかな、というところ。 | ||||
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皆さんのレビューを見て購入!遺体の表現にギョッ...っとしましたが、今では私も【正太郎君】の様に、その表現の仕方に慣れてきました。 兎に角、私ははまってしまいました。早く続きが見たいです。 | ||||
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