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メランコリア
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メランコリアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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迅速&キレイな本を届けて頂き、ありがとうございました。大好きなヤザキさんの、どこまで本当の話か分かったもんじゃない、らりらりな告白をだらだら読む癒し☆.。.:*・゜ミチコさんどーなっちゃったんだろう… | ||||
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もう、これぞ、村上龍先生の真骨頂!! しびれます。なんで、こんな、ぐいぐい引き込まれる、華麗な文章を紡ぎだせるのか。 内容も、文体も、素晴らしいとしか言いようがありません。 | ||||
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高校の頃読んで、妙に興奮してしまった。 大人になって読むと、突っ込みどころ満載で、読んでいて恥ずかしくなる本。 どうも、村上龍という作家は、冷静になって読むと、突っ込みどころがたくさん出てくるのだが、読んでいる最中は、変なパワーがあってグイグイ引っ張られるところがある。 しかし、落ち着いて読むと結構恥ずかしいことが書いてある。 | ||||
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私はドラッグには興味がなく、名前くらいはなんとなくわかるけど、実際にはやったこともないし、 これからもやらないと思うんです。お酒は、カクテルからワインまで、いろいろとウンチクも含めてしゃべれるのですが、 飲めるのかど言われると、実はほとんど飲めないというまさにどうでもいいような女ですいません(−−; ヤザキさんに作中でぶんなぐられそうだと思うと、うれしいのですが。 「生きている夜」という表現や、「肺病を患ったような咳をする店長に半ば無理やりに客をとらされて、実のところ喜んでいるマゾ女どもが 日本の風俗業界には50万人くらいはいるんだ」といった主旨の、作中でのヤザキのセリフにはビリビリとくるものがありました。 なぜなら、わたし自身がまさにそれだったからです。とはいえ、現実の風俗においては、無理やりにとはいっても ライターであぶられることはありえないし、なんらかの闇の勢力がお店に顔をだすことは基本的にはないと思うんです(特に2000年移行は)。 だけど、このリアリティーは本当にすごいなぁ・・・・と思いました。 この作品だったかどうかは定かじゃないのですが、村上さんは谷崎潤一郎の名前を作中でふれていたと思うんです。 このつながりには重要な意味があるなぁとか思いました。 (実は私、文学史とかもガッコでやっているので・・・・) 私はここ半年くらい、江戸川乱歩、谷崎潤一郎とか、あるいは源氏物語、枕草子とかに浸っていたので、 村上龍さんに触れることで、現代にも素晴らしい作品があるんだと気づき、とても快感を覚えます。 追記: 風俗嬢でありつつも文学研究をしている女性なんて、現代では珍しくもないと思うのですが、 せっかくなのでそれ風に少し追記させてください。 ページ数にしても多くはなくどちらかというと薄い、行間もあいてるしで量的には例え三部作ということを考慮しても、 本来的にはたいした分量ではないはずなんですよね・・・。ところが、この少ないともいえる3冊の本から伝わってくる圧倒で麻薬的な魅力は、 まるで源氏物語のあの超大すぎて一生かけても読み切れなそうな三部作にも匹敵するんじゃないかというくらいに、魂とカラダの奥底まで貫かれました。 小説なのか、あるいはエッセイなのか、と戸惑うこともありますが、それこそ 「どんなことはどうでもいいんだ」というヤザキの名言を反芻してしまいます。 | ||||
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この作品は3作品の中で一番好きです。心に響く言葉が多くて私の人生の大事なバイブルの一つとなりました。(勿論愛やドラッグに関する意味でのバイブルではありませんよ!!) 「ゆううつ」と呟くときのヤザキは本当に魅力的でたまりません。ヤザキの話に聴き入るジャーナリスト・ミチコがヤザキに図らずも惚れこんでしまうのはよく分かります。 ゆううつ。 私のボキャが貧しいので上手にレビューできないのが残念ですが、本当に本当にすばらしい作品です。 言葉にならない或いは無意識下の寂しさや憂鬱を文脈で捉えて文脈で解き放っていくというどこまでも美しい作品です。 言葉や描写の奥の奥の何かあるもの(something)を文脈から読み取ってみてください。 間違いなく星5つ☆★☆★☆ | ||||
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切れ際の、言葉がオートマチックにでる感じ、、、 そして自分の言葉に程よく酔う恍惚な感じが ものすごくよく表現されている。 ドラッグやセックスを媒体としてエクスタシーといっているわけでなく、 もしかしたら、独白する事で脳内で分泌される脳内モルフィンを エクスタシーとしているのでは。。 メランコリアの最後のキューバの砂漠に入っていく辺りがシュールです。 現実なのか夢なのか。分からなくなります。 | ||||
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村上龍の小説です。エクスタシー、タナトスと3部作になっています。ニューヨークで、ホームレスになったヤザキと彼をインタビューする女性が次第に、飲み込まれ、身体の関係を持つように溺れていきます。体臭や肉感を感じる文章になっています。理屈ではなく感覚的・本能的なものを描いています。頽廃的なのですが、非常に高度な知性的な内容を伴っていると思います。ドラッグやセックスといった、背徳的な香りに引き込まれてしまいます。人間の人工的・後天的な側面の無意味さ・くだらなさがわかってしまうようです。何とも言えない不思議な小説です。 | ||||
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村上龍は何冊も読んだけれど、作家についてはおおむね良識ある人と同じ意見だけれど、いろいろ問題のある考え方があるにも関わらず、個人的に一番好きで、一時期これ以外はどうでもよいとさえ思ったシリーズ。自身の健全な良識を少し疑っているので★4つ。 | ||||
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タイトルの「メランコリア」がキーワードになる矢崎の告白。 「エクスタシー」では語られなかった、ヤザキがホームレスになった理由が語られるが、ヤザキと言う人間自信は何も語られないままだ。「タナトス」に続く物語でも無く、「エクスタシー」の続編でも無く独立しているようでもある三書は、発行順に読み進む必要も無いが、合せ読んだ時の厚みは、各々単独の放つ力をはるかに凌ぐ。3人の登場人物の精神世界を巡る各々の告白が、そのまま反射しあって万華鏡のように色を変えている三書の中でも本書は、ケイコ、レイコの中心に立つヤザキの世界観を色濃くあらわし、最も重要である。 | ||||
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なんとなく読み始め、なんとなく終わり、読んでいる最中、非日常的な感覚にとりつかれる。 村上龍の独特の世界であり、この物語は一段と饒舌に喋りつづける。独白か、幻を書いているのか、重量のあるものを描いているのか分からないが、これが現代の純小説であるのか。 私は、この小説を圧倒的に支持する。 | ||||
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エクスタシーの続編。 荒廃した愛の果てにあるものは何なのか。 本当に信じられるものは何なのか 矢崎が語りかけてくれる。 | ||||
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