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僕たちの終末
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僕たちの終末の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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小・中学生の頃に愛読した『ポンコツロボット太平記』とか あのあたりの日常(オバQ的と呼んでもいいか)SFものを 科学考証と情報量の面でうんとグレードアップさせた感じを受けました。 そして、登場人物のウスさはそのまま。 恒星間宇宙船を建造する話なんだけど なんかこうアニメのパトレイバーの面々でハードSFをちんたらやっている感じ。 (神崎重工?『サクラ大戦』かよ) 女性のひとりが知らぬ間に仲間とデキていて妊娠しているという逸話からして 『神様のパズル』の頃より進歩がない。 徹底して中学生男子の目線であります。 クラークの『遥かなる地球の歌』につらなるテーマなんだけど いわゆる厨房臭さがぷんぷんするので頭が痛くなってしまいました。 それから表紙絵もなんとかしてください。 | ||||
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恒星間宇宙船を作る話だと聞いたので、『第六大陸』みたいなエンジニアリングSFかも(!)と期待してしまったわけだが、正直、期待はずれもいいところであった。アイデアは悪くないと思う。絶滅を目前にした人類の地球脱出のためなら、工期や費用がちょっとくらい無茶な設定でも通るだろうし。ところが、実際に作るところはいっさい出てこないのである。前半は丸々、どんな宇宙船を作ろうかという思考実験だけ。ネジ一本締めない。で、ページをめくると、もう完成間近。設計だけで船ができると思ってるとしたら、作者はエンジニアリングをなめすぎだ。おかげでリアリティは完全に失われた。キャラクタの造形もお粗末。特に女性の描写が、なんというか、実に童貞臭い。あまりに類型的なので、思い浮かんだのはギャルゲーの設定資料だった。主要な3人の女性の設定はたぶん「ツンデレ」「ロリ」「お姉さま」といったところ。あちこちに女性差別っぽい描写も多く、女性の扱いに慣れていない感じだ。主人公も、技術力もカリスマ性もなく、あるのは夢と熱意だけという設定なのに、ちっともその「熱」が伝わってこない。他にも、明日にも人類絶滅かという時代なのに、登場人物たちには緊迫感も悲壮感もないし、ロボットみたいで人間らしい息遣いが皆無。どうにも描写力が足らないのである。これでは感情移入のしようもない。 | ||||
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