毒の目覚め
評判
毒の目覚めの評価:
4.55/5点 レビュー 11件。 B ランク
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1〜11 1/1ページ
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毒の目覚めの評価:
4.55/5点 レビュー 11件。 B ランク
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ストーリーなどは他のレビューアさんが詳しく書いていらっしゃるので、ここではその他に自分が感じたことなど書いてみます。とにかく蛇が続々と登場するので、まず爬虫類が生理的にダメだという人にはこの作品は無理だと思います(^^;。家に満ちあふれた蛇、どこから出てくるかわからない猛毒の蛇タイパン、赤ん坊の上でとぐろを巻く蛇、ちろちろと舌を出してこちらをうかがっている蛇、鎌首を持ち上げて攻撃態勢にある蛇、集団になって川のように走る大量の蛇の群れ・・・などなど、蛇に関する描写に満ち満ちています。見とれるほど美しいという蛇も登場するのですが、頭の中でそれを思い浮かべるだけでも結構気持ち悪くて背筋がゾクソクしてきます。私自身はといえばどちらかと言えば嫌いだけれど、テレビや爬虫類館などでは怖いもの見たさについ見てしまう方で、そんな私でも、夢に出てきてうなされそうな気分になりました。(^^;。
また、前回のヒロインがコミュ二ケーション障害気味の産婦人科医だったのに対して、今回は人嫌いでできるだけつきあいを避けている獣医で、理由は違うと言えどかなり似たタイプというか・・・もしかしてこれは作者自身がこういう傾向がある人なのでしょうか。決して悪い意味ではなく、私小説つまり自分が経験したことしか書けない作家がいますが、この作者もそういうタイプなのかもしれません。主人公が、人と会いたくない、話したくない、目を見たくない、返事したくない、一刻も早く1人になりたい、と、そんな内省的なつぶやきがとても多くて、前作と同じだからというせいもありますが、正直、またかという感もありました。同じ作者なので似たような作風になるのはしょうがないのですが、もうちょっと何か変化をと思ってしまいました。
後半はキリスト教の現状についても勉強になりました。完成度は1作目より高く、テーマも、意表をつく後半もよかったと思います。3作目も翻訳されているので、そちらも読んでみたいと思います。