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被告の女性に関しては



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【この小説が収録されている参考書籍】
被告の女性に関しては (晶文社ミステリ)

被告の女性に関してはの評価: 3.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

ミステリではないけど

最後の方になるまで、全然ミステリぽくなくて、でも恋愛小説でもないんだけれど。アランという青年の精神がしっかりしっかり暴かれていて、凄いです。褒められたい心理とか、時と場合によってSだったりMだったりするのって自然だと思うし、そういうのとか。思っていた内容とは全然違いましたが面白かったし、なかなか読みやすかった。最大のミステリはイヴの心だったと思う。あんまり明かされないので。
被告の女性に関しては (晶文社ミステリ)Amazon書評・レビュー:被告の女性に関しては (晶文社ミステリ)より
4794927312
No.1:
(4pt)

犯罪者と、そうでない者の違いは何処に?

詩を愛する夢見がちな青年と、愛に餓えた美しい人妻、彼等の恋が周囲に投げかけた波紋と、その顛末を描いた作品です。恋愛の悲喜劇が、適度に読者の笑いを誘いを誘う、滑稽な物語として表現されています。しかし、1920年代はじめのトンプソン夫妻とバイウォーターズの事件、1930年代のラッテンベリー夫妻とストーナー事件、さらには1910年代のドクター・クリッペンの逃亡劇など、実際にイギリスで起きた不倫がらみの犯罪が下敷きになっており、実際に犯罪が起きるのか否か、犯罪が起きたらどうなるのかと、ミステリファンならば、少なからず興味をそそられる内容となっています。登場人物等の揺れる心理描写は、あまりに巧みです。
被告の女性に関しては (晶文社ミステリ)Amazon書評・レビュー:被告の女性に関しては (晶文社ミステリ)より
4794927312

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