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獄中記 地獄篇の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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初めて読むジェフリー・アーチャー…知人に勧められて、でした。 ”イギリスの刑務所を実際に服役した人物が描いている”その事自体が興味深く、軽い読み物として面白く読みました。 作者は本人の弁によればまったくの冤罪である刑に服しています。 身近な人に裏切られ母親の死に目にも会えず、どれほどの心痛を奥底に秘めていることか…。 恨み骨髄…なんて言葉では足りず、また私ごときに理解できる感情でもないのですが 読み始めてまずその事に思いをめぐらせました。 刑務所内の自分の目にかなった人物を内閣のそれぞれの役割にたとえるなど いかにも政治家らしい発想に感心させられもしました。 アイルランド人に対する尽きせぬ不信感も ”こうやって書く事の出来る自分は出来ない人たちより幸せ”と思い込んでいる優越感も 包み隠さず発言しています。 ある意味本当に”オシアワセ”な人物だと思います。 識字障害であったりなんらかの理由で読み書きの出来ない人たちが 出来る人たちより必ず劣っていたり不幸であるとは限らないはずなのですが…。 今でこそ学習障害のある人たちが社会参加を進めるための手立てがわずかながらも存在します。 自分や世間の通念とは異なっていても 必ず生きる道はあるのだとたくさんの人たちが気がついているはずです。 ”犯罪者”や”ホームレス”が人生のどこかでつまずいた人たちである事が これほど明白である以上 完ぺきではなくてももう少し前に遡って 救いの手を差し伸べる事は可能なのではないか? 作者の心のどこかにも、そんな問いがあるはずだと思いました。 努力を続ける人たちに対する作者の熱い応援の気持ちや共感は伝わります。 でも頑張れなかったり、自分とは異なる生き方を生きる人たちに対する想像力の欠如も確かに感じました。 作者の言を借りれば警備に用いられる犬の”シェパードが狂暴化する”ほどの 粗悪な食事を遠ざけ周囲の人たちの手を煩わせてでも ミネラルウォーターとハムの缶詰とコーンフレークにこだわり続けた作者ですから 服役後は刑務所の環境改善に奮闘しているのも納得です。 ぜひとも実力者ゆえの重い責任をしょって軽やかに頑張って欲しいです。 | ||||
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