冬の生贄
評判
冬の生贄の評価:
4.33/5点 レビュー 12件。 D ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1〜2 1/1ページ
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冬の生贄の評価:
4.33/5点 レビュー 12件。 D ランク
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その被害者の男性の生い立ちを丹念に掘り起こし、上下巻をかけてモーリンが真相に迫っていく話である。モーリン自身も捜査に追われ、思春期に差し掛かった一人娘との関係をうまく作ることができずに苦悩する様子がところどころに差し挟まれる。
血の繋がりは絆になるのか、家族であっても分かり合えないのはなぜなのか、読者に対して重いテーマを突きつけてくる本書である。人間の弱さ、悲しさ、残酷さ、そんな負の側面を次々と見せつけられやりきれなくなるが、娘との関係を放棄せず、しかも一途に事件を追いかけるモーリンの姿に救われる。事件解決のカタルシスよりも人間の悲しい性に心揺さぶられる作品だ。