■スポンサードリンク
海賊とよばれた男
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
海賊とよばれた男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全939件 181~200 10/47ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
戦後の復興期に石油メジャーや官僚機構に取り囲まれ苦境に立たされながらも,家族愛と正義を貫き通すその姿は,アメリカに次第に追い詰められ孤立化させられた戦前の日本国そのものを彷彿とさせる。鐵造は言う。「戦うためには武器がいる。一振りの刀が与えられたなら,石油メジャーを打ち破れる。」「その刀とは,何か?」「タンカー。」 振り返り,平成の日本は何を武器に,世界と渡り合っていこうとするのだろうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
情熱的な日本人の生き様 生きがい、やりがい、使命を教えてくれる 今の私たちには眩しい こんな人生に少しでも近づきたいと思う | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とてもきれいな状態で送っていただきました。 映画の感動を再び味わいたいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
起業家たる者の信念を思い知らされる。100年前だろうが起業家とは信念が無ければいけない。 敵が多く不器用だが信念が揺るぎないもの、そして真理に根差したものであれば、どれだけ批判されようとも結果を出せる。社長だけでは何もできないので、優秀な部下を惹きつけるのも経営者としては必須。 給料の待遇だけでは所詮は労働契約の中だけのドライな関係。もっと条件のいい会社があれば簡単に裏切られる。カリスマ経営者だった出光は人としての魅力があったし、部下に裁量権を与えて自由にやらせていた。結果として優秀な人材を多数獲得して発展させた。現代の出光興産がどうかは知らないし興味も無いが、創業者は間違いなくカリスマだった。 そんな彼がどう立ち振る舞ってたかを知ることができる名著。エンタメ小説なんだから、当然脚色はあるので大人の判断で割り引いて評価しながら、それでも史実にはほぼ忠実である。 大事なのは、昔の話をどう評価するかで、その人間の質がわかる。時代背景は当然違うので現代ならど彼はどうするか?と当てはめる能力が必要。まさに温故知新だ。 古い話にはカビが生えている、陳腐だ、最新のノウハウ教えろ、と考えがちな人間は、脳みそや存在が陳腐なつまらない人間である。こういう手合いは簡単に裏切るタイプなので付き合うとケガをする。 先人の体験談、考え方を理解し、現代にどう応用するか?この発想ができる人こそが大成する。本当に賢い人や大物は絶対にやってる思考法。どっかの大企業の創業者とかほぼ100%古典を座右の書にしている。 貧乏で学校行ってないような経営者は学歴はないが学問ができている。 ここでは出光がやってきたことを自分に当てはめて考える能力が大事である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
出光石油創業者をモデルにした一代記の上巻。戦中・戦後の石油をめぐる利権を背景に、反骨の主人公が描かれている。消費者、すなわち国民に利する商いに徹した不屈の精神が胸を打つ。「国岡」の生きざまに共感して協働する社員たちの誠実にも心打たれる。 目先の利ばかり追う腹黒い商人、小役人に苦汁をなめさせられながら、国岡商店はピンチをはねのけていく。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何度も絶体絶命の危機に陥りながら、そのたびに国岡商店は起死回生の秘策を打って雄躍を続ける。 ただし、下巻では作者が次第に史実や資料に押され気味なのか、少しだけあらすじっぽくなってしまった。盛り込む場面が多すぎて、大河ドラマの総集編のように、コマ切れ場面の継ぎ合わせっぽさが感じられる。長編になりすぎないよう、場面を描きこむ余裕がなくなってきたか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大和魂とはまさにこのことを言うのでしょう。カッコ良すぎて泣ける。 戦後の日本人の強さを感じます。こういう時代があっていまの日本があるんだと本当に思います。みんなにオススメしたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
言わずと知れた出光興産の創設者・出光佐三氏をモデルとした主人公、国岡鐵造の生涯を描いた長編小説。 学生時代に石油の莫大な需要を予見した国岡は、その商いを一から学ぶために大手商社への道を捨て、小さな個人商店に身を置くことを選びます。 自ら大八車を引き、小さな顧客を渡り歩く日々。 大手商社マンとなった同窓生の姿に、道を誤ったのではないかと葛藤することもありましたが、店主のひたむきな商いへの姿勢に鼓舞され、初志を貫くことを決意します。 月日が経ち、灯油の卸先が飽和し売上げが伸び悩んでいた矢先、知人の話から漁船に灯油を卸すことを思いつきます。 しかし、既に卸元は大手石油会社が牛耳っているのが現状でした。 それでも国岡はあきらめることなく、誰も思いつかないような奇策に打って出、多くの漁船により安く灯油を卸すことに成功します。 そしてこの勝利は、いつしか国岡が「海賊」とよばれる所以となるのでした。 石油が国を動かし、世界を制する時代に移るにつれ、国の石油機関や軍部、さらには米英メジャーとの熾烈な争いを繰り広げることになります。 日本を守るという一心で戦う国岡の姿は、大変勇ましく感動させられるものでした。 強いリーダーシップを発揮し、強敵に挑んでいくこうした人物像を描く小説がベストセラーになる。 そうした流行の背景には、世界のパワーバランスが大きく変わろうとしている現在、この日本という国の存続に対して、 私たちが無意識的に不安を感じているという事実があるのではないかと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
言わずと知れた出光興産の創設者・出光佐三氏をモデルとした主人公、国岡鐵造の生涯を描いた長編小説。 学生時代に石油の莫大な需要を予見した国岡は、その商いを一から学ぶために大手商社への道を捨て、小さな個人商店に身を置くことを選びます。 自ら大八車を引き、小さな顧客を渡り歩く日々。 大手商社マンとなった同窓生の姿に、道を誤ったのではないかと葛藤することもありましたが、店主のひたむきな商いへの姿勢に鼓舞され、初志を貫くことを決意します。 月日が経ち、灯油の卸先が飽和し売上げが伸び悩んでいた矢先、知人の話から漁船に灯油を卸すことを思いつきます。 しかし、既に卸元は大手石油会社が牛耳っているのが現状でした。 それでも国岡はあきらめることなく、誰も思いつかないような奇策に打って出、多くの漁船により安く灯油を卸すことに成功します。 そしてこの勝利は、いつしか国岡が「海賊」とよばれる所以となるのでした。 石油が国を動かし、世界を制する時代に移るにつれ、国の石油機関や軍部、さらには米英メジャーとの熾烈な争いを繰り広げることになります。 日本を守るという一心で戦う国岡の姿は、大変勇ましく感動させられるものでした。 強いリーダーシップを発揮し、強敵に挑んでいくこうした人物像を描く小説がベストセラーになる。 そうした流行の背景には、世界のパワーバランスが大きく変わろうとしている現在、この日本という国の存続に対して、 私たちが無意識的に不安を感じているという事実があるのではないかと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とてもきれいな状態の本が、文庫本よりも安い値段で手に入りました。配送も早くて満足しています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
百田尚樹さん作、映画公開前に海賊と呼ばれた男の上巻読了。序章から目頭熱くなり作品の中に引き込まれあっという間でした。下巻もとても楽しみ。 読者を物語の世界に十分没頭させてから、表立って語られない明治、大正、昭和当時の経緯や背景について丁寧にお調べになられ、その歴史をしっかりとこの名作の中に記されております。 私としてはお話も面白い上に、近代史の参考文献として繰り返し活用したいと思った一冊でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ここまで信念を持って日本のために独立起業として貢献された会社や人々がおられた事に驚きでした。次から次へと起こる困難に立ち向かい、越えられない壁があっても素晴らしい対応、人を信じて育てて、泥臭く仕事する登場人物たちを想うと、普段の自分も清々しい気持ちで仕事に臨めます。 物語の中では、誰が苦労して、努力して、誰が卑怯で、煮え切らなくて、愚かであるか明確に記されていて、お馴染み百田節にニヤニヤさせていただきました。 この本を報道出来ないテレビ局が赤坂にあるなんて、意味がわかりません。感動したし、勇気もらえたし、映画早く見に行きたいし、出光でガソリン入れたくなりました! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一年前にこの本を読んで、とても感動しました。一昨日、封切りの映画を観て感動を新たにしました。しかし、原作を読んだ時の方がより大きな感動を得ました。多くの方にお勧めしたい作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
巻末の解説において堺屋太一氏は、自分にとって上巻は歴史。下巻は体験したことであったと書かれていました。昭和34年生まれの私にとっても、下巻の後半は、まさしく体験であり、こんなことが起きていたんだと、認識を新たにしたところです。 作者の百田氏も、下巻になると、その筆致が冴え渡ります。近代史を振り返るにも良い教材となるでしょう。 それにしても、出勤簿も定年もクビもない会社。社員は家族という考え方。昔は多かれ少なかれ、こんな感じだったのでしょう。過労死なんて、考えられませんでした。なんせ家族なんですから。 かくいう私も若かれし頃、バブル景気で世間は浮かれていましたが、我々の仕事は、当初予算以上に補正予算がついてしまい、深夜労働、泊まり込みなんてことは、日常茶飯事でした。でも、仲間や同僚とともに頑張り抜いたという記憶しかなく、現在の過労死のような孤独な戦いではなかった気がします。 小説で描かれているような男たちがいたために、戦後復興がなされ、その後の経済発展につながったことは、紛れもない事実であり、作中に何度も出てくる「必ず日本は立ち直る。」と言うコトバに、このような人々がいたからこそと、感慨深いものがありました。 しかし一方、主人公や彼を取り巻くような、すばらしい人々がいたにもかかわらず、なぜ「立ち直る」ではなく、「立ち直る」必要が生じる前に、何とか出来なかったのでしょうか。アメリカと一戦交えて勝てるわけがないことは、わかっていたでしょうに。また、開戦自体はやむを得ないとしても、あのような悲惨な結果になるまで継続させてしまったのは、何故だったのでしょう?これを問題にすると、本の主旨からズレていってしまいますが、やはり、志と不屈の精神だけではダメで、知識と教養を兼ね備える必要があるのかもしれません。しかし、私も含め今のほとんどの日本人には、四つともすべて欠けているのかもしれませんね。 小説は出光興産を元に描いていることは周知の事実ですが、これを読むと、創業者グループが、合併に異を唱えるのもわかる気がします。なんせ「儲けよ」というコトバを一度も発したことのない人物が創業者なのですから、自ずから志が別の次元にあると言うものでしょう。 ラスト近く、主人公の別れた奥さんの話題が出てきます。これが実際にあった話かどうかはわかりませんけれど、最後の最後に、このエピソードを入れるというのは、百田氏も意外とロマンチストなんだなと感じ入りました。これのおかげで、怒濤の勢いで展開する小説に一服の清涼剤が加わり、より一層味わい深くなりました。 さてこれが、どのように映画化されたのか、見るのが楽しみです。その感想は、Ya〇〇〇!のレビューにて。。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
虎ノ門ニュースを通じて百田さんの大ファンになりました。 映画化に伴い原作読ませていただきました。 戦後の歴史を知れると共に出光さんのような国士がいたことを誇りに思いました。 興奮と感動であっという間に読み終えてしまいました! そしてカエルの楽園、カエルの楽園が地獄と化す日も拝読し中国が忍び寄る不安を感じながらも、出光さんのようなかつての国士が再建させてくれた日本を守るために強く熱く立ち向かわねばと感じさせてもらいました。 余談ですが、映画のCM・PRが始まりましたが百田さんのお名前は全く出ませんね。こんなにも原作者の紹介がないことは国益を考えないマスコミの闇を感じます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
冒頭の第一章は、昭和20年~昭和22年までとなっていますが、すぐに第二章は、明治18年に飛びます。この上巻は、戦前から戦中にかけてが中心となっています。 実在した人間をモデルに書かれている小説なのでありますが、文学的と言うよりも、歴史的事実を羅列したドキュメントドラマ風とでも言いましょうか、日本の近代史を振り返るにもとてもよい教材となるのではないでしょうか。 思い起こせば高校時代(私は1959年生まれ)。メジャーと言えば、大リーグではなく、まず石油メジャーを刺していました。現代史の時間と見紛うばかりだった地理の授業では、ずいぶん話題になっていたものです。 上巻を読み終えた今、下巻の展開が楽しみであります。全体の感想は下巻にて。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
上に続けて、読みました。 岡崎勉明さんの東京講演でおすすめ頂いて、この本と出会えて良かったです。 何の仕事するかではなく、誰と仕事をするかが大事なのだと改めて、思わせて頂きました。 格言、名言、良い言葉が散りばめられていますので、これからも良い本と出会えるように読書を続けて行きます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
現在の企業経営者の方に読んでいただきたい一冊だと思います。 出光を見直しいたしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本を読み始めた時は”本当にこんな人物はいるのだろうか”と疑問に感じてしまった。出勤簿もない社員の一人も馘首しない…。ですがこの本を読んでいくにつれて<人と人との信頼がとても大切>だという事をとても感じさせられました。この本から仕事・勉強への向き合い方など様々な事をこの本の主人公’’国岡鐵造’’という人物から学ばさせられました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
戦後、日本には誇りを持てる人達が沢山いてくれたおかげで、 今の日本があるのだと思いました。 見終わった後、ここにでていたガソリンスタンドしか使っていません。 もうすぐ、映画もやるようなので、とても楽しみにしています。 岡田准一さんが主役ということで、期待しています。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!