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黒塚



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【この小説が収録されている参考書籍】
黒塚
黒塚 KUROZUKA (集英社文庫)

黒塚の評価: 4.00/5点 レビュー 18件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(1pt)

泥臭い吸血鬼ハンターDか

宿命のライバルである菊池秀行氏ヴァンパイアハンターDのような設定で、しかも核戦争後の世界で展開する物語は、昭和のアニメや漫画でさんざんやりつくされている設定で、いまこの時代に冷戦時代の流行を取り入れて作品を描く必然性は感じません。古すぎです。
高橋留美子の人魚シリーズの影響も強いのですが、オリジナリティのかけらもない陳腐作品です。あと弁慶と義経はBL設定にすべきで、ここにも非常に違和感を感じました。夢枕氏はルパン三世劇場版1作目のクローンの話の影響を受けすぎて、繰り返しパクっていますが、オチがマモーを思わせ、ここでも既視感がひどいです。
黒塚 KUROZUKA (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:黒塚 KUROZUKA (集英社文庫)より
4087475417
No.1:
(2pt)

安っぽいSF

設定自体は悪くない。

不完全な吸血鬼となってしまい、
100年ごとに胴体を変えないと生きていられない義経と、
甲斐甲斐しくその義経に寄り添う黒蜜。

色々移り変わる世界も、それぞれの伏線も中途半端。
テンポはいいけどそれだけ。

「いつの間にか崩壊していた世界と、その世界を支配しようとする2つの勢力」
荒唐無稽な設定を生かしきれず、大きな風呂敷の上で小さく踊っているような、
色んなものを都合よく用意したにもかかわらずそれを生かしきれてない感じが、
読了後もすっきりとしない何かを残して気持ち悪い。

ラストも一昔前の少年誌のような
「え!?それで終わるの?」という歯切れの悪さ。
風呂敷を畳みきれなかったので丸めてポイ、という終わり方。
「俺たちの戦いはこれからだ!」みたいな。21世紀にそれかよ、と。

全体的に話が浅い。それに尽きるかと。残念。
黒塚 KUROZUKA (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:黒塚 KUROZUKA (集英社文庫)より
4087475417

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