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悪魔のパス 天使のゴール
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悪魔のパス 天使のゴールの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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サッカーに関しての描写、表現力はさすがです。興奮しました! しかし、小説としてのこの作品は駄作じゃないんでしょうか? わざわざ小説にしなてもいいような、、、 | ||||
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サッカー好きにとっては、有名プレイヤー頻出の執拗なサッカー描写は楽しめる。が、それは、サッカー好きでなければ、まったく楽しめないんじゃないか。 ストーリーはかなり安易。 お約束の「薬物ネタ」と「サッカー」と「キューバ」を足しただけの作品。この三単語を並べただけで、村上龍を少しは読んでる人ならほとんど想像のつく内容そのまま。中田英寿とのメールのやりとりから、そのままベタ写しをしたりと、いくらなんでも工夫が足りなすぎる。 | ||||
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『五分後の世界』で獲得した、彼独特の徹底した描写が凄い。特に後半のメレーニャ対ユーベ戦、100ページにわたる洪水のごとき細密描写は一見の価値あり。これは彼にしかできない力技。「文学には余りなじみがないけどサッカーが大好き」な方、「小説はやっぱり描写が命だ」という方はとりあえず読んどくべきです。ただし物語は皆無に近いので、「小説はストーリーテリングが命」という方にはお勧めしません。ほぼ時間の無駄でしょう。「トウジ」と「ケンスケ」(または「ヤザキ」「ケンさん」)というネーミングに、「ここまでやるなんて、何か凄い作品になるんじゃないか?!」という期待を持たれた方は肩すかしを食らいます。最近の彼にありがちな、ビジネス・ハウツーっぽい説教臭さや、勉強成果の羅列も全開なので注意。描写は鬼のように凄いのですが、ほかに見るべきところはないので、迷っている方は文庫化を待ったほうが良いかもしれません。ストーリーテラーとしての彼の復活が待たれます。 | ||||
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確かに、サッカーシーンをこのように文章にした作品は珍しいのでしょう。ヨーロッパでのサッカーの意味合いは伝わっては来ます。それ以上に著者の自意識が過剰に押し寄せて来ました。 しかし、これのどこがミステリーなのか小説なのか疑問、エッセイというのも妙。筋書きも文体も表現も「陳腐」。(元?)芥川賞作家がこのような文章を書いてしまうこと自体も悲しい。 最近の日本の文学界ってこの程度なの...中田選手の株まで下がりそう...と、余計な心配ばかりが残りました。 | ||||
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試合の描写はなかなかよく書けていて面白い。スタジアムでゲームを見たくなった。日常的にスタジアムでゲームを見ている人はいろいろな場面が想像できて楽しめると思う。とはいえ、小説としてはかなりの駄作。ネットでの連載小説という事情はあるにせよ、プロットが練られていなくて行き当たりばったりの思いつきで書いているような印象を受けた。特にエンディングのお粗末さはひどい。その割には周辺、特に料理の描写に関しては執拗にディテールに固執する。「オレはこんなものを食ったんだ、いいだろう」「オレはこんなワインを飲んでるんだ、いいだろう」「オレはこんな店を知ってるんだ、いいだろう」と言いたいのだろうが、こんなもの読まされてもちっともワクワクしない。自分のたるみきった筋肉に!つ!いて、「老化は自然なことで逆らうのはさもしいことのように思われる。だから運動なんかしない」と表明してしまう主人公の言葉がこの作家の考えをよく表わしていると思う。こんな作家とちゃんとつきあえる中田は大人だ。あと、試合中ずっと双眼鏡でゲームを追っかけるなんて絶対にできっこないっていうことを作者は知ってるのかな? | ||||
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