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浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って



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浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗っての評価: 4.60/5点 レビュー 10件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.60pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(5pt)

キレイでした

説明通り、綺麗でした。
浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って (講談社文庫)より
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No.9:
(5pt)

世界一有名な一次方程式が解けるようになる本

数学嫌いな中学生、数学嫌いな高校生に読んでほしいな。数学嫌いでも、数学の点数を上げたいなら、このシリーズを読むのが一番早道だ。これを読めば、中学2年生の数学天才少女、浜村渚ちゃんのファンになること間違いなし。渚ちゃんのファンになれば、数学が好きになること間違いなし。数学が好きになれば、数学の成績が上がること間違いなし。これって三段論法? 四段論法? 必要条件? 十分条件? 閑話休題 今回のお題は、世界一有名な一次方程式だよ。中学1年生以上なら解けるようになるよ。この本を読めばね。
浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って (講談社文庫)より
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No.8:
(5pt)

グランドピアノを置いたときの演奏者が下手(しもて。へたではない)

前作『ふえるま島の最終定理』は長編であったが、今作は再び連作短編に戻っている。
本巻には冒頭に人物紹介が入っているが、これはおそらく話がある程度進んできたこともあり、
読者層を考えてのことだろう。
また、なぜ政府が医療や科学技術の衰退と引き換えにしてまで数学を忌避するようになった
本当の理由や陰謀のようなものも描く必要が出てくるかも知れない。

『モンキィ・ホール・クイズショウ』
数学不要論の最右翼のひとりである人気司会者・穴杉ヨシヒコがテレビ局で『黒い三角定規』の
メンバーで大学でサルと会話できる機械を開発していたが、数学排斥政策のあおりを受け
予算を打ち切られたモンキィ・ホールこと望月長里と彼が洗脳した首都圏の動物園の類人猿たちに
よって拉致され、地下スタジオに籠城しただけでなく、浜村渚と瀬島直樹を回答者とした
クイズ番組を勝手に始めてしまう。問題を間違えたら檻に閉じ込められている穴杉ヨシヒコは
ピラニアだらけのプールに沈められてしまう――というのが冒頭のあらすじ。
放送局は確か、送信所に送り出す直前にある主調整室(マスター)を押さえなければ放送を
流すことができないはずであり、特にキー局の場合その場所は限られた社員しか知らないはず
なのでストーリーの展開に違和感を覚えていたが、最後にはちゃんと回収されている。

『折る女たち』『事情だらけの総合病院』
九月が始まって一週間。『黒い三角定規』が動画サイトに新しい動画を投稿してきた。
そこに登場したのは『千羽鶴しずえ』。生まれつきの引っ込み思案と声の小ささから数学教師に
なるという夢は叶わなかったが、数学的要素を持つ折り紙の技術によりカルチャースクールの
講師の職で糧を得ていたものの、数学排斥政策によりその職を奪われ、『黒い三角定規』の活動に
身を投じていった三十路の女性がモリブデンを塗布し、折り曲げて鋭利な形にすると鋭利な凶器と
なる特殊な折り紙『斬千代』の存在を紹介するものであった。
それから間もなく、政府の諮問機関であり数学排斥政策を推し進める教育刷新会議のメンバーが
『斬千代』で次々と殺害される事件が発生する――という『折る女たち』と、折り紙で作られた
燃えさかる橋から落下し大腿骨を骨折し入院した大山あずさが入院する総合病院で起きた、
数学排斥主義者連続暗殺事件の謎を解く『事情だらけの総合病院』の二つの話は連続しており、
事実上の中編となっている。
読者も薄々勘付いているとは思うが、もはやこの戦いを終わらせるには数学排斥政策を
終わらせることではないかというのと、院長の言葉を通じ、理数系を忌避することは医療の衰退を
意味し、医療を受けたくても受けることができないというディストピアになることを警告
していることが分かる。(かつてポル・ポト政権下のカンボジアが知識層を虐殺したのと同じ論理である)

『オペラ座の未知数』
10月。公安が『黒い三角定規』の幹部たちが港区台場および江東区青海界隈に集合する
情報を入手するも、仕出し弁当の中に混入されていた、『黒い三角定規』によって開発された、
一度食したら歌と共に踊り出してしまう毒キノコ・マイタケモドキモドキ
(つまりニンギョウタケモドキである)の影響により、グリンピースが嫌いだという理由で
手を付けなかった渚と武藤以外の関係者が歌い踊りながら『黒い三角定規』が占拠した青海の
劇場で攻防を繰り広げる。彼等が劇場を占拠し、本来の出演者たちを洗脳して操ったのは、
組織のトップであるドクター・ピタゴラスこと高木源一郎に関する重要な事柄に基づく
ものだった――というおはなし。

作中で使われている歌の原曲が何かについて、うっすらと想像はつくものの、
一部を除き原曲について触れないのは、著作権の問題――具体的には原曲の作者やJASRACへ
許諾を求めるのが面倒だったからだろう。
また、素性がバレるのを防ぐため、大仏のゴムマスクをかぶった公安部の男の名前が
大仏次郎(仮名)なのはおそらく作家の大佛次郎(おさらぎじろう)のパロディなのだろうな。
浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って (講談社文庫)より
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No.7:
(5pt)

rei

数学がニガテでしたが、とても楽しく読めました。シリーズ踏破を目指してます。
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No.6:
(4pt)

楽しかったよ

一巻から、読んでますが、おもしろいです。数学が好きになりそうです。まだ、先がありそうで・・・。続きをお願いしたい。
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No.5:
(5pt)

浜村渚最高。

娘のために購入。すごくおもしろいそうで、一日で読み終わったそうです。次が早く出るといいな。
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No.4:
(4pt)

「"心のノート"を押し付けている文科省が数学を禁止した」がリアル。

1からnのΣ(2n-1)が、n^2だということ、今更ながら、「あっ」と思いました。逆に並べて足すという級数の常套手段で証明できることに気付いたのですが、この本では正方形の2辺足しで説明してます。任意の自然数が、4つ以内の自然数の二乗の和で表される“ラグランジュの四平方の定理”も初めて知りましたが、不思議です...。モンティ・ホールの「はずれドア」を教える確率問題も、「最初が当たっている確率1/3を1から引けばいい」という本書の説明で初めて納得。

普遍的な数学は、確かに日本の伝統風土では嫌われます。「"心のノート"を押し付けている文科省が数学を禁止した」という本シリーズの設定は、リアルかつタイムリーなものと言えるでしょう。軽いですが、どこか本質的な所に惹かれてしまいます...。
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No.3:
(5pt)

ますます・・・

浜村渚シリーズ第5巻(ここがみそw)
すべての人が渚に巻き込まれてゆく
楽しいストーリー展開
本編を読み終わった後の
あとがきがすごい面白い
ぜひ!あとがきまで読んでくださいね。
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No.2:
(4pt)

誰かに教えたくなるあれこれ

『4さつめ』とありますが,実際にはシリーズの5冊目(『3と1/2さつめ』が4冊目)となります.

まず,強まりつつあった難しさ,取っつきにくさが弱まり,読みやすくなった印象を受けました.
特に本作では.これまでに増して説明が解りやすく,日常や登場人物らに例えたそれらは目から鱗.
「そういうことか!」という気持ちの良さに加え,誰かに教えたくなってしまう気分にさせられます.

ただ,ミュージカル風となった最後の篇は,ステキなサブタイトルとは裏腹に空振りの感があり,
著者としては意欲作だったようですが,ほとんどが『♪』混じりとなるやり取りには目が滑ります.
語り部の刑事の過去にしても,ここでも詳細は語られずとなり,さすがに引っ張り過ぎに思えますし,
『3さつめ』で期待を持たせた最後の『引き』が,この巻でそれほど膨らまなかったのも拍子抜けで….

とはいえ,扱われる題材に結びつけた事件や伏線,解決パートの結びつけなど話運びは面白く,
犯人と対峙する場面でさえ,楽しそうに数学を語る主人公の姿は,本当にイキイキとしています.
また,彼女たちが大人に向けたメッセージは,作品の『外』にも訴えかけるものを感じられました.
終盤に挟まれた『大きな動き』も,先の語り部も絡めて広がっていきそうで,次巻以降も楽しみです.
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No.1:
(4pt)

良いです。

この作品のほのぼのとした感じがとても好きです。
今回も中々の良作です。
私がお気に入りの話は、折り紙の話ですかね。
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