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イビサ
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イビサの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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村上龍は才能ある作家だが、その才能に溺れたのだと思う。 それとも、ものを書き続けることにはそうした罠があるのか。 たぶん出版社持ちの取材旅行で、パリやスペインをまわった。 そして、その感想を得意の文体で書き散らした、いや垂れ流したのだろう。 ハイテンションで書かれているのはわかる。 でも、それだけ。 それをありがたがれ、というのは読み手を馬鹿にしている、とわたしは思う。 | ||||
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日本のゴングール賞にあたる芥川龍之介賞、略して芥川賞、すなわち、わが朝において、最も権威のある純文学の新人賞である。その賞の銓衡委員のひとりに、この本の著者・村上龍がいる。その他に、石原慎太郎、山田詠美のような人も銓衡委員として名を連ねている。かつての芥川賞受賞者の中には、大江健三郎や中上健次のようなタイプの「文豪」もいる。唖…。…。純文学とは何か…。 私は思うた。「セックス」×「暴力」×「外国人」あたりをフィーチャリングすれば、案外たやすく、誰にでも純文学などというものは書けるのではないだろうか、と。否。それは違う。しかし村上龍のような人が「一流」の作家として認知されている現実が、私を、容易に、そのような思い違いをさせることを、許しているのである。ウラジミール・プロップを信じるなら、彼が看破しているように、小説といったものには数限られた「雛形」があるのであろうが、村上龍の場合、その「雛形」があまりにも少なく、わかりやすく、どうしてそこまで安直な思考回路をもてるのかと、呆れるほどである。やはり行き着くところは「セックス」×「暴力」×「外国人」あたりであるのだな。うん。また村上氏の場合、ときに、そこに「金銭」が加わるのだろうが、それが文学外に飛翔して、つまらぬ経済論に逢着したりもする。あっぱれ。 私はこの小説が嫌いである。あまりにステロタイプで…。 | ||||
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南仏やモロッコ、イビザってバブルの頃から流行ってたんだけど、モチーフにした本とかは実はこれ以前にはなくて、それで目敏い作家が勢い書いた95年出版の本、これぞ村上龍さん。 | ||||
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私とは一分の関係も無い世界なので、読み終わって閉じた瞬間に残るものは「ゼロ」です。 そういう娯楽を求める方はどうぞ。 そういう読み方をする分にはなかなか手ごたえのある時間潰しになるだろう。 | ||||
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想像以上につまらない。村上龍はこのような作品を世に出して 恥ずかしくないのだろうか。彼のイメージの貧困と、センスの 無さを惜しげもなく披露している。それは、だらだらと休み無く 続く文体で強化されている。残酷な人体切断を多く用いているが、 それは悪趣味以外何ものをも意味していない。 しかし、あとがきで筆者自身が語っているように自分自身と向き合う 哀れなテレパシー女の末路が衝撃的ではあった。彼女は自分の能力 のおかげで、特異な人生を送ることになる。。。 | ||||
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