鹿男あをによし

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鹿男あをによしの評価:

4.36/5点 レビュー 179件。 A ランク

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平均点4.36pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全536件 361〜380 19/27ページ
No.176
(4pt)

なんとなく夏目漱石のパロディっぽさをかもし出している

玉木宏を主演、綾瀬はるかをヒロインにドラマ化もされた本作は、歴史SFエンタテインメント小説であった。割と練りこまれたプロットを背景に、新任先生と生徒の交流、先生間の交流などもなんとなく面白おかしく描かれている。

神経衰弱で大学の研究室から厄介払いされた主人公「おれ」が、奈良女学館高等学校に臨時教師として赴任するところから物語ははじまる。奈良公園の大仏殿で、「出番だよ、先生」と雌鹿に話しかけられ、運び番として選ばれたことを知った先生は、「さんかく」と呼ばれる”目”を手に入れるため、恋に、教師に、剣道にと奔走する。鹿島大明神、神無月、目、さんかく、卑弥呼、奈良、神の使い、富士山噴火などのキーワードで盛り上げるし、ちゃんと日本神話の基づいた背景を抑えているところが物語を深くしている。また、それなりに伏線を張りつつ物語を進めていて、軽いミステリとしても楽しめる。

神経衰弱や、マドンナ、先生のあだ名、地方へ教師としての赴任など、なんとなく夏目漱石のパロディっぽさをかもし出している。とくに「坊っちゃん」を連想とさせると、井上ひさしが評していたと知り、なるほどな、と思う春の夜。

この本を読んだ理由としては2008年本屋大賞にノミネートされていたからである。最近、ドラマ化されていたからだったり、たまたま休みの日にロケをやっているのをみたこと、ましてや「『鹿男あおによし』撮影中の綾瀬はるかを生でみたっ」といったりしたことはまったく関係ないのだ。ミーハーじゃないやいっ!(というか、本屋大賞ノミネート作品を選んでる時点でミーハーだけども。。)でも、ドラマの配役をチェックすると結構そそられる。最初に書いた主演もそうだが、藤原くんを女性にしヒロインとしてしまうキャスティング、児玉清のリチャードなんかも絶妙かもしれない。そしてなんといっても、堀田イト役の多部未華子だ。ドラマはザッピングレベルでちょい見していたので配役は知っていたが、「野性的魚眼」という表現、まさに多部未華子ぴったしである。再放送があれば観てみたいものである。
鹿男あをによし (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 鹿男あをによし (幻冬舎文庫)より
4344414667
No.175
(4pt)

なんとなく夏目漱石のパロディっぽさをかもし出している

玉木宏を主演、綾瀬はるかをヒロインにドラマ化もされた本作は、歴史SFエンタテインメント小説であった。割と練りこまれたプロットを背景に、新任先生と生徒の交流、先生間の交流などもなんとなく面白おかしく描かれている。

神経衰弱で大学の研究室から厄介払いされた主人公「おれ」が、奈良女学館高等学校に臨時教師として赴任するところから物語ははじまる。奈良公園の大仏殿で、「出番だよ、先生」と雌鹿に話しかけられ、運び番として選ばれたことを知った先生は、「さんかく」と呼ばれる”目”を手に入れるため、恋に、教師に、剣道にと奔走する。鹿島大明神、神無月、目、さんかく、卑弥呼、奈良、神の使い、富士山噴火などのキーワードで盛り上げるし、ちゃんと日本神話の基づいた背景を抑えているところが物語を深くしている。また、それなりに伏線を張りつつ物語を進めていて、軽いミステリとしても楽しめる。

神経衰弱や、マドンナ、先生のあだ名、地方へ教師としての赴任など、なんとなく夏目漱石のパロディっぽさをかもし出している。とくに「坊っちゃん」を連想とさせると、井上ひさしが評していたと知り、なるほどな、と思う春の夜。

この本を読んだ理由としては2008年本屋大賞にノミネートされていたからである。最近、ドラマ化されていたからだったり、たまたま休みの日にロケをやっているのをみたこと、ましてや「『鹿男あおによし』撮影中の綾瀬はるかを生でみたっ」といったりしたことはまったく関係ないのだ。ミーハーじゃないやいっ!(というか、本屋大賞ノミネート作品を選んでる時点でミーハーだけども。。)でも、ドラマの配役をチェックすると結構そそられる。最初に書いた主演もそうだが、藤原くんを女性にしヒロインとしてしまうキャスティング、児玉清のリチャードなんかも絶妙かもしれない。そしてなんといっても、堀田イト役の多部未華子だ。ドラマはザッピングレベルでちょい見していたので配役は知っていたが、「野性的魚眼」という表現、まさに多部未華子ぴったしである。再放送があれば観てみたいものである。
鹿男あをによし Amazon書評・レビュー: 鹿男あをによしより
434401314X
No.174
(5pt)

TVとは違った面白さがあった

TVでやっていましたが、それにはまってこの本を購入。
ドラマにはない面白さのある内容でした。
鹿男あをによし (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 鹿男あをによし (幻冬舎文庫)より
B009CTVF04
No.173
(5pt)

TVとは違った面白さがあった

TVでやっていましたが、それにはまってこの本を購入。
ドラマにはない面白さのある内容でした。
鹿男あをによし (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 鹿男あをによし (幻冬舎文庫)より
4344414667
No.172
(5pt)

TVとは違った面白さがあった

TVでやっていましたが、それにはまってこの本を購入。
ドラマにはない面白さのある内容でした。
鹿男あをによし Amazon書評・レビュー: 鹿男あをによしより
434401314X
No.171
(4pt)

地味に日本を助けるオトコ。

ちょっとだけ、「一息」が必要になった一人の男が奈良にある女子校の教師をやる事に。信心深い母を持ち、「神様」の近くで育ったその男がある日喋る鹿と遭遇したことからはじまる不思議な体験ー。

本当だったらそれはすごく壮大で神々を巻き込む救出活劇ーのはずなんでしょうが悠久の時を刻んできた奈良という土地ではこの作品のようにまったりと動いているほうがむしろどっしりとした感じに仕上がっていると思います。主人公が次第に「神経質」を無くし目的を果たすために奮闘する時や鹿のしんみりさせられる古代のお話、そしてラストで主人公が決意したところなど、考えてた以上の作品でした。スイスイ読めるようで奈良時代の知識や現代のお話(鹿談)などなるほどと思える箇所もあり私はドラマより原作を読んだほうがいいかもと思いました。

ぜひ主人公のように迷われている人やそうでない方にもオススメです。
鹿男あをによし (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 鹿男あをによし (幻冬舎文庫)より
B009CTVF04
No.170
(4pt)

地味に日本を助けるオトコ。

ちょっとだけ、「一息」が必要になった一人の男が奈良にある女子校の教師をやる事に。信心深い母を持ち、「神様」の近くで育ったその男がある日喋る鹿と遭遇したことからはじまる不思議な体験ー。

本当だったらそれはすごく壮大で神々を巻き込む救出活劇ーのはずなんでしょうが悠久の時を刻んできた奈良という土地ではこの作品のようにまったりと動いているほうがむしろどっしりとした感じに仕上がっていると思います。主人公が次第に「神経質」を無くし目的を果たすために奮闘する時や鹿のしんみりさせられる古代のお話、そしてラストで主人公が決意したところなど、考えてた以上の作品でした。スイスイ読めるようで奈良時代の知識や現代のお話(鹿談)などなるほどと思える箇所もあり私はドラマより原作を読んだほうがいいかもと思いました。

ぜひ主人公のように迷われている人やそうでない方にもオススメです。
鹿男あをによし (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 鹿男あをによし (幻冬舎文庫)より
4344414667
No.169
(4pt)

地味に日本を助けるオトコ。

ちょっとだけ、「一息」が必要になった一人の男が奈良にある女子校の教師をやる事に。信心深い母を持ち、「神様」の近くで育ったその男がある日喋る鹿と遭遇したことからはじまる不思議な体験ー。

本当だったらそれはすごく壮大で神々を巻き込む救出活劇ーのはずなんでしょうが悠久の時を刻んできた奈良という土地ではこの作品のようにまったりと動いているほうがむしろどっしりとした感じに仕上がっていると思います。主人公が次第に「神経質」を無くし目的を果たすために奮闘する時や鹿のしんみりさせられる古代のお話、そしてラストで主人公が決意したところなど、考えてた以上の作品でした。スイスイ読めるようで奈良時代の知識や現代のお話(鹿談)などなるほどと思える箇所もあり私はドラマより原作を読んだほうがいいかもと思いました。

ぜひ主人公のように迷われている人やそうでない方にもオススメです。
鹿男あをによし Amazon書評・レビュー: 鹿男あをによしより
434401314X
No.168
(4pt)

文学のエンターテインメント性を十分に感じさせる

ファンタジーなのかミステリーなのか学園モノなのかよくわからない作品。
摩訶不思議。でも、面白い
表紙に然り、ストーリも漫画チックなのが一般ウケしそう。
万城目学さんの発想力はバツグンだ。
これでもっと味のある文章を書ければ最高なんだけどなぁ・・・。

「鴨川ホルモー」に比べると笑いは少ないんだけど、
鹿がしゃべったり、国の行く末を左右する宝物の名前が「サンカク」だったりゆる〜いかんじでツボを刺激してきます。
いい意味で振り回され、最後まで落ち着いては読めない。
歴史を絡めてあるのに小難しくないのが私にとっては助かりました(笑)
ラストの別れのシーンと手紙がよかったなぁ。
はちゃめちゃなストーリーを展開させておきながら、こんなスッキリしたラストを用意してくれるとは・・・。

あー、楽しかった♪♪
鹿男あをによし (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 鹿男あをによし (幻冬舎文庫)より
B009CTVF04
No.167
(4pt)

文学のエンターテインメント性を十分に感じさせる

ファンタジーなのかミステリーなのか学園モノなのかよくわからない作品。
摩訶不思議。でも、面白い
表紙に然り、ストーリも漫画チックなのが一般ウケしそう。
万城目学さんの発想力はバツグンだ。
これでもっと味のある文章を書ければ最高なんだけどなぁ・・・。

「鴨川ホルモー」に比べると笑いは少ないんだけど、
鹿がしゃべったり、国の行く末を左右する宝物の名前が「サンカク」だったりゆる〜いかんじでツボを刺激してきます。
いい意味で振り回され、最後まで落ち着いては読めない。
歴史を絡めてあるのに小難しくないのが私にとっては助かりました(笑)
ラストの別れのシーンと手紙がよかったなぁ。
はちゃめちゃなストーリーを展開させておきながら、こんなスッキリしたラストを用意してくれるとは・・・。

あー、楽しかった♪♪
鹿男あをによし (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 鹿男あをによし (幻冬舎文庫)より
4344414667
No.166
(4pt)

文学のエンターテインメント性を十分に感じさせる

ファンタジーなのかミステリーなのか学園モノなのかよくわからない作品。
摩訶不思議。でも、面白い
表紙に然り、ストーリも漫画チックなのが一般ウケしそう。
万城目学さんの発想力はバツグンだ。
これでもっと味のある文章を書ければ最高なんだけどなぁ・・・。

「鴨川ホルモー」に比べると笑いは少ないんだけど、
鹿がしゃべったり、国の行く末を左右する宝物の名前が「サンカク」だったりゆる〜いかんじでツボを刺激してきます。
いい意味で振り回され、最後まで落ち着いては読めない。
歴史を絡めてあるのに小難しくないのが私にとっては助かりました(笑)
ラストの別れのシーンと手紙がよかったなぁ。
はちゃめちゃなストーリーを展開させておきながら、こんなスッキリしたラストを用意してくれるとは・・・。

あー、楽しかった♪♪
鹿男あをによし Amazon書評・レビュー: 鹿男あをによしより
434401314X
No.165
(4pt)

ドラマよりも5割増しで面白い

連ドラがとても面白くて、「これは逆に原作を読んではいけないな」と思っていました。原作の方が面白いに決まっているし、ドラマのいいイメージを壊したくなかったからです。しかし、表紙のイラストの堀田イトがあまりにも多部未華子にそっくりだったので買ってしまいました。
 予想通り原作はドラマよりも面白かったです。しかし、「ドラマのいいイメージが壊れるのではないか」ということはなかったです。

 私の場合は「ドラマ→原作」の順番で見ましたが、もし原作を先に読んでいてドラマを見ても、「ドラマがつまらない」ということはなかったと思います。まだ読んでいない人のために細かくは書きませんが、ドラマのイメージが壊れることはないことだけはお約束します。
鹿男あをによし (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 鹿男あをによし (幻冬舎文庫)より
B009CTVF04
No.164
(4pt)

ドラマよりも5割増しで面白い

連ドラがとても面白くて、「これは逆に原作を読んではいけないな」と思っていました。原作の方が面白いに決まっているし、ドラマのいいイメージを壊したくなかったからです。しかし、表紙のイラストの堀田イトがあまりにも多部未華子にそっくりだったので買ってしまいました。
 予想通り原作はドラマよりも面白かったです。しかし、「ドラマのいいイメージが壊れるのではないか」ということはなかったです。

 私の場合は「ドラマ→原作」の順番で見ましたが、もし原作を先に読んでいてドラマを見ても、「ドラマがつまらない」ということはなかったと思います。まだ読んでいない人のために細かくは書きませんが、ドラマのイメージが壊れることはないことだけはお約束します。
鹿男あをによし (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 鹿男あをによし (幻冬舎文庫)より
4344414667
No.163
(4pt)

ドラマよりも5割増しで面白い

連ドラがとても面白くて、「これは逆に原作を読んではいけないな」と思っていました。原作の方が面白いに決まっているし、ドラマのいいイメージを壊したくなかったからです。しかし、表紙のイラストの堀田イトがあまりにも多部未華子にそっくりだったので買ってしまいました。
 予想通り原作はドラマよりも面白かったです。しかし、「ドラマのいいイメージが壊れるのではないか」ということはなかったです。

 私の場合は「ドラマ→原作」の順番で見ましたが、もし原作を先に読んでいてドラマを見ても、「ドラマがつまらない」ということはなかったと思います。まだ読んでいない人のために細かくは書きませんが、ドラマのイメージが壊れることはないことだけはお約束します。
鹿男あをによし Amazon書評・レビュー: 鹿男あをによしより
434401314X
No.162
(4pt)

期待がたかかったので

期待がたかかったので主観的には星3つ。期待をのぞけば星4つですね。

だけどみなさん、いろいろな感想がありますね。

個人的にはラストは最高です。ただ中盤にやや中だるみを感じてしまいました。

なぜかな?と思い返すと不必要なエピソードがいくつかおもいあたりました。それが原因でしょうか?

それから、はじめの7歳くらいの思い出はいらないと思います。
これがあると主人公にもしかしたら超能力があるのではとおもってしまうため、普通の人が異常なことにまきこまれるというストーリーの基本コンセプトにのりずらいんです。(すくなくとも自分はそうでした)

あと読みずらくならない程度に方言をはさんでほしかったな。作者はあのあたりの人みたいなんだし。
鹿男あをによし (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 鹿男あをによし (幻冬舎文庫)より
B009CTVF04
No.161
(4pt)

期待がたかかったので

期待がたかかったので主観的には星3つ。期待をのぞけば星4つですね。

だけどみなさん、いろいろな感想がありますね。

個人的にはラストは最高です。ただ中盤にやや中だるみを感じてしまいました。

なぜかな?と思い返すと不必要なエピソードがいくつかおもいあたりました。それが原因でしょうか?

それから、はじめの7歳くらいの思い出はいらないと思います。
これがあると主人公にもしかしたら超能力があるのではとおもってしまうため、普通の人が異常なことにまきこまれるというストーリーの基本コンセプトにのりずらいんです。(すくなくとも自分はそうでした)

あと読みずらくならない程度に方言をはさんでほしかったな。作者はあのあたりの人みたいなんだし。
鹿男あをによし (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 鹿男あをによし (幻冬舎文庫)より
4344414667
No.160
(4pt)

期待がたかかったので

期待がたかかったので主観的には星3つ。期待をのぞけば星4つですね。

だけどみなさん、いろいろな感想がありますね。

個人的にはラストは最高です。ただ中盤にやや中だるみを感じてしまいました。

なぜかな?と思い返すと不必要なエピソードがいくつかおもいあたりました。それが原因でしょうか?

それから、はじめの7歳くらいの思い出はいらないと思います。
これがあると主人公にもしかしたら超能力があるのではとおもってしまうため、普通の人が異常なことにまきこまれるというストーリーの基本コンセプトにのりずらいんです。(すくなくとも自分はそうでした)

あと読みずらくならない程度に方言をはさんでほしかったな。作者はあのあたりの人みたいなんだし。
鹿男あをによし Amazon書評・レビュー: 鹿男あをによしより
434401314X
No.159
(5pt)

ロマンティストは計画家。

前処女作『鴨川ホルモー』と同じで主人公の顔が浮かびにくい。今回は名前すらない。そして心情もあまり描かれていない。
この点がスバラシイ。心情は読者自身があれこれと想いをめぐらせればいいのだから記述する必要がないのかもしれない。
野生的魚顔やマドンナに重点を置くと、ドラマ『高校教師』に近い雰囲気ですが、
藤原君のチャーミングさや下宿先のばあさんや母に重点を置けば、『坊っちゃん』よりの雰囲気になる。
人間よりも人間らしい鹿との友情に重点を置けば、映画『E.T』や『アンドリュー』、『ターミネーター』にもなるかもしれない。
同じような読後感を胸にしても、感動の内実に少しバライティがある。
このひろがりが、またしてもスバラシイ。
鹿男あをによし (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 鹿男あをによし (幻冬舎文庫)より
B009CTVF04
No.158
(5pt)

ロマンティストは計画家。

前処女作『鴨川ホルモー』と同じで主人公の顔が浮かびにくい。今回は名前すらない。そして心情もあまり描かれていない。
この点がスバラシイ。心情は読者自身があれこれと想いをめぐらせればいいのだから記述する必要がないのかもしれない。
野生的魚顔やマドンナに重点を置くと、ドラマ『高校教師』に近い雰囲気ですが、
藤原君のチャーミングさや下宿先のばあさんや母に重点を置けば、『坊っちゃん』よりの雰囲気になる。
人間よりも人間らしい鹿との友情に重点を置けば、映画『E.T』や『アンドリュー』、『ターミネーター』にもなるかもしれない。
同じような読後感を胸にしても、感動の内実に少しバライティがある。
このひろがりが、またしてもスバラシイ。
鹿男あをによし (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 鹿男あをによし (幻冬舎文庫)より
4344414667
No.157
(5pt)

ロマンティストは計画家。

前処女作『鴨川ホルモー』と同じで主人公の顔が浮かびにくい。今回は名前すらない。そして心情もあまり描かれていない。
この点がスバラシイ。心情は読者自身があれこれと想いをめぐらせればいいのだから記述する必要がないのかもしれない。
野生的魚顔やマドンナに重点を置くと、ドラマ『高校教師』に近い雰囲気ですが、
藤原君のチャーミングさや下宿先のばあさんや母に重点を置けば、『坊っちゃん』よりの雰囲気になる。
人間よりも人間らしい鹿との友情に重点を置けば、映画『E.T』や『アンドリュー』、『ターミネーター』にもなるかもしれない。
同じような読後感を胸にしても、感動の内実に少しバライティがある。
このひろがりが、またしてもスバラシイ。
鹿男あをによし Amazon書評・レビュー: 鹿男あをによしより
434401314X