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七つの会議
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七つの会議の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全295件 121~140 7/15ページ
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池井戸さんの本はサクサクと読みやすい。今回もネジが出てきた。昔、メーカーで働いていた時を振り返り思い出しながら読めた。 | ||||
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以前、NHKでドラマ化したのを観たが、全く面白く無くて購入を避けていました。 しかし、amazonレビューを拝見していると、どうも印象が違うので読んでみました。 東京建電という会社に勤めている、各人の生い立ちから、生き方・考え方を短編で描きながら、 会社に蔓延る問題の真相へと突き進んで行く、大変、面白い構成と内容です。 順風満帆に人生を歩んでいるようで、大半の人が負い目を抱きながら必死に生きている。 そんな事を、私に教えてくれた一冊でした。 | ||||
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池井戸潤氏による作品。 初出 2011年5月2日~2012年5月21日 日本経済新聞電子版 単行本 2012年11月 日本経済新聞出版社 集英社文庫 2016年2月25日 第一刷 久しぶりに面白い本に出会った。良い本に出会えた。 そう思える本だった。 池井戸潤氏の作品はそういう力があるように感じる。 働く上で踏み外してはいけない倫理を見失う危険は 常にあり得るのだ。 第7話に登場する台詞・・客を大事にせん商売は滅びる 各話によって主体となる人物は移り変わる。 しかしそれでいて物語の核心は除々に明らかになっていく。 第一話の謎のパワハラによって人事部付けになる坂戸課長の話が ここまでの伏線を隠していたのかと後半になるほど感心してしまう。 このタイプの作り方の小説(短編だけど同時に長編)は池井戸潤だとシャイロックの子供たち 東野圭吾だと新参者、ナミヤ雑貨店の奇蹟でも似たつくりだ。 こういった作りの小説はどれも個人的にかなり気に入っている。 なぜだろう。実際の世の中でも複数の人物が背景なり考えなり何なりをもって 動いている。その意味で現実感が溢れているからだろう。 また誰もが過去を持ち、背景を持っている。 それが描かれてもいるからだろう。 売上、ノルマをただこなすだけになりネジの強度を偽装するという 不正に走ってしまった。誰か個人が悪いだけではない構造的な問題を あぶりだしている。また他の池井戸作品同様、なぜ働くのか 働く理由を取り戻していく面も描かれており良い。 虚飾の繁栄か、真実の清貧か・・八角は後者を選んだ。 私たちはどちらを選ぶのか、当たり前とも思える倫理観を失わずに いられるかどうか、それが大切なのだから。 | ||||
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どこの会社でも売り上げ競争の為にこのような事してるのかな? 怖くなった。 自分もこのような組織にいたら、駄目な事と分かっても手を汚さないとは限らない。 悲しいが、見て見ぬふりをしてしまうかもしれない。 しかし、最終的には、村西の父が言った 「仕事っちゅうのは金儲けじゃない。人の助けになることじゃ。 人が喜ぶ顏見るのは楽しいもんじゃけ。 そうすりゃあ、金は後からついてくる。 客を大事にせん商売は滅びる」 というのは本当だった。 とても良い作品だと思った。 | ||||
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さすが池井戸潤!一気読み&友人に勧めれる1冊。 読み終えた後の余韻が心地良い。 | ||||
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色んな場面場面が展開していくなか、最終的に最後に繋がるという流れ。 こんな感じかなって思って読み進めていくと大きなどんでん返しがあり、本当に楽しめる内容でした。 最後は、感じ方は色々だと思いますが、二日で読み切ってしまうほど、はまりました。 | ||||
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池井戸さんの作品は期待どおりに何時も面白いものです。サラリーマンの悲哀がうまく描かれていました。ただ、事象の結び付き方にもう一捻りあればと思います。 | ||||
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仕事で悩みを抱えたり組織で働くことに逃げ場のない疲れを感じているなら、この小説を読んでみるといい。そうした苦悩は誰もが抱えていることを教え、そしてそんな中で何に希望を見出すべきか、ということをこの小説は問いかける。物語は、ある会社が抱える秘密を軸にしながら、それぞれ事情を抱えた立場の異なる社員たちの葛藤を描く。逃げ場のない会社という檻の中で、組織の正義、社会の正義、個人の正義が錯綜し、対立する。ここに描かれている苦悩は、会社勤めの人ならばとても他人事とは思えず、読んでいてなんとも重い気持ちになるだろう。けれど最後は希望を見出すことができる。 | ||||
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7つの会議、それぞれが別の話ではなくすべてつながっていて、読み進めるごとに事件の詳細が明らかになっていく、楽しく読み進めることができました。 | ||||
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人の仕事に対する姿勢には二種類あると思う。 富や名声などの自分の利益を優先させる人と、 仕事の対象(顧客などの社会)の利益を優先させる人である。 この小説は、その二種類の人々の闘いを描いている。 これらはその時その場で変化することもあるが、どちらを大切にしたいと考えるかは、結局その人物の誠実さに依るのではないだろうか。 最終的には誠実であることが勝利であって欲しいが、現実にはそうでないことも多々ある。 それでも、理想を持ち続けて生きていこうと思うことができる小説であった。 | ||||
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満足してます・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ | ||||
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久しぶりに池井戸作品を読みました。何が正義なのか、立場によりその意味が変わっていくところが、上手く表現されています。いっきに読んでしまいました。 | ||||
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到着も早く、ストーリーも、最高、ワクワクしながら、読んでしまいました。 | ||||
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細かいことを言えば多少の損傷はありますが、中古ですので気になりません。 | ||||
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はじめは短編かと思って読んでいましたが、すべてつながっている話でした。気がついたらストーリーに自分がのめりこんでました。読んだ後にもう一度繰り返し読んで見たくなる傑作です。 | ||||
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読み終わって、またすぐ読み返してみたくなる。するとまた違ったおもしろさがあり、一粒で二度美味しい本でした。 | ||||
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陸王以前の企業内人間ドラマの最高峰。緊張感、情報性、シーンの運びどれもがネットリと地を這う。シャイロックのような間口の広さはないがその分ズシーンと心に響く。 | ||||
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会社の同僚が忘れていった本。処分しておいて、とのことだったのですが、 何となく手元に残していました。 昨日急な出張が入り、移動の暇つぶしにでもなればと考え、何の気もなく 鞄にしのばせておいたのですが、空港で読み始めると止まらず、結局一日で 読み終えてしまいました。 作品の舞台となっている「製造業の日本企業」に自分も努めているので、 人や雰囲気を勝手に実在する人物やものに重ねたりして楽しめました。 | ||||
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まじめに仕事をしない係長のタレこみで不可解な人事が行われる。 この謎解きに様々な人物が登場し、ストーリーが転回していく。 登場人物一人ひとりの人物像が目に浮かぶようで、そして、組織や取引の中でもがく姿がいかにもありそうで 実際にその場にいたような錯覚さえ覚え、リアルさを増す。 謎解きを楽しみながらも、ほっこりさせられる場面に感動しながら一気に読み切った。 また、組織の中の生き方についてもしっかり考えさせられる作品だった。 | ||||
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関連性の無い一つ一つの会議が実は複雑に絡み合い、そして企業の不正が暴かれていく……追い詰められたとき人は変わる…… このタッチの手法、面白いねえ~( ̄▽ ̄)=3 | ||||
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