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(短編集)
金融探偵
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金融探偵の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
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ミステリとしての完成度はイマイチだが、とがった銀行員小説でデビューした著者がより一般ウケする完成度の高いエンタメ作家に脱皮する過程で削ぎ落としたものがここにある気がします。一読の価値あり。 | ||||
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池井戸潤の本はよく読んでいますが、この本もおもしろかったです。 高齢者で目が悪いので、Kindle版で文字を大きくして読みたいです。 | ||||
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主人公は、銀行をリストラされ失業中の男。銀行時代の経験を活かして人助けに奔走するが、交通費を節約して徒歩で現場に向かうなど生活感も滲む。作者が銀行を退職してフリーとなったときに感じただろう生活の不安が、等身大の作家の実像を伝えてくるようです。 | ||||
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あっという間に読めました。池井戸さんが好きでもそうでなくても、読みやすいです | ||||
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失業中の元銀行員・大原次郎は、再就職活動中に いろんな金融絡みの相談を受け、 元銀行マンとしての知識と経験をいかして、解決していく短編集 金融業界にいた人だから書ける金融ロジックが面白い 娯楽として楽しく読めます。 | ||||
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特に問題なし | ||||
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元銀行員の主人公が、依頼された金融に関わる事件を解決していく連作短編。 本短編の中でも、「誰のノート?」「家計簿の謎」は、実在した著名な作家が関わる虚実ないまぜの 歴史ミステリーで秀逸です。 | ||||
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良い状態でした。 | ||||
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池井戸さんのストーリー仕立てがここでも健在!楽しんで一気に読みました。ただ、ロマンス的なことが皆無で残念でした(個人的な意見です)。 | ||||
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「やられたら倍返し」の半沢直樹程にえげつなくはないけど銀行を解雇されて四面楚歌でも決して負けずにしぶとく生き残る金融探偵・大原次郎の7つの奇妙な推理物語集。『銀行はやめたけど』苦境の銭湯屋を助け悪党を懲らしめる大原の初手柄。『プラスチックス』古典的トリックと記憶喪失を絡めた意外性抜群の秀作。『眼』幻の美女の幻想がラストで打ち砕かれます。『誰のノート?』真相は仰天の歴史的人物だった!『家計簿の謎』世界的な名画の話題に愕然。『人事を尽して』騙されたお返しはきっちりと返す。『常連客』30分前に来る客の理由とは? | ||||
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池井戸さんの得意とする銀行 そしてその元銀行員が探偵として謎を解いていく。面白くない訳がありませんよ。 読みやすいし、ぜひ実写化していただきたい。 嵐の二宮和也さんが適役だと思います。 | ||||
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タイトルと帯を見て購入。「不祥事」「「花咲舞が黙ってない」 が面白かった池井戸潤なら間違いないだろうというヨミもあった。 元銀行員が主人公であること、そしてタイトルに「探偵」とあることから花咲舞シリーズのようなワクワクするような謎解き、気持ちの良い懲悪を期待していたのだが、そこは期待通りの出来で読んでいてとても面白かった。 ただ、「金融探偵」の主人公・大原は半沢直樹や花咲舞のような筋の通った強い人間ではない。失業中の身という弱い立場であり、さらに押しに弱く頼まれたら断れないような性格だったりするところに人間味があり、そこに独特の面白さがある。 2話目なんて、冒頭からいきなり不注意で人を轢いていて “そんなのありかよ…” と思ったりもした。でもそんな大原が毎話毎話、事件の核心に触れるにつれ、柔らかな物腰柔らかなままに少しずつ熱を帯びていく。その過程にゾクゾクするものがある。 思っていたより金融知識は出てこないので、池井戸潤の他の金融知識を使った作品よりもずっと読みやすいと思う。半沢直樹に手を出そうと思っている人は、まずこちらを手に取った方が良いんじゃないかな。 | ||||
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失業中の元銀行員・大原次郎は、再就職活動中に金融絡みの難題について相談を受けた。これまでの経験と知識を生かし、怪事件を鮮やかに解決していく。スリル満点の短篇集です。 | ||||
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満足してます・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ | ||||
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何度目かの再読である。 ストーリーは、エリート銀行マンの主人公(31歳)が金融機関破綻で失業の憂き目に遭い、再就職活動に苦労しながら安アパートに住んで食い詰めていく。 ところが、アパートの大家さん(銭湯経営)に頼まれて、元・敏腕銀行員の知識と経験を生かし銭湯の経営危機を救ってあげたことから、その娘(美人女子大生)に気に入られ、喰っていくために「金融探偵」の手書き看板を上げ、市井の商工業者、自営業の困った人たちから依頼をうけて、銀行・金融絡みの小トラブル・大トラブルを調査し、解決していく。 本書は短編集で、なかには荒唐無稽なものも一つ二つあったが、だいたいは楽しんで読めるストーリー・設定であった。 煩いことを言えば、「交渉」部分については弁護士法違反になりかねないが、小説であるから勘弁していただこう。 【補足】 池井戸 潤、江上 剛など、元・銀行マンの書く銀行小説を、充分味わい尽くすには当然ながら最小限の銀行・金融実務の知識が必要だ。 商業高校や大学(経済・経営・商学部)で簿記の単位をとった人なら、銀行小説に登場する用語(手形・小切手、財務諸表、補助帳簿、勘定科目etc.)の何割かは記憶の底に沈んでいるはずだが、金融機関勤務をしたことがない人や、一般企業で経理・資金係の実務についたことがなければ記憶は風化しているだろう。 大企業にいたらまず耳にしない用語だが、「融通手形(略して融手)」の仕組みを知らなければ、極論すれば池井戸作品は読めないと言っていい。 私も、職場で経理業務にタッチしなくなって久しい(20年以上)ので、主人公が一次資料を分析するシーンについていくのに、ワンテンポ遅れるようになってしまった。 池井戸作品を読むためのノート、のような銀行・経理実務解説書を出していただけないものだろうか。 さて、本書を途中まで読んで、どうにも既読感がしてしょうがなかったのは、本書を読むのが3回目くらいだったからではない。 いろいろ考えて、最後に、時代小説の名手・(故)藤沢周平氏の「よろずや平四郎活人剣」と、設定がそっくりなことに思い当たった。 池井戸さんも、藤沢小説の愛読者に違いない。 元銀行員の探偵・大原次郎シリーズ、続編を期待したい。 【このジャンルの推奨書:私の本棚から】 藤沢周平(著) よろずや平四郎活人剣 上・下(文春文庫 新装版 2003/12) 池井戸 潤(著) 仇敵 (講談社文庫 2006/1/13) | ||||
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短編7編、失業中の元銀行員大原次郎が主人公、ミステリー要素のある内容で 池井戸作品のなかでは異色な感じがする、特に第3話の「眼」は角膜の持ち主 の見た光景が移植後の持ち主に受け継がれる」という発想が面白い | ||||
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銀行を辞め就職活動中の大原。 ひょんなことからアパートの大家の絡む銭湯の融資問題で事件を解決。 それがきっかけで細々と金融探偵なる職業を目指す。 いろいろな依頼事項、事件を解決しながらも、再就職を諦めきれない。 彼はこのまま探偵業を続けるのだろうか。 更に腕を上げた続編でも楽しみにしたい。 一般文学通算822作品目の感想。2014/05/31 09:35 | ||||
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対応も早く有難かったのですが全体的に汚れが目立ったのが残念でした。 | ||||
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まず、失業中の元銀行員という設定が面白い。 この元銀行員が他人の悩み事を探偵のような調査と(銀行時代に培った)経験と推理で解決していく短編集。 多少銀行の知識があると、より面白く感じると思うが、仮に知識が無くても支障のない書き振りも良い。 失業中でありながら、あまり損得を考えずに人助けをするややのんびり屋の主人公に惹かれた。 シリーズ化を望む。 | ||||
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元行員で失職中の男性が主人公の全七話のオムニバス。 なりゆきで探偵の仕事を始めたものの、再就職の努力も欠かさない彼が、 財務諸表から現役行員や会社の不正に気付いて問題を解決していくのは 著者の他の作品と同じですが、この本ではその要素が薄いです。 とはいえ、舞い込んでくる事件の奇妙ぶりや 二転三転するストーリー展開は面白いです。 主人公が探偵をしている時に誰かが死ぬとか、 彼に近い人が流血沙汰になるということはほとんどなく、 その意味ではライトでしたね。 文章が軽めで読みやすかったのもよかったと思います。 | ||||
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