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(短編集)
和菓子のアン
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和菓子のアンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.79pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 1~20 1/2ページ
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初めての作家の作品を読了。第三弾の本作品から読んでしまった。和菓子の話題で終始。興味深い内容ではありますが、また読みたいかっていうと微妙です。楽チンに読める気楽な作品です。 | ||||
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うすっぺらな内容である。 主人公は18才の女の子で、彼女が百貨店の和菓子コーナーで働く事を題材にしている。和菓子をめぐって人々の付き合いのミステリーが解読されていく。 ジャンル分けするなら、ミステリーになる。しかし、血みどろな事件などなく、人々が何気ない日常のわだかまりが、和菓子をメッセージとして謎がひもとかれていく。登場人物は個性的だが、現実感がなく、終始まるっきりマンガのキャラクターのようである。小説としても文体は軽く、ティーンエイジャー向けである。お菓子の魅力しただひたりたい時に読めばよい。 ひたすら読み易い文体である。そして読み終わった後も感動はない。小説を読むという行為の練習ぐらいにしかならない。 | ||||
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身近なのにあまり知らない和菓子のことを物語の中からわかりやすく知ることができます。結末としては今ひとつインパクトにかけますが楽しく一気に読ませていただきました。ら | ||||
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デパ地下の和菓子店で働き始めたアンは、接客販売の仕事や和菓子の世界にのめり込んでいきます。 和菓子の名前や伝統を題材にしたミステリー要素もあって、和菓子の奥深さを感じられます。 ほのぼのとしすぎていて個人的には★3つ。 | ||||
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う~ん、もう少し内容があっても良いと思う。ぽっちゃりの女の子が和菓子屋さんに勤めるお話で、勤め先の店長さんがきれいいなんだけど、洋服のセンスが無いとか、かっこいい男性店員なんだけどオネエ口調とか、ぽっちゃりの女の子で自分に自信が無いけど、化粧を美容部員にしてもらったら、かわいいく大変身とか・・・とってつけたような店長によるお客さんに対する推理・・・。すべてがマンガだったら面白そうです。あ、漫画あるんですね。但し、和菓子だけは食べたくなったので★みっつぅ~! | ||||
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切れない糸の作者の別の作品も読みたくなり、あらすじだけでこの本を選んだ。 作者のプロフを辿っていくと、先入観を持たれるのがイヤで性別を公表していないという。 ただ、この作品は、切れない糸と違い、主人公の容姿に対する劣等感が食べ飽きるほど描かれている。 150センチ57キロがどれだけ太っているかなどは、男性にとってはよくわからない部分であり、どうでもいいこと。 この点で私は女性だと作者は暴露しているようなものだ。 私太っちゃったみたい←どこが?こんな印象を男性としては持ってしまう。 和菓子にまつわる知識は面白く、とても勉強になったが、自分の太っている(のだろうか?)ことを執拗に気にする主人公のことしか頭に残っていない。 これだけ容姿のことばかり気にしている描写が多いなら、最後にはしっかりそれでも主人公は魅力的だというフォローをもう少し強めにして話を〆てほしかった。 続編があるみたいなのでそちらに期待する。 | ||||
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推理モノというより、和菓子に絡んだ日常の疑問や謎を主人公と周りの面々が解き明かしていく物語なんですね。 文章はクセがなく、平坦で余計な漢字変換もされていないので、疲れることなく読み進めていけるのは魅力的だと思います。 批評されているほどキャラクターの設定や、作風、言葉遣いには違和感を覚えませんでしたが、代表的なのは物語の進行上で 何の意味もないのに、いきなり主人公の戦争反対な主張が出てきたり、恋愛の在り方に何故か“韓(ハン)流”という言葉が 遣われていたり(別にハーレクインでも昭和の昼メロでもいいんじゃ?的な)、不自然な唐突感が邪魔をして素直に感情移入 できませんでした。 割と良質な作品なのに低評価が多いのは、その辺がネックになってるのかしらん?とか穿って見てしまいそうな小説でもあります。 ハードカバーを買ってまで読みたいとは思えないので、続編は文庫本待ちになりそうですね。 | ||||
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キャラクターやプロットなど見ると、決して悪い本ではないのですが、あまりに「文章」が「マンガ」っぽいです(そして、皆様お気づきのようにすでにマンガ化されています)。 これから「和菓子のアンワールドに入る」という方には、文章による芸術というこだわりがなければ、マンガ版をお薦めいたします。 | ||||
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読むと、和菓子屋さんに行きたくなるかも。 ミステリーというより、和菓子の豆知識に「なるほどぉ」と思っちゃいます。 ちょっとした漫画を読んでいる気分。 夜ホッとしたい時に読むと、優しい気分で眠れます。 | ||||
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和菓子の話というので どんな珍しい和菓子が出てくるのだろうと読んでいたら 単なる和菓子の名前のいきさつや その名前に関する薀蓄を中心にすえた内容で2話目で読むのをやめてしまった。小説としても会話中心で解決して行ってる部分が多く 客が買った和菓子の種類に関する決め付けも そこまで推理するのは行きすぎだろう と感じてしまう たぶん驚くほど面白いことはこの後も書かれてはいないだろうと思い やめてしまった。 和菓子でこういったテーマに絞ったということは たぶん心の底で 和菓子のおいしさこそ最高ーーーーーーーって 思ってはいないんだと思う 残念。 | ||||
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18歳の女の子が、デパートの和菓子店でおこる日常に謎解きが入っている物語です。和菓子の世界はまったく知らないのですが、和菓子の世界の常識がわかりやすく書かれていたところが面白かったです。ライトノベルな雰囲気がするので、気軽に読める物語を楽しめる人向きだと思います。 | ||||
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デパ地下の和菓子屋さんを舞台にした連作短編ミステリ。 北村薫さんの「円紫さんシリーズ」や加納朋子さんの「駒子シリーズ」でジャンルとして確立された「日常の謎」系のミステリ。 和菓子屋を題材に、お菓子好きのぽっちゃり癒やし系のアンちゃんに降りかかる謎を軽やかに描いています。 日常の謎とは言いつつも、和菓子に関するトリビアはなかなか耳にすることのない話なので興味深く、楽しんで読みました。 人の死なないミステリは、確かに中学生には取っつきやすいかも。 五編収録された作品の中で好きなのは「一年に一度のデート」。 七夕の季節に提供する上生菓子「星合」。黒い餡の地に透明な寒天が流され、小さな鳥が浮かんでいるデザイン。「どうしてこれが七夕なんですか?」という質問に、アンちゃんは店長から仕入れた受け売りの知識を披露します。 「まず、この黒いのは夜空です。星が浮かんでいないのは、まだ天の川が見えないから。そしてこの鳥はカササギ。織り姫と彦星が会うためには、カササギが橋を架けてあげなければいけません。なのでこのカササギは、これから橋を架けにいく途中なんです。」 すっかり感心した女性は「星合」を二つ買っていく。そして翌月、旧暦の七夕の時期に彼女はもう一度、七夕のお菓子を買いにやってくる。ちょっとした謎を携えて。 株にハマる頭脳明晰な店長さん、和菓子職人を志すお姉系の同僚、元ヤンの先輩とキャラクターも分かりやすいので、テレビドラマ向けだと思ったり。 光文社のジャーロで続編を書いているので、そのうち続編がでるんでしょう。読む楽しみがまた一冊増えました。 | ||||
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評価が高く、和菓子にも興味があり購入しました。 しかし、ミステリー要素よりも気になったのが主人公の性格。 お話ごとに「私とは合わないな~」と感じたのですが、一番鼻についたのが第一話です。 職場探しの際に「男性職員がいる」という点で避けたり、いざ入った和菓子屋で実は男性職員がいるというだけで「失敗した」と思ったり… 本人は自分のぽっちゃりした体型がからかわれるため異性に対して敵愾心めいたものを持つと説明していましたが、男性というだけで避けることそ偏見だろうと思いました。それを筆頭に、主人公の底の浅い偏見からの持論がとことん自分と合いませんでした。 そして、私がミステリー小説を読み慣れているからか、「主人公がそこを指摘しただけでなんでそんなに絶賛するの?」というように、読者としては当たり前な指摘を主人公がした場合、ほかの登場人物(店長など)から「賢い」「よくきづいたね」と褒めてもらっています。そこにも温度差を感じました。 しかし、全体として文章は読みやすく、メインの和菓子に関する事柄はよかったです。紹介された何点かの和菓子は実際に食べてみたいと記憶に残りました。 本を読み終わり振り返ると、アンちゃんはまだ10代。高校を卒業したばかりです。そのような時期には、異性への態度やお化粧への抵抗感など、多感にもかかわらず潔癖なところがあっても仕方のない年なのかもしれません。ほかのかたが書いていたように主人公との相性で大きく評価が変わる作品だと思い、星を3つにしました。 | ||||
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自分は表紙のイメージで日常ものを期待して読んだら謎かけみたいなものがあって、それがうざったく感じました ミステリー?というには大げさだし、それ程腑に落ちた感も無いのが… お客さんのプライベートに踏み込むのもどうかと思うし。 謎かけ要素は無くて良かったです ミステリーが読みたければガッツリしたミステリーを買うもの。と思いました それと、自分は太っているからと何かにつけて卑屈な思考になる主人公も鬱陶しかった。 そういうのは程々にしないと鼻につきます 和菓子の蘊蓄は面白くて、可愛らしく美しい言葉も多く、面白かったです 登場人物にリアリティが無いとは他の方のレビューにもありますが 接客業って言っても現場はもっと殺伐としているもんですよね イヤな人も一人も出て来ないし… まあ終始ほんわかした雰囲気に留めておきたかったのでしょうが うーん… つまらなくはなかったけど、もうひとつふたつ、みたいな作品に私は感じました。 | ||||
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和菓子の専門店で勤務しています。和菓子に普段接していても、由来など突き詰めて考えることはなく、「これはそういうことか」と何度も思いました。しかし、師匠のようにあそこまでひねくれて回りくどいようにしなくても美しさとかネーミングに感動できるのが和菓子だと思っています。めぐる季節の少し先の和菓子を売り出して「もうすぐそんな季節なんだね」と思わせるのが和菓子の魅力だと考えます。 | ||||
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面白かったです。登場人物がとりあえずぶっ飛んだ設定にしてあって、ミステリーだと知らずに表紙のイメージで読むのならとても面白く読めると思います。私は表紙で気に入ったので中身がミステリーだとは知らずに読んだので、ヒューマンコメディだと思って読んでました。レビューを読んで初めてミステリージャンルだと気づくという感じ。 ミステリーを期待するよりは、ちょっとほのぼのしたい時に読むことをお勧めします。 杏子ちゃんは今どきの高校生らしくない諦観した女子高生で、私は好きですが好き嫌い別れるような性格かもしれません。 畠中恵さんが好きな方は好きな内容だと思います。 | ||||
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和菓子の奥深さや、お店と取り巻くミステリー、人間関係など、楽しく読めます。 ただ軽妙なので、深み、重みはないです。 バランスをとって、3点くらいかな。 | ||||
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2010年に出た単行本の文庫化。 今回の舞台はデパ地下の高級和菓子店。アルバイトのぽっちゃりした女の子が主人公。 いつものように小さな謎を解き明かす趣向で、短編5本が収められている。 デパ地下や和菓子の業界裏話というか、蘊蓄のようなものが楽しくて、引き込まれるように読んでしまった。出てくる和菓子がどれも美味しそうなのもいい。 謎そのものは他愛もない。ただ、その見せ方が巧みなので楽しく読める。 坂木ファンなら安心して手に取っていい一冊だ。 | ||||
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デパ地下の和菓子屋を舞台にした物語。 ミステリというほど謎解きの要素はなく、 青春小説というほどの甘酸っぱさもない。 いい意味でも、悪い意味でも、軽い読み物と言った感じ。 残念なのは、鉄火気質の店長や、オネエや、元ヤンの同僚という、 個性的なキャラが多いのに、それを生かしきれていないところ。 ちなみに、読み返して見て気づいたのですが、 この話、同じ著者の作品「切れない糸」と世界を共有してるんですね。 | ||||
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さくさくと読めました。 和菓子のうんちくや主人公の成長物語の部分が多くしめていて ミステリー部分はおまけな感じです。 ミステリーとして読んだせいもあるけど ミステリーの謎をとく役割の店長がどうしても影が薄いイメージでした。 | ||||
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