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僕たちの終末
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僕たちの終末の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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太陽が永久に活性化するのではなく、一時的なものっていう設定なので 離心率の大きい軌道に宇宙船(閉サイクル機能があれば宇宙船でなくっても可)を 載せて、太陽が落ち着いた頃に戻ってくれば大丈夫なのではと思った。 何しろ行った先に何があるか分からない恒星間飛行と違い、戻った先には 環境が激変しているかもしれないが、慣れ親しんだ地球が確実にあるんだから まあ、それを言っちゃうと、人類としてのブレークスルー、新しい地平の切り開きの カタルシスがなくなっちゃうのでアレですが、ひと工夫分があればと思った。 小説としては確実におもしろい、巻末まで飽きることなく一気読みできました。 | ||||
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いずれくるかもしれぬ地球危機における宇宙移住をテーマにした一冊 ご都合主義的なものはあるものの政治的、経済的な問題を一つ一つ 解決していくところはこの問題の難しさを表現していてそれなりに興味深い お約束ともいえる終盤のドンパチや人間論はご愛嬌 搭乗権利の譲り合いはちょっとくさかったがまあ悪くなく全体的に楽しめる一冊だった | ||||
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物理学に造形の深い作者が、考えた恒星間宇宙旅行(地球脱出)のひとつの形が示されています.そして、うまくエンタメとしてまとめあげる力量はさすが機本伸司と思わせる。大陽フレアにより、地球の終末が現実になったとき、地球を脱出する宇宙船を建造する。SFアニメではよくあるストーリですが、実際に一番近い恒星系まででも光速の15%までスピードで50−100年のスパンがかかる。核融合エンジン、酸素、食料、水、100年のときをいかにすごすか?まじめに考えるとコールドスリープさせて目的地まで、行く以外なさそうな気がしますが、本作では原始の文明を宇宙船に持ち込もうとするアイデアが面白い。また、ラストに向けてのドタバタ劇はいかにも人間のエゴむき出しで、やはりこうなるカナと思いました.小川一水の「第六大陸」に似ているところも多いですが、ラストの落としどころはかなりすきです.ただ、主人公の神崎正、言い出しっぺってだけで何もしないのに偉そうで艦長なのは解せない。また、宇宙を旅する上でのスタッフが全部機械任せってのもちょっとお粗末なので減点1でした.表紙のイラストって絵は嫌いじゃないんだけど機本作品の雰囲気、内容と全然合わないと思うんだけど? | ||||
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地球を襲う未曾有の異常現象を発端に地球を脱出する為に宇宙船を 建造する人達の物語。前半は複雑な技術考証の描写が多くてその類 の知識に疎い私はなんとなくでしか理解できない部分が多々ありま したが、この物語は全体を通して人物描写の面においても実に魅力 的に描かれていると私は感じ、非常に満足できました。迫り来る危機 、重なり合う思惑、多元的な極限状態のなか彼らが織り成す人間ドラ マは非常に共感できる場面が多々ありました。どの人物の主張も人間 らしさに溢れているので、登場人物みんなに愛着が持てました。物語 の主軸となる「究極の疑問」にもラストで作者なりの答えが提示され ており、同じような疑問を少なからず持っていた私として何か心の中 のもやもやが晴れたような清々しさを感じました。機本伸司氏の作品 を読ませて頂いたのはこれが初めてなのですが、一気に彼のファンに なりました。ありがとう、本当に最高でした。 | ||||
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確かに人物造形や心理描写は前二作からあまり進歩が見られないような実にぬるいものだ。しかし、その粗造りさによって「終末」や「地球という揺り籠からの脱出」というテーマが描かれると、かけがえのない純粋さというようなものがそこには立ち現れるような気がする。「理屈に合っていない」ことだけれど。 この小説の主人公は、「自分さがし」のために地球を出るのだ、と度々発言する。それが唯一の信念で、絶対的な自己正当化の手段であるのだと。だが、最も近い異性はその信念に終始対抗する。彼女の思想は地に生き、汗を流して働く人間のものである。恒星間宇宙船の建造からは思想的に遠く離れているようでいて、現実的に切り離せない種類のものだ。主人公は当然彼女の思想に反発し、耳を傾けようともしない。そんな彼がどのような結論に達するか。「自分さがし」の方法として、外を向くべきか内に向かうべきか。筆者なりの回答は物語の末に示され、僕はその答えを心から尊敬することができた。 主人公が希望を守護するために機械を説得するラストシーン、彼の紡いだ言葉が忘れられない。 「エネルギーをすべて出し切ってしまえば、無になることなど何だというんだ。消滅する運命は変わらないとしても、ここに存在した意味は得られるはずだ。今をフルに作動していれば、何も残る必要はない」 機械の製造主として放った言葉は、そのまま人間の創造主に対する叫びに変換される。世界の終末に生きる人間の物語として、ふさわしい幕切れではないかと僕は思う。 | ||||
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絶対こんな物作れっこない!というような物ばかり創造してきた機本伸司さん。 今回の“宇宙船”も、本当に造れるのか?と、最後までハラハラワクワクしどうしでした。 技術面、経済面、政治面等々、当然のように問題は山積み。次々に降りかかる難題をクリアしていく登場人物達を見ていると、実際に宇宙船を造り、恒星間飛行をするのは可能なのかも?と思ってしまいました。そのくらいシビアでリアルなSFが書けるのは、理系作家の機本さんならでは。 “宇宙船”だけではなく、前作の“宇宙”と“救世主”の創造も必見です。 | ||||
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待ちに待ちまくった機本先生の新作!読みたくて仕方なかったです。 前作、前々作に比べると、テーマが宇宙船作りで、奇抜性には欠けますが、それでも十分楽しめます。むしろ、よくあるテーマなのに、どこでも読んだことのないストーリーです。宇宙旅行を真剣に考えると、こんなに様々なことがあるんだ、とビックリさせられました! 科学的な話だけでなく、人の心理についても触れられていて、とにかく新しい発見がいっぱいでした。 | ||||
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