デパートへ行こう!

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評判

デパートへ行こう!の評価:

3.13/5点 レビュー 45件。 D ランク

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平均点3.13pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全90件 41〜60 3/5ページ
No.50
(4pt)

どたばたコメディ。一夜のデパートの魔法。

最後の最後に、「えっ!!!???」と思わせるようなどんでん返しというか、
胸がすくような涙ほろりがあり、そこはさすが真保裕一!と思わされましたが
基本的にはライトなどたばたコメディです。
評価はわかれるところかとは思うのですが、昭和時代の古きよきデパートの姿が
懐かしく思い出され、自分の子供の頃、デパートでわくわくしたこと、食堂に行って食べたごはんの思い出などと重なって、引き込まれる部分もたくさんありました。
とにかく登場人物が多く、頭の中で3Dのデパートの設計図みたいなものを描き、
AはここにいてBとしゃべって、CはDと一緒にいたけどさっきここでEとすれ違って、
今Aはどこにいるんだっけ?とちょっとパズルっぽい要素も含まれてて、それがまたデパートらしいというか、多様な感じがして私はそういう部分は好きでした。
全体としては一人一人の感情の描き方が浅く、解決もあっさり。さっきまで死を考えていた人がそんなに簡単に翻すのかと思わなくもなかったですが、それはすべて、一夜のデパートの魔法ということで。
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217
No.49
(4pt)

どたばたコメディ。一夜のデパートの魔法。

最後の最後に、「えっ!!!???」と思わせるようなどんでん返しというか、
胸がすくような涙ほろりがあり、そこはさすが真保裕一!と思わされましたが
基本的にはライトなどたばたコメディです。
評価はわかれるところかとは思うのですが、昭和時代の古きよきデパートの姿が
懐かしく思い出され、自分の子供の頃、デパートでわくわくしたこと、食堂に行って食べたごはんの思い出などと重なって、引き込まれる部分もたくさんありました。
とにかく登場人物が多く、頭の中で3Dのデパートの設計図みたいなものを描き、
AはここにいてBとしゃべって、CはDと一緒にいたけどさっきここでEとすれ違って、
今Aはどこにいるんだっけ?とちょっとパズルっぽい要素も含まれてて、それがまたデパートらしいというか、多様な感じがして私はそういう部分は好きでした。
全体としては一人一人の感情の描き方が浅く、解決もあっさり。さっきまで死を考えていた人がそんなに簡単に翻すのかと思わなくもなかったですが、それはすべて、一夜のデパートの魔法ということで。
デパートへ行こう! (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: デパートへ行こう! (講談社文庫)より
4062773228
No.48
(2pt)

THE有頂天ホテルって、素晴らしい映画なんだな

いろいろな事情を抱えた人たちが、閉店後の老舗デパートに集まってくる。
それぞれ、お互いの事情を知らず、お互いの存在も知らず、自分の事情と思惑で、閉店後の店内を動き回る。
物語が進むにつれて、それぞれの糸が徐々に絡まり合い……
ついにみんなが到達する場所で、運命の一夜が明けて、絡んだ糸がほぐれていく。

……といった話なのですが。
どたばたコメディを狙ったのか、デパートの裏側を書きたかったのか、何がしたかった話なのか、正直よくわかりませんでした。
登場人物が多すぎて、一人残らず矛盾なく店内を動かすために作者はさぞかし精密な店内見取り図とタイムスケジュール表を作ったに違いないと思いましたが……読む私は、ついていけず。
一人一人の掘り下げや書きわけをきちんとやっていないので、記憶力が悪い私は「誰これ? なんの人だっけ?」と、いちいち前のページに戻ったりして、面倒くさくなってしまいました。
しまいに「結局、THE有頂天ホテルをデパートでやりたかったんだろうなあ。でも、THE有頂天ホテルって、三谷さんの脚本・監督で、映画として見るから面白いんだよなあ……」と、ため息ついてしまいました。
とくに女性キャラの行動が、まったく納得も共感もできなくて、残念でした。

映画って、素晴らしいですね。ビバ三谷幸喜。
というのが、なんとか頑張って読み終えて裏表紙を閉じたときに、最初に浮かんだ感想でした。
ごめんなさい。ついていけなくて。

この作者の本は、これが初めてでした。これから入るんじゃなかった、と、大いに後悔しています。
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217
No.47
(2pt)

THE有頂天ホテルって、素晴らしい映画なんだな

いろいろな事情を抱えた人たちが、閉店後の老舗デパートに集まってくる。
それぞれ、お互いの事情を知らず、お互いの存在も知らず、自分の事情と思惑で、閉店後の店内を動き回る。
物語が進むにつれて、それぞれの糸が徐々に絡まり合い……
ついにみんなが到達する場所で、運命の一夜が明けて、絡んだ糸がほぐれていく。

……といった話なのですが。
どたばたコメディを狙ったのか、デパートの裏側を書きたかったのか、何がしたかった話なのか、正直よくわかりませんでした。
登場人物が多すぎて、一人残らず矛盾なく店内を動かすために作者はさぞかし精密な店内見取り図とタイムスケジュール表を作ったに違いないと思いましたが……読む私は、ついていけず。
一人一人の掘り下げや書きわけをきちんとやっていないので、記憶力が悪い私は「誰これ? なんの人だっけ?」と、いちいち前のページに戻ったりして、面倒くさくなってしまいました。
しまいに「結局、THE有頂天ホテルをデパートでやりたかったんだろうなあ。でも、THE有頂天ホテルって、三谷さんの脚本・監督で、映画として見るから面白いんだよなあ……」と、ため息ついてしまいました。
とくに女性キャラの行動が、まったく納得も共感もできなくて、残念でした。

映画って、素晴らしいですね。ビバ三谷幸喜。
というのが、なんとか頑張って読み終えて裏表紙を閉じたときに、最初に浮かんだ感想でした。
ごめんなさい。ついていけなくて。

この作者の本は、これが初めてでした。これから入るんじゃなかった、と、大いに後悔しています。
デパートへ行こう! (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: デパートへ行こう! (講談社文庫)より
4062773228
No.46
(5pt)

思ったよりずいぶんきれいです

出版年月、値段の割りには非常にきれいでした。保管に気を使われていると思います。また、ほしい本がありましたら
よろしくお願いします。
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217
No.45
(5pt)

思ったよりずいぶんきれいです

出版年月、値段の割りには非常にきれいでした。保管に気を使われていると思います。また、ほしい本がありましたら
よろしくお願いします。
デパートへ行こう! (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: デパートへ行こう! (講談社文庫)より
4062773228
No.44
(2pt)

脳トレ小説

登場人物が多過ぎて誰にも感情移入出来ずに終わってしまう。
ころころと変わるストーリーにそれぞれの登場人物の状況把握に苦労する。
さらに謎めいた表現が多く、常にスッキリ出来ないモヤモヤを抱えながら読む必要がる。
上記を我慢して読んでも特段にオチがないし、全ての登場人物の物語が中途半端なまま終わる。

率直な印象としてはデパートの構造を空間認識することと、複雑なストーリー展開を記憶するゲームのような
作品に思えました。一時期流行った、脳トレってやつですね。
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217
No.43
(2pt)

脳トレ小説

登場人物が多過ぎて誰にも感情移入出来ずに終わってしまう。
ころころと変わるストーリーにそれぞれの登場人物の状況把握に苦労する。
さらに謎めいた表現が多く、常にスッキリ出来ないモヤモヤを抱えながら読む必要がる。
上記を我慢して読んでも特段にオチがないし、全ての登場人物の物語が中途半端なまま終わる。

率直な印象としてはデパートの構造を空間認識することと、複雑なストーリー展開を記憶するゲームのような
作品に思えました。一時期流行った、脳トレってやつですね。
デパートへ行こう! (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: デパートへ行こう! (講談社文庫)より
4062773228
No.42
(3pt)

誰もいないはずの夜のデパートのはずなのにあまり緊張感がなかった

そこに行くだけで何でもそろうデパート。昔は夢のようなお店だったが、専門店でこだわりの品を選んで自分を主張する時代がやってきて時代遅れになってしまった。そんなデパート内で繰り広げられる騒動を描いた物語。

それぞれ思惑をもった登場人物たちの言動は楽しめたが、誰もいないはずの夜のデパートのはずなのにあまり緊張感がなく、ドキドキする展開にならなかったのが残念だった。また、最後はきれいにまとめられているのだが、逆にまとまりすぎていて感動や驚きが少なかった。
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217
No.41
(3pt)

誰もいないはずの夜のデパートのはずなのにあまり緊張感がなかった

そこに行くだけで何でもそろうデパート。昔は夢のようなお店だったが、専門店でこだわりの品を選んで自分を主張する時代がやってきて時代遅れになってしまった。そんなデパート内で繰り広げられる騒動を描いた物語。

それぞれ思惑をもった登場人物たちの言動は楽しめたが、誰もいないはずの夜のデパートのはずなのにあまり緊張感がなく、ドキドキする展開にならなかったのが残念だった。また、最後はきれいにまとめられているのだが、逆にまとまりすぎていて感動や驚きが少なかった。
デパートへ行こう! (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: デパートへ行こう! (講談社文庫)より
4062773228
No.40
(3pt)

ドタバタ。

これだけのエピソードをきっちりまとめたなという感じ。

よく出来てると思うけど・・・。なんか一味足らない。技巧は十分なんだけど、ハートの部分で。

登場人物を出し過ぎて一人一人の行動をうまくまとめることに筆がさかれており、読み終わってどの登場人物にもいまひとつ感情移入しきれなかったように思う。

もう2・3人人物は減らしてもいいから、一人一人の内面をもっと掘り下げて欲しかったなあと思う。
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217
No.39
(3pt)

ドタバタ。

これだけのエピソードをきっちりまとめたなという感じ。

よく出来てると思うけど・・・。なんか一味足らない。技巧は十分なんだけど、ハートの部分で。

登場人物を出し過ぎて一人一人の行動をうまくまとめることに筆がさかれており、読み終わってどの登場人物にもいまひとつ感情移入しきれなかったように思う。

もう2・3人人物は減らしてもいいから、一人一人の内面をもっと掘り下げて欲しかったなあと思う。
デパートへ行こう! (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: デパートへ行こう! (講談社文庫)より
4062773228
No.38
(3pt)

うーん、微妙な感じ

以前NHKの週間ブックレビューで誰かがほめていたので結構期待して読んだが、本書の直前に読んだのが奥田秀朗の「無理」で、複数の登場人物が各々行動して最終的に一つに結ばれるという設定が少し似ていることもあり、両者を比較すると本書がだいぶ落ちる気がした。

舞台は、三越をモデルにしたような老舗デパートで、営業終了後の夜中のデパートに様々な事情を抱えた人物達が集まってくる。ただ各々の抱える事情が、妻子持ちの男に捨てられて勤務しているデパートに復讐しようとしている女性から始まり、家族に見捨てられて自殺願望を抱えた中年男とか、創業一族ながら会社から追われようになっているデパートの社長など、どうも嘘くさいところが問題だ。

ライトな感じで場面がどんどん展開していくので、ペースよく読み進むことができたが、結局違和感が消えないまま読み終えてしまった。
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217
No.37
(3pt)

うーん、微妙な感じ

以前NHKの週間ブックレビューで誰かがほめていたので結構期待して読んだが、本書の直前に読んだのが奥田秀朗の「無理」で、複数の登場人物が各々行動して最終的に一つに結ばれるという設定が少し似ていることもあり、両者を比較すると本書がだいぶ落ちる気がした。

舞台は、三越をモデルにしたような老舗デパートで、営業終了後の夜中のデパートに様々な事情を抱えた人物達が集まってくる。ただ各々の抱える事情が、妻子持ちの男に捨てられて勤務しているデパートに復讐しようとしている女性から始まり、家族に見捨てられて自殺願望を抱えた中年男とか、創業一族ながら会社から追われようになっているデパートの社長など、どうも嘘くさいところが問題だ。

ライトな感じで場面がどんどん展開していくので、ペースよく読み進むことができたが、結局違和感が消えないまま読み終えてしまった。
デパートへ行こう! (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: デパートへ行こう! (講談社文庫)より
4062773228
No.36
(2pt)

重いですねぇ

借りて読みました。映画や小説でたまに見かける、異なる目的を持った人々の運命が交錯する一瞬を描いた作品でしたね。
 正直、重い!の一言です。
 売り場で見たときにはユーモアがどうとか帯にあった気がするけど、堅苦しかったです。
 恩田陸「ドミノ」にあるような軽快なテンポとか、煽られてのめり込むような雰囲気が感じられなくて、一応読破しましたが読後感も今一つ。
 型物の先生が一生懸命ダジャレを飛ばしているような作品でした。
 個人的には買って読むなら文庫で出てからでもと・・・
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217
No.35
(2pt)

重いですねぇ

借りて読みました。映画や小説でたまに見かける、異なる目的を持った人々の運命が交錯する一瞬を描いた作品でしたね。
 正直、重い!の一言です。
 売り場で見たときにはユーモアがどうとか帯にあった気がするけど、堅苦しかったです。
 恩田陸「ドミノ」にあるような軽快なテンポとか、煽られてのめり込むような雰囲気が感じられなくて、一応読破しましたが読後感も今一つ。
 型物の先生が一生懸命ダジャレを飛ばしているような作品でした。
 個人的には買って読むなら文庫で出てからでもと・・・
デパートへ行こう! (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: デパートへ行こう! (講談社文庫)より
4062773228
No.34
(1pt)

有頂天デパート

他の方のレビューにもあるが、映画を見たことがある人であれば、この作品を読んで誰もが「有頂天ホテル」を連想するのではないだろうか?
設定をホテルからデパートにかえ、軸になるエピソードを政治家の汚職から市長の汚職へかえ、一見無関係に見える登場人物のエピソードがひとつの結末につながるところまで映画そっくりである。
ただし、残念ながら、映画を数段階つまらなくしたような作品になってしまっている。無駄に登場人物が多いことも理由のひとつだが、何よりも作品の軸が決まっていないことが理由であると思う。コメディーにしたいのか、シリアスにしたいのか、それとも浅田次郎が書くような人情ものにしたいのか。読者の側にそれが見えてこないため、中途半端な作品になってしまっている。

私自身は、作者のデビュー当時の、綿密な取材に基づき丁寧に書かれた作品が大好きで、デビュー作から全作品読んでいるが、この作品については、大変残念な読書体験となった。このような、誰にでもかけそうな作品ではなく、真保氏にしか書けない作品を今後期待したいと思う。
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217
No.33
(1pt)

有頂天デパート

他の方のレビューにもあるが、映画を見たことがある人であれば、この作品を読んで誰もが「有頂天ホテル」を連想するのではないだろうか?
設定をホテルからデパートにかえ、軸になるエピソードを政治家の汚職から市長の汚職へかえ、一見無関係に見える登場人物のエピソードがひとつの結末につながるところまで映画そっくりである。
ただし、残念ながら、映画を数段階つまらなくしたような作品になってしまっている。無駄に登場人物が多いことも理由のひとつだが、何よりも作品の軸が決まっていないことが理由であると思う。コメディーにしたいのか、シリアスにしたいのか、それとも浅田次郎が書くような人情ものにしたいのか。読者の側にそれが見えてこないため、中途半端な作品になってしまっている。

私自身は、作者のデビュー当時の、綿密な取材に基づき丁寧に書かれた作品が大好きで、デビュー作から全作品読んでいるが、この作品については、大変残念な読書体験となった。このような、誰にでもかけそうな作品ではなく、真保氏にしか書けない作品を今後期待したいと思う。
デパートへ行こう! (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: デパートへ行こう! (講談社文庫)より
4062773228
No.32
(4pt)

アニメ的なテンポの良さとノスタルジー

読んでいて、『奪取』を連想した。
スピード感と、ちょっとアニメ的というかフィクション感が強く
こんなことあるわけないと思いつつも
テンポ良く読み進めてしまう感じ。
読んでいる最中は、これだけ広げてしまって
あとこのページ数でどうやって集約させるのか
などと思っていたが
結局あっさりとうまくまとまり
(現実的に考えればあっさりでもまとまってもいないかもしれないが)
それぞれがちょっとずつ前を向けるようになっている。

自分が百貨店勤務の経験があるせいか
真夜中の誰もいないデパートというシチュエーション、
接客へのあり方、百貨店への愛着などの気持ちに感情移入しやすく
世代的にはややずれるのだろうが
それでも幼かった頃両親と行った百貨店には思い入れもある。
懐かしき、古き良き時代。
しかしそれは失われたものではなく、現代にも遺っているはずのもの。

登場人物も多く、終盤で突然登場する人もいて
少々とっ散らかった印象を感じなくもないが
感動出来るいい話になっていて
非常に面白かった。
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217
No.31
(4pt)

アニメ的なテンポの良さとノスタルジー

読んでいて、『奪取』を連想した。
スピード感と、ちょっとアニメ的というかフィクション感が強く
こんなことあるわけないと思いつつも
テンポ良く読み進めてしまう感じ。
読んでいる最中は、これだけ広げてしまって
あとこのページ数でどうやって集約させるのか
などと思っていたが
結局あっさりとうまくまとまり
(現実的に考えればあっさりでもまとまってもいないかもしれないが)
それぞれがちょっとずつ前を向けるようになっている。

自分が百貨店勤務の経験があるせいか
真夜中の誰もいないデパートというシチュエーション、
接客へのあり方、百貨店への愛着などの気持ちに感情移入しやすく
世代的にはややずれるのだろうが
それでも幼かった頃両親と行った百貨店には思い入れもある。
懐かしき、古き良き時代。
しかしそれは失われたものではなく、現代にも遺っているはずのもの。

登場人物も多く、終盤で突然登場する人もいて
少々とっ散らかった印象を感じなくもないが
感動出来るいい話になっていて
非常に面白かった。
デパートへ行こう! (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: デパートへ行こう! (講談社文庫)より
4062773228