生存者ゼロ

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評判

生存者ゼロの評価:

3.04/5点 レビュー 178件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.04pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全355件 321〜340 17/18ページ
No.35
(4pt)

発想がすごい!楽しめる本

ミステリアスな書き出しから始まり、ストーリー展開の発想がすごい。
読み終わった時、おもしろかった、楽しかったという気がしました。

途中ちょっとダラダラしてしてしまうのですが、エンディングはクールに決めてます。
巷ではB級ミステリーと呼ばれたり、確かにもうちょっとな感じもありますが、
ドキドキしながら一気に読める本ですので、ミステリーが好きな人にはオススメです。
生存者ゼロ (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 生存者ゼロ (宝島社文庫)より
4800222915
No.34
(4pt)

発想がすごい!楽しめる本

ミステリアスな書き出しから始まり、ストーリー展開の発想がすごい。
読み終わった時、おもしろかった、楽しかったという気がしました。

途中ちょっとダラダラしてしてしまうのですが、エンディングはクールに決めてます。
巷ではB級ミステリーと呼ばれたり、確かにもうちょっとな感じもありますが、
ドキドキしながら一気に読める本ですので、ミステリーが好きな人にはオススメです。
生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ)より
480020500X
No.33
(3pt)

盛り付けは下手だけど、結構美味しい手料理という感じ

まず物語のテンポそのものはかなり良いです。

冒頭のアフリカで家族をエボラもどきで失うところの緊迫感から始まり、最初の「生存者ゼロ」の地(但し、途中の移動のくだりはややだるい)、北海道大パニック、そしてラストまで一気に読み進みました。しかし、手放しで褒められるかというとそうではなく、文章そのものが拙劣であったり、無意味に難解であったり、登場人物のセリフがおかしかったするので正直ストレスも感じます。

これは恐らく、作者が執筆中に想像以上にアイディアが湧き上がり、その面白さに作者自身が興奮してしまい、それを全て盛り込もうと苦心したからではないかと思います。しかし、既定のページ数ではどうやっても収まらず、泣く泣く削ったり改編したものの、どうしても未練でなんとか多くを盛り込もうとして収拾がつかなくなったのでしょう。苦悩する作者の姿が目に映るようです。発売するにあたって、何でプロの編集者がついて、きちんと物語を再構築して書き直さなかったのか…と思わずにいられません。

他の方のレビューにあるように実際、人物描写は薄っぺらなのですが、それは本来あった掘り下げる部分をページ数の制限で削ったからだと思います。更に言えば、科学的な説明が難解なのは、作者自身は意味を理解している故に、「どこまで噛み砕けば分かりやすいのか、どこまでなら予備知識のない読者でも意味が理解できるのかを考え、全体の構成に落とし込むという基本のさじ加減が出来なくなってしまい、削ったページの分だけセリフそのものを圧縮して説明的にしていまっているからです。登場人物のセリフが一部破綻しているのも同様だと思います。

本来、膨大なテーマ、展開、キャラ描写のどれを残してどれを捨て去るかは一番最初に行う事であり、作者自身も当然それを行なっているはずですが、その作業は作者がその作品やキャラ、ストーリーに愛着や思い入れがあるほど難しく、そのドラスティックさの違いがプロとアマを分ける部分でないかと思います。それ故に、例えば新人漫画家には編集者というパートナーがおり、その不足する部分を補っている訳です。

そういう面でこの作品は作者自身が欲張りすぎたのは事実。盛り込みたいアイディア、伝えたいテーマなどが多いのを自覚しながら、それを捨て去る事が出来ず結果的にごった煮になっているのが残念なところ。しかし、作者がそれだけ興奮するだけあってアイディアそのものは非常に面白いですし、私も最後まで飽きることなく読む事が出来ました。

例えるなら新鮮な上質の素材を使い、バッチリ味付けまで出来たのに盛り付けで台無しにしてしまった料理のようです。逆に言えばろくでも無い素材をいい加減に味付けておきながら、盛り付けだけで誤魔化す小説家が多い中、これだけ荒削りながらも美味しく出来るのは作者の非凡さの顕れだと思います。実際、アイディアの独自性、緻密な取材に裏付けられた専門知識の活かし方など光る点が多く、これで編集力さえ身に付けば物凄い作家になるのではないでしょうか。

敢えてツッコむなら、やはり会話部分をもう少し推敲してほしいところです。ところどころ(普通の会話なのに)さっぱり分からないところがあり、気をそがれました。また、ラスト部分はあまりにも抽象的にしすぎてしまい、結果的に本来衝撃のラストのはずが空振ってしまった様に感じるところ。私自身、原題でもある「下弦の刻印」の意味が現時点でもさっぱり分からないので悶々としています。他にも序章で富樫が持っていた奥さんから採血した血はいったいどこに行ってしまったんだ…?とか、日記の日付の意味は…?とか、ただ灰を撒くためにアフリカに来たんじゃないなら、それは何を意味しているの?…というところが気になりすぎて、正直途中の戦闘シーンの粗なんかはどこかに行ってしまいました。

ちなみにジェノサイドとよく比較されますが、全くジャンルが違うのであまり意味はないでしょう。個人的には前半は今は亡き吉村達也風、後半は有川浩の「海の底」っぽい印象で、このあたりも作者の欲張りすぎによるブレなのかもしれません。

良くも悪くもこの作品は投稿作そのままなので、「バトルロワイヤル」と同じ荒削りな部分はあります。しかし、その辺りを割り引いて読める人なら十二分に楽しめる良作だとも思います。(願わくば腕のいい編集者と組んで、改めて全編書下ろししてほしいです。絶対傑作になると思うので…)
生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ)より
480020500X
No.32
(5pt)

商品評価

なかなかよい取引ができました。
商品はきれいでした。今後もよい商品があれば注文したいです。
生存者ゼロ (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 生存者ゼロ (宝島社文庫)より
4800222915
No.31
(5pt)

商品評価

なかなかよい取引ができました。
商品はきれいでした。今後もよい商品があれば注文したいです。
生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ)より
480020500X
No.30
(1pt)

このミステリーがひどい

愚作である。ステレオタイプ的な人物造型でもう辟易する。ひどいあまりにもひどすぎる。このミス大賞の本ではよくあることだが、久しぶりの私は叫んだ。「金返せ!」
生存者ゼロ (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 生存者ゼロ (宝島社文庫)より
4800222915
No.29
(1pt)

このミステリーがひどい

愚作である。ステレオタイプ的な人物造型でもう辟易する。ひどいあまりにもひどすぎる。このミス大賞の本ではよくあることだが、久しぶりの私は叫んだ。「金返せ!」
生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ)より
480020500X
No.28
(4pt)

十分楽しめました。

30代、男です。

故マイクルクライトンさんの「アンドロメダ病原体」
高野和明さんの「ジェノサイド」

に通じる雰囲気を感じましたし、
実際に近いと思いました。

パニック/パンデミック系としての
「一体何が起こってるんだ〜!」という
ドキドキワクワク感を十分楽しませて
いただきました。
ごちそうさまでした。

登場人物に深みがない、とか
ツッコミどころが多い、とか
リアリティが足りない、とか
この設定が有り得ない、とか

そのような文句は一切ございません。
出された料理は食べるのです。

ただしー!!

「このミス」大賞(っていうんですか)
あれの書評とか選考理由とか、作品の
最後につける意味ってあるんすか?

それって誰のためなんすか?
誰得なんでしょうか?

私はひとつの作品としてこの「生存者ゼロ」
を気持ちよく楽しませていただきました。

安生正さんを始め、出版に関わって下さった
方たちには感謝しています。

「このミス」大賞と作品って別に関係ない
と思うんですよね。
いち読者にとって。

せっかくの良い作品が

「純粋な作品」から
「コンテストのための作品」に
成り下がっちゃうわけですよ。

読者はそんなもん読みたくないです。
作者にも失礼ですよ。

余計なもん付けるなと。
その分インクと紙がもったいないと。
その分安くしろと(笑)

言いたいわけですよ。

よって、今後は「なんとか大賞」の
書評とかはどっかのホームページとか
見たい人だけが勝手に見ればいいように
改善をお願い致します。
生存者ゼロ (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 生存者ゼロ (宝島社文庫)より
4800222915
No.27
(4pt)

十分楽しめました。

30代、男です。

故マイクルクライトンさんの「アンドロメダ病原体」
高野和明さんの「ジェノサイド」

に通じる雰囲気を感じましたし、
実際に近いと思いました。

パニック/パンデミック系としての
「一体何が起こってるんだ〜!」という
ドキドキワクワク感を十分楽しませて
いただきました。
ごちそうさまでした。

登場人物に深みがない、とか
ツッコミどころが多い、とか
リアリティが足りない、とか
この設定が有り得ない、とか

そのような文句は一切ございません。
出された料理は食べるのです。

ただしー!!

「このミス」大賞(っていうんですか)
あれの書評とか選考理由とか、作品の
最後につける意味ってあるんすか?

それって誰のためなんすか?
誰得なんでしょうか?

私はひとつの作品としてこの「生存者ゼロ」
を気持ちよく楽しませていただきました。

安生正さんを始め、出版に関わって下さった
方たちには感謝しています。

「このミス」大賞と作品って別に関係ない
と思うんですよね。
いち読者にとって。

せっかくの良い作品が

「純粋な作品」から
「コンテストのための作品」に
成り下がっちゃうわけですよ。

読者はそんなもん読みたくないです。
作者にも失礼ですよ。

余計なもん付けるなと。
その分インクと紙がもったいないと。
その分安くしろと(笑)

言いたいわけですよ。

よって、今後は「なんとか大賞」の
書評とかはどっかのホームページとか
見たい人だけが勝手に見ればいいように
改善をお願い致します。
生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ)より
480020500X
No.26
(2pt)

出だしはワクワクしましたが

出だしは本当にワクワクしました。
原因不明の病原菌か?この先にどんな恐怖が訪れるのか?と。
本当に良いアイデアだったと思う。

しかしながら、人物の描き方や会話が...
薄っぺらいというか、漫画チックというか、読み手の方が恥ずかしくなってきます。漫画本の原作ならば、これで正解なんでしょうが、大人が読む小説としてはお寒い限りです。
総理大臣を徹底的に無能として表現していますが、鳩山某や菅某よりもずっと無能な対応ぶりにはリアリティの欠片もなく、ちょっとやりすぎかな?と。エンタメ作品といえども、もう少しリアリティを持たせた方が良いのではないでしょうか。

基本的な筋が面白いのに、登場人物の会話で興ざめして、途中からは正直読むのが苦痛でした。本当に残念。
生存者ゼロ (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 生存者ゼロ (宝島社文庫)より
4800222915
No.25
(2pt)

出だしはワクワクしましたが

出だしは本当にワクワクしました。
原因不明の病原菌か?この先にどんな恐怖が訪れるのか?と。
本当に良いアイデアだったと思う。

しかしながら、人物の描き方や会話が...
薄っぺらいというか、漫画チックというか、読み手の方が恥ずかしくなってきます。漫画本の原作ならば、これで正解なんでしょうが、大人が読む小説としてはお寒い限りです。
総理大臣を徹底的に無能として表現していますが、鳩山某や菅某よりもずっと無能な対応ぶりにはリアリティの欠片もなく、ちょっとやりすぎかな?と。エンタメ作品といえども、もう少しリアリティを持たせた方が良いのではないでしょうか。

基本的な筋が面白いのに、登場人物の会話で興ざめして、途中からは正直読むのが苦痛でした。本当に残念。
生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ)より
480020500X
No.24
(1pt)

大賞に疑問

なんかミステリー小説をアマゾンでまとめ買いしているときに買ってしまった。
序章でなんかいやな予感がしたが、読み進めていくうちにその予感が当たってることに気がついた。
ので超速読で最後まで何とか読んでみた。
どこかの待合室で暇でどうしようもない時、漫画として置いてあればそこそこ面白く読める気がする

巻末の選評にB級っぷりもここまで徹底すれば立派とか・・・

小学6年生くらいが読むと読み応えがあるのかも知れません。
生存者ゼロ (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 生存者ゼロ (宝島社文庫)より
4800222915
No.23
(1pt)

大賞に疑問

なんかミステリー小説をアマゾンでまとめ買いしているときに買ってしまった。
序章でなんかいやな予感がしたが、読み進めていくうちにその予感が当たってることに気がついた。
ので超速読で最後まで何とか読んでみた。
どこかの待合室で暇でどうしようもない時、漫画として置いてあればそこそこ面白く読める気がする

巻末の選評にB級っぷりもここまで徹底すれば立派とか・・・

小学6年生くらいが読むと読み応えがあるのかも知れません。
生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ)より
480020500X
No.22
(4pt)

結構、骨太な作品

この作品は、大学内の購買にて見つけ、そのジャケットの格好良さとタイトルに惹かれ手に取りました。読んでみると、始めから何が起こっているのか、皆目見当のつかない疾走間に呆然。細菌に翻弄される人類のさまがとてもリアルに描かれていました。自衛隊の作戦や、ヘリコプターや輸送機、細菌学など、大変事細かに調べられており、深く考えさせられます。一度読み終え、二度目に読み返すと少し違った視点で物語を追うことが出来ると思います。いうなれば、神の視点とでも言うべきでしょうか。展開も大どんでん返しの数々で、登場人物もよく生きています。私は、初めてのミステリーだったのですが、大変楽しんで読むことが出来ました。しかし、時折みせる描写に、グロテスクな表現も多々あるので、苦手な方は注意がいるでしょう。それほどこの作品は生々しく、ゾッとする親近感のようなものすら感じます。自衛隊、細菌、黙示録、政治などの要素をふんだんに盛り込んだこの作品、とても硬派で骨太な内容です。ただ、謎が謎を呼ぶ展開は、大変病みつきになります。始まりも終わりも、とても印象に残る作品でした。
生存者ゼロ (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 生存者ゼロ (宝島社文庫)より
4800222915
No.21
(4pt)

結構、骨太な作品

この作品は、大学内の購買にて見つけ、そのジャケットの格好良さとタイトルに惹かれ手に取りました。読んでみると、始めから何が起こっているのか、皆目見当のつかない疾走間に呆然。細菌に翻弄される人類のさまがとてもリアルに描かれていました。自衛隊の作戦や、ヘリコプターや輸送機、細菌学など、大変事細かに調べられており、深く考えさせられます。一度読み終え、二度目に読み返すと少し違った視点で物語を追うことが出来ると思います。いうなれば、神の視点とでも言うべきでしょうか。展開も大どんでん返しの数々で、登場人物もよく生きています。私は、初めてのミステリーだったのですが、大変楽しんで読むことが出来ました。しかし、時折みせる描写に、グロテスクな表現も多々あるので、苦手な方は注意がいるでしょう。それほどこの作品は生々しく、ゾッとする親近感のようなものすら感じます。自衛隊、細菌、黙示録、政治などの要素をふんだんに盛り込んだこの作品、とても硬派で骨太な内容です。ただ、謎が謎を呼ぶ展開は、大変病みつきになります。始まりも終わりも、とても印象に残る作品でした。
生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ)より
480020500X
No.20
(3pt)

謎は良かった、ただし主要人物に魅力が無い

・<良かった点>
謎の感染症の正体がわかるまで、早くその正体を知りたいとページを捲りました。
悲惨な状況、その状況下での被害者の不自然な行動、
「一体何が起こっているんだ」
と、興味が尽きることはありませんでした。
正体を示す言葉が提示されたとき、予想した程大きな驚きはなかったものの、
「なるほど、そういうことだったのか」
と感じることができ、ミステリーとしての話の流れとしては正当であったと思います。
(突っ込み所もありましたが。)

・<悪かった点>
主人公・主要人物に魅力を感じず、その人物たちが会話している場面を「面白い」と思えませんでした。
読み進める事が出来たのは、ひとえに上述の「謎」が魅力的であったためです。

物語の流れとしては、
自衛隊所属の主人公(とあと何か学者)が、政府の「無能な人達」の所為で悪化してゆく現状に辟易しながら、
感染症の正体を探る、というものです。

作者が意図しているかはともかく、他のレビュアーの方が書かれているように、
「政府の対応能力を超えた事件と、それに対する政府の対応」という点で、
東日本大震災時の原発事故を巡る一連の騒動を想起させます。
このようなレビューの場で、当時の政府の対応に対する立ち位置を提示するのもどうかと思いますが、
私は、その件の政府の煮え切らない対応に「それはちょっとどうなのだろう……」と感じていました。
その意味において、この物語の主人公が感じる「憤り」に共感できるはずでした。

しかし「無能な人達」はあまりにも絵に描いたように無能、
それに対し、
「愚かだ」
とか
「馬鹿が2人」
とかひたすらにこきおろす主人公の構図。
読者に提示されたあまりにも「無能すぎる敵」、主人公が筋の通った主張でひたすら悪態をつく。
主張には共感しても、どうしても好きになれません。
主人公と読者の間に、「作者の主張」が介在しているようです。

現実の原発事故の会議が、
これほど駄目駄目だったのか、もっとまともだったのか、もっと酷かったのか、私にはわかりません。
が、
少なくとも物語の舞台としたとき、ただ悪いものをこき下ろす形で書くしかできないこの舞台は、誰の魅力も引き出すことはありませんでした。
弱く設定されたものを当然のようにけなし、みずからの主張を唄う、
「悪い方向に理想的なラノベの主人公」、そんなイメージを抱きます。(そんなテンプレ的なラノベも無いでしょうが……)

・<総じて>
終始人物に魅力は感じられずとも、謎の真相に引かれ、中盤まで楽しく読めました。
謎が明らかになった中盤以降は幾分展開を変え、エンターテイメントとして失速することは無かったと思います。
登場人物に対する感じ方は人により大きく変わる部分ですので、謎に引かれたかたは手にとっても損はしないと思います。(期待しすぎては駄目です)
生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ)より
480020500X
No.19
(3pt)

なにかが欠けている

エンターテイメントとしては、ある程度楽しめる作品だとは思いましたが、期待が大きかった分、少しがっかりな印象です。

かなり綿密な取材、調査がなされて書かれているだけに、すごみはあるのですが、専門用語が並んでいるために、せめてその用語の輪郭だけでもとらえられる説明があったらよかったのですが、よく分からないままに進んでしまう。
この部分の理論が後に絶対的に必要となる伏線だろうなぁと分かるだけに、理解したいので、前後を何度か読むのだけれど、分からない。
SF手法の話は専門用語の説明に終始してしまって、物語を中断してしまうという危険はあるにはありますが、ここまで書かないというのもいかがかな?

あと、選考委員がこんな結末だったとは! と驚いていましたが、物語の半分程度までで生存者ゼロの原因が透けて見えていたのが残念です。
意外性はなかったです。

でも、その奇病の原因(ネタバレにならないように伏せます)との死闘の場面はかなり迫ってくるものがあります。
それでも篠田節子のデビュー作「絹の変容」における描写のような、目の前で見せられていると感じるほどの描写力はないように思います。

他の方も書かれていますが、登場人物の造形が浅いというのも残念ポイント。

なんでも完全なる悪、善はないわけですが、この物語に限っては、悪にもなりきれない小物の(口汚く言えば)糞ったればかりが目についてイライラします。
これだけ人をいらつかせるキャラが描けるのだから、逆のスカっとする正義も描けばバランスがとれて読後感がいいのになぁと思いました。

今後の作品に期待です。
生存者ゼロ (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 生存者ゼロ (宝島社文庫)より
4800222915
No.18
(3pt)

なにかが欠けている

エンターテイメントとしては、ある程度楽しめる作品だとは思いましたが、期待が大きかった分、少しがっかりな印象です。

かなり綿密な取材、調査がなされて書かれているだけに、すごみはあるのですが、専門用語が並んでいるために、せめてその用語の輪郭だけでもとらえられる説明があったらよかったのですが、よく分からないままに進んでしまう。
この部分の理論が後に絶対的に必要となる伏線だろうなぁと分かるだけに、理解したいので、前後を何度か読むのだけれど、分からない。
SF手法の話は専門用語の説明に終始してしまって、物語を中断してしまうという危険はあるにはありますが、ここまで書かないというのもいかがかな?

あと、選考委員がこんな結末だったとは! と驚いていましたが、物語の半分程度までで生存者ゼロの原因が透けて見えていたのが残念です。
意外性はなかったです。

でも、その奇病の原因(ネタバレにならないように伏せます)との死闘の場面はかなり迫ってくるものがあります。
それでも篠田節子のデビュー作「絹の変容」における描写のような、目の前で見せられていると感じるほどの描写力はないように思います。

他の方も書かれていますが、登場人物の造形が浅いというのも残念ポイント。

なんでも完全なる悪、善はないわけですが、この物語に限っては、悪にもなりきれない小物の(口汚く言えば)糞ったればかりが目についてイライラします。
これだけ人をいらつかせるキャラが描けるのだから、逆のスカっとする正義も描けばバランスがとれて読後感がいいのになぁと思いました。

今後の作品に期待です。
生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ)より
480020500X
No.17
(1pt)

これは酷い・・駄作です。

「アンドロメダ病原体」「復活の日」の系列に連なるバンデミック物の新作かと思いワクワクしながら読んだのだが・・。
何これ・・。最凶、最悪のウィルスの話かとおもったら「シロアリ」なんですよ。
ガックリしました。途中で読む気が失せました。読み終わるのに苦労しましたよ。
作中で誰かが言ってたけれど「害虫駆除」なんですよね。思わず「殺虫剤でもまけば」とちゃちゃを入れたくなりました、本当に。(笑)
ウィルスと違いシロアリなら現場に痕跡が残らない訳ないでしょう。何を考えているのやら。
物語の主題がこんなにアホ臭いのですからもう救いようがありません。
本の帯に「まさに驚愕のひと言」「前代未聞の新機軸」とか猛々しい文句が並んでいるけど、よく言うよ。
この作品は初めアフリカにいる感染症研究の学者の話からスタートしており彼を中心に話が展開していくのかと思ったら、途中から自衛隊の情報部の隊員が主役になる。
これによりこの作品は話がぶれて緊迫感が薄れてしまう。
ウィルスにせよシロアリにせよ、本来学者が真相を追究するのが本筋の筈なのに途中から脇筋になり、代わりに自衛隊「災害対策本部」(?)がしゃしゃり出てく来るので娯楽小説としての求心力が大きく損なわれてしまった。
それにこの作品の登場人物の描き方の浅はかな事と言ったら驚きます。
その最たるものが唯一の女性である「日本有数の昆虫学者」とのふれこみの人物のうすっぺらさである。
小生意気でヒステリックな若い女性と冷静沈着な学者という相反するキャラクターを合体させようとして見事に失敗。
別々の人物にしたほうが良かったと思われる。
「生存者ゼロ」で人類滅亡の危機と大げさに騒ぐわりに話が日本だけに限定されいるのもおかしい。
「北海道東部」が滅亡した時点で国際的な大問題にならなければいけないのに、そこのところはオミットされているのである。
その代わりに日本政府の対応を非難する描写がしつこく繰り返される。
これによりこの作品は本来あるべきスケールが全く無く矮小化されてしまった。
あれもこれもクレームをつけたい所は沢山ある。
よくもこれで「このミステリーがすごい」大賞を獲ったものである。
私は「このミステリーがすごい」の大賞受賞作は本作が初めてであるが、今後二度と読まない。
選考委員の質が悪すぎる。茶木則雄とか言う選考委員が「この作品を高く評価」したのは「日本の危機管理に警鐘を鳴らさんとする作者の強烈な意志」だそうである。
何を言ってんだか・・、そんなことはエンタティメント小説として読者を納得させてから言う事でしょう。
出来の悪い下らない小説が何を言っても説得力なぞ有りはしません。
まだこの本を読んでいない方に警告します。
この本は「ブックオフ」で安値で出て来た時、又は文庫本になった時に読めば良い。
いやもっと厳しく言えば読まなくても良いと断言します。
最後に作者にひと言「顔を洗って出直して来い!」
生存者ゼロ (宝島社文庫) Amazon書評・レビュー: 生存者ゼロ (宝島社文庫)より
4800222915
No.16
(1pt)

これは酷い・・駄作です。

「アンドロメダ病原体」「復活の日」の系列に連なるバンデミック物の新作かと思いワクワクしながら読んだのだが・・。
何これ・・。最凶、最悪のウィルスの話かとおもったら「シロアリ」なんですよ。
ガックリしました。途中で読む気が失せました。読み終わるのに苦労しましたよ。
作中で誰かが言ってたけれど「害虫駆除」なんですよね。思わず「殺虫剤でもまけば」とちゃちゃを入れたくなりました、本当に。(笑)
ウィルスと違いシロアリなら現場に痕跡が残らない訳ないでしょう。何を考えているのやら。
物語の主題がこんなにアホ臭いのですからもう救いようがありません。
本の帯に「まさに驚愕のひと言」「前代未聞の新機軸」とか猛々しい文句が並んでいるけど、よく言うよ。
この作品は初めアフリカにいる感染症研究の学者の話からスタートしており彼を中心に話が展開していくのかと思ったら、途中から自衛隊の情報部の隊員が主役になる。
これによりこの作品は話がぶれて緊迫感が薄れてしまう。
ウィルスにせよシロアリにせよ、本来学者が真相を追究するのが本筋の筈なのに途中から脇筋になり、代わりに自衛隊「災害対策本部」(?)がしゃしゃり出てく来るので娯楽小説としての求心力が大きく損なわれてしまった。
それにこの作品の登場人物の描き方の浅はかな事と言ったら驚きます。
その最たるものが唯一の女性である「日本有数の昆虫学者」とのふれこみの人物のうすっぺらさである。
小生意気でヒステリックな若い女性と冷静沈着な学者という相反するキャラクターを合体させようとして見事に失敗。
別々の人物にしたほうが良かったと思われる。
「生存者ゼロ」で人類滅亡の危機と大げさに騒ぐわりに話が日本だけに限定されいるのもおかしい。
「北海道東部」が滅亡した時点で国際的な大問題にならなければいけないのに、そこのところはオミットされているのである。
その代わりに日本政府の対応を非難する描写がしつこく繰り返される。
これによりこの作品は本来あるべきスケールが全く無く矮小化されてしまった。
あれもこれもクレームをつけたい所は沢山ある。
よくもこれで「このミステリーがすごい」大賞を獲ったものである。
私は「このミステリーがすごい」の大賞受賞作は本作が初めてであるが、今後二度と読まない。
選考委員の質が悪すぎる。茶木則雄とか言う選考委員が「この作品を高く評価」したのは「日本の危機管理に警鐘を鳴らさんとする作者の強烈な意志」だそうである。
何を言ってんだか・・、そんなことはエンタティメント小説として読者を納得させてから言う事でしょう。
出来の悪い下らない小説が何を言っても説得力なぞ有りはしません。
まだこの本を読んでいない方に警告します。
この本は「ブックオフ」で安値で出て来た時、又は文庫本になった時に読めば良い。
いやもっと厳しく言えば読まなくても良いと断言します。
最後に作者にひと言「顔を洗って出直して来い!」
生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 生存者ゼロ (『このミス』大賞シリーズ)より
480020500X