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海賊とよばれた男
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海賊とよばれた男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全939件 201~220 11/47ページ
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岡崎勉明さんの格言メルマガに掲載されていたので読みました。戦後の東京で起こっていたことを知ることができ、とても勉強になりました。 | ||||
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映画化を前にして上巻をまずは一読。ちょうどいま合併するかしないかで、話題になっている出光興産創業者の出光佐三がモデル。小説では、国岡商店の国岡鐡造として描かれている。敗戦によって、海外にあった「支店」が全滅。石油を取り扱うこともできなくなり、四苦八苦の状況にもかかわらず、社員をクビにすることなく、ラジオ修理やらなんでもやって、糊口をしのぐ。そのうちに……といったストーリー。 昨今の東京都庁の都議会界隈に潜む(?)タカリの輩のような、競争が嫌いな官僚やらと同様の無責任な構図が、戦前、戦中、戦後の石油業界にも蠢いていたようだ。そういう対立の中で、時にはGHQ・占領軍が良識を発揮して、国岡を手助けることもある。上巻は主に、彼が志を抱いて「石油」に手を染めていく戦前、戦中の活躍が描かれている。GHQなども内部にいろいろな対立があり、時には日本がストロングであってもいいと考え、時には日本を徹底的に足腰たたないようにしてやろうと考えたりもする。 『永遠の0』 (講談社文庫)は面白く(しかし涙と共に)読める娯楽戦争小説であったが、それと同様、楽しく読める娯楽経済小説だ。「現代史」を知る上でも、手頃な入門書ともなりうるではなか。この作品も「右傾エンタメ」なのか? そういうふうに貶める人たちがいるとしたら、発想が貧困なのだろう。こういう小説に「事実」も書かれていることに腹立たしくなるのかもしれない。 エロエンタメも、右傾エンタメも左傾エンタメもあっていいではないか。 いまは亡き五味川純平氏の小説『人間の條件』『戦争と人間』 (三一新書)なども、いまにして思えば「左傾エンタメ」だったのでは? 大ベストセラーになったのだから、筆力もあったのだろう。 ただ、あの人のエッセイ本『怒り、八つ当たり』 (三一新書)は、かなり昔に一読し、その共産圏に甘い認識には唖然呆然とした記憶だけが残っている。その点、百田氏の『大放言』 (新潮新書)はナイスブックでした。百田氏の次回作は『国士と呼ばれた男』などがいいのではないか? 国士といえば……。内田良平とか、勝野金政とか、岸信介とか……。 | ||||
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百田節全開のファンタジーです。 これはもとになっているキャラクター、エピソードはありますが、完全な史実ではありません。 百田さんに脚色された娯楽、時代小説です。 小説と割り切れば楽しく夢のある物語です、心の奥底に(多分)眠ってる大和魂をくすぐられワクワクしながら読み進められます。 百田さんに心酔して勘違いしてレビューを書いてる方、少し冷静になりましょう。 | ||||
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岡崎勉明さんにオススメしてもらった1冊です★ 格言いっぱい!! そして戦争直後の東京でこんなことが起きてるなんて!! 学びいっぱいでした!! | ||||
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こんな時代があったからこそ今の私たちがいて今の日本があるんですね。とても勉強になりました | ||||
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人間は地道さが大切なんだと改めて感じました。 私も目標に向かって頑張ります | ||||
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岡崎勉明さんの紹介で読みました! あなたとだから仕事がしたいという言葉に感動しました。そういう人でありたいと思います。他にも人生の格言になるような言葉がたくさんありました。おすすめです。 | ||||
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これは、面白い! 岡崎勉明さんの格言で紹介があって手に取ってよかった! | ||||
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男の生き様もさることながら、登場する人物の素晴らしさ、時代風景が目の前に蘇るようです!!! この時代の流れとともに変わりゆくこの国のありようが見事に描かれており大変勉強になりました。 先が楽しみで毎日持ち歩いて読んでいます、目頭を熱くすることもしばしばで少し恥ずかしい時もあります、それよりも夢中になる今が少し楽しくて仕方がありません!!!!作者に感謝感謝です。 | ||||
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早々と到着、早速読み始めました、内容もさることながら感激のあまり目頭が何度と無く熱くなりました!!!!久しぶりに良い気分で世のふけるまで没頭して読みふけってしまいました、大笑い!!! | ||||
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日本人の誇りを感じずにはいられない。どんな逆境にも耐える。恩義を大切にする。誰にも負けない忍耐力、哲学、行動力。どの時代にも生き抜ける男とその仲間たちと感じた。 | ||||
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とっさに、この創業者がご存命であったなら・・・などと、焦ってしまった。合併されることなどなければよいがと、心配している。さて、この本は、出光創業者をモデルとしたフィクションではあるが、生き生きした人間像が、戦後独特の時代をバックに描かれており、感動した。リスクを超えて、イランに船が入るところでは、熱いものがこみあげてきた。どんな時代も、エネルギーの確保が国家安泰の基本であることを強く感じ、現在の日本が南、東シナ海における中国の脅威の前に危機的な状況にあることを、もっとメディアが取り上げるべきだと感じた。 | ||||
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個人商店だった油屋が大企業になるまでの壮大で且つ波乱万丈な日々を描いた物語。 この作品を読むと、会社を選ぶ理由に「上司の人柄」という選択肢を入れてもいいなっと思える。 それだけ素晴らしい人格・人望を持った男である。社会人で上を目指す人間なら読んでおきたい。 | ||||
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私は現在、27歳の男性です。今日までに数百冊の本を読んできましたが、記憶にある限り本を読んで涙が出たのは本書が初めてです。主人公の生き方に感動しました。 | ||||
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イランから石油を買い付けるために万難を排して、主人公が行動をおこすところが、感動的でした。 また、国の復興を願って身を粉にして働いた人々の熱い思いが伝わってきて、胸をうたれながら、いっ気に読んでしまいました。 今の私たちにとって、石油の輸入は勿論必要ですが、同時に国内におけるエネルギーの自力確保は、やはり不可欠です。 この本を読みながら、現在の日本の状況を思い「原発は、すべてダメ」と、ひたすら唱える方々に日本を任せるわけにはいかないと言うことを私は強く感じました。 | ||||
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これまでの人生において戦ってきた強い人間は、この小説を読んで素直に感動するでしょう。逆に戦いを常に避けてきた弱い人間は、リアリティーに欠けると批判するでしょう。私はそれほど強い人間ではありませんが、必要以上に文芸作品を難しくは捉えまいと心がけています。また、好きか嫌いかも大きな要素だと考えています。およそ、文芸や芸術の命は、正しいかとか理解できるかなどより、好きか嫌いかです。従って、多くの人が好む作品は、それなりの力を持っているという事だと思います。それが古典になるかどうかは歴史が決めることです。それはさておき、小説である本作品を、まるで特定の人物の研究書や学術書のように捉えて批判することは適当でないと思います。あくまで、仲間たちに物語を聞かせることを生業とする語り部の面白い話として気に入りましたので☆5つです。 | ||||
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本作品を読み、いろいろな感情が湧いてくる。 もっと早くに読めばよかった。とか、実話なのか?これはとか。 いろいろな感情が出てきますが、その中で私が思ったこととは何か。 もっと一生懸命働こうと思いました。 もっとやれるはずです。若干の作者の思いも入った作品ですので、史実通りなのかは知りませんが心が熱くなることは約束できます。 | ||||
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息をつかせる事もなく一氣に続きを読ませる「海賊とよばれた男(下)」がありました。出光興産といふ巨大企業を一代で築き上げた「自伝的小説がおもしろくないはずがない」と解説者・堺屋太一に言はしめた名作でありました。そして、本書下巻のヤマは、やはり『日章丸事件』の真相描写であります。私はこの事件の事を何も知らなかったので、手を汗握る思ひで、本当にドキドキしつつ読み味はふ事ができました。横暴なる石油メジャーに対抗したイラク・モサデク政権の石油国有化政策を助けた外国初のイラク石油輸入は、自前タンカーによる企業倒産のリスクもあった壮図だと感じました。それも国家の後ろ楯もない殆ど一企業の力で達せられのは驚くべき事でありました。このやうな志のある覚悟ある取組みは、その後も石油連盟を脱退して国家主導の生産カルテルを打破する成果として結実しました。我が国の代表的な民族資本でありながらも国家に媚びない、そして、他社とも群れない孤高の精神は、創業者・出光佐三の自己を律する社員を国家を他者を信頼するといふ美徳がなさしめたと言へるかもしれません。その事がメジャーの一画ガルフ石油との提携もなったのでありませう。戦後日本の護船団方式ではない緊張と覚悟の生き方は、今日の時代でも大いに参考とすべきものがあります。今後も折に触れて出光佐三の尊き生き方を繰返し反芻して行きたく存じます。 | ||||
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こんな気骨のある日本人がいたことをはじめて知りました。「出光」びいきになりました。 | ||||
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大ベストセラーとなった「海賊と呼ばれた男(上)」を読み終へました。石油界の愛国風雲児・出光佐三の一代記を手に汗握るタッチで描けてゐると思ひました。それも「狭き門より入れ」との如く商売の王道を行くやうな歩みに感動しました。統制経済や搾取の中間機構を排して消費者、小売業者のメリットを考へる自由経済の信奉者であり、軍や官僚や同業者であっても正論で堂々と戦ふ潔き人間であったのであります。神戸高商時代から石油エネルギーへの炯眼は誠に驚くべきものがあり、独自に機械油を現場に合った調合を目指す改善取組みも素晴しいものでありました。満鉄での車軸油採用の成功は、前半生の外地方面の隆盛を象徴してゐました。それも、日本の敗戦ですべてゼロとなり、占領下の格闘でどうにか「石油配給指定店」となった事で新たな挑戦に立てるやうになりました。未だ未だ先行きが分からない再スタートを下巻でどう展開するか熱く期待したく存じます。 | ||||
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