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セクメト
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セクメトの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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特殊なDNAの塩基配列によって特別な能力を持つに至った人間のセクメト。人口増加抑制対策の暗闇。取り上げているテーマが興味深い。主人公の警察官のジレンマやアクションなどまあまあ面白いが、まだまだ序盤という雰囲気だ。続編に期待して星3つというところか。 | ||||
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太田忠司氏と言えば、本格ミステリーだけど、こういうジャンルもいけるとは。小説好きとしては内容には触れられないけど、ざっくりしたイメージは、SPECのギャグ要素を薄めた感じです。 | ||||
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文庫版の表紙を見れば、そのようなラノベのミステリーかなといった印象。 シリアルキラー狩りという物騒な幕開きから、やがてスケールの大きな陰謀が登場。 アニメ化を狙うには地味な展開が続きつつも、尻上がりに活劇度が増します。 警察署をまるこど殲滅する女子高生ターミネーターと「組織」が派遣したターミネーターが激突します。 高速道路のカーチェイスといい。何気に「ターミネーター」度が高いです。 本格的な作家がラノベ的登場人物を駆使して一本作ってみました的な小説です。 ラノベにありがちな「オレ」一人称の過剰で描写力のない文体でないのが救いです。 ミニスカ女子高生と若い刑事のバディものを期待してはいけません。 これはその前段階の物語です。 こういうのは三巻四巻と回を追うようになってから面白さが加速していくものです。 「俺たちの戦いは今始まったばかりだぜ!」 | ||||
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「殺人鬼」殺人事件、殺人鬼を殺す殺人鬼、というのはどこかで聞いたことがあるがかなり新しい題材で面白い…が、 シナリオが進むにつれファンタジーなのかSFなのかバトルなのか意味不明な要素が追加され、 カオスすぎる謎小説に… 新世代ハイブリッド警察小説を謳っているが、肝心の警察要素はあまりなく、 これはあまりにも混沌としている。 作者、いったい何を描きたかったのか? これを受け入れられる読者はかなり酔狂な人物であると思われる。 ヒロインは非常に可愛くてお気に入り。 | ||||
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「殺人鬼」殺人事件、殺人鬼を殺す殺人鬼。 行く先々で殺人犯が何者かに殺されているというのはどこかで聞いたことがあるが、やや新しい題材で面白いが、 まず、明らかに非現実的な、謎の超人的武術を使うヒロインが現れ、ちょっと「あれ?」と違和感をおぼえる。 しかもハンター試験くらい軽く合格しそうな強さで、世界観のずれを感じる。 さらに、88Pで突然SF的な横文字が色々出てきて、更に「は???」となる。ここで本格的に雲行きが怪しくなる。 のちに、謎の老人から人類補完計画的な話を聞かされるシーンで、ポカーンを通り越して、 あ、これ警察小説のかわをかぶったトンデモSFファンタジー小説だったんだ!ということに気付く。 その後もバトルとかラブコメとか滅茶苦茶。ここまで「詰め込みすぎ」な作品は本当に久々に読んだ。 結果、 シナリオが進むにつれファンタジーなのかSFなのかバトルなのかラブコメなのか意味不明な要素が追加され、 カオスすぎる謎小説に 新世代ハイブリッド警察小説を謳っているが、肝心の警察要素はほとんどなく(そもそも警察組織がいかにもファンタジーな存在) これはあまりにも混沌としている。 作者、いったい何を描きたかったのか? 少なくとも本題は刑事小説にはない。推理要素もミステリもない。 なので新世代ハイブリッド警察小説といわれるとかなり疑問が。 ハイブリッドってそういうことかよ、とは思ったが。 これを受け入れられる読者はかなり酔狂な人物であると思われる。私みたいに。 題材が面白そうなだけに、ガッカリした読者も多いだろうな。 ヒロインのナツキは非常に可愛くてお気に入り。 表紙は田倉トオルだが、ミステリに合わせてか、ぜんぜん画風が違う。 これはうまい。 だが、作中では肩までというナツキの髪が明らかに背中まであるのはおかしい(そもそも肩までをロングとはいわない)。 | ||||
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光沢の表紙でしたが擦れも無く、各ページに折りや傷も無く、 充分に満足のいく状態でした。 有り難う御座いました。 | ||||
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「殺人鬼を殺す殺人鬼」というあおりも、 タイトルの「セクメト」にまつわる謎も組織も非常に魅力的。 物語としても非常にエンターテインメント性が高く、一息に読めた。 まさにページターナー。 ただ、「語り手」を警察官においたのがもったいないと思う。 太田氏の本領は、例えば名探偵のように、 不本意ながらも特別な力を持ってしまったものの 迷いと悟りを書くところにあると思うので、 ある意味達観したような「彼女」の視点で読みたかった。 自らの特性に気づいたときどう思ったか?先生に出会ったときは? 友を失ったときは?追われているときは? 意図的にだろうが、その心情は一切書かれない。 むしろそこを書いてほしかったと思う。 続編希望。 | ||||
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太田さんは比較的多作で幅広いジャンルを手がけていることもあり、軽くみる人もいるかも知れないが (事実、かなり軽く読めるものも少なくない)、実は七色の魔球と剛速球、そして精密なコントロールを併せもった稀代の実力者である。 本作は、その多彩な魅力をほぼ総披露した、それだけに紹介に困る怪作にして傑作である。 まず題からして意味不明。「殺人鬼を殺す連続殺人鬼?」というぶっ飛んだ趣向は、まあ帯にも紹介されているけども 基調は比較的リアルな警察小説であり、なのに球筋はグイグイ変化、おいおい話がどこに行くんだと当惑していると、 中盤はぐっと重くなり、かと思えば突然ギャグが入ってきて、最後は何とも・・・・ こういう小説は受け入れられない、という人もいる可能性は認めたうえで、傑作の太鼓判。 発想の奇抜さ、危なさ、そして展開のハチャメチャさとラストの前向きさを買って・・・・ | ||||
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